『はあ…レノ先輩と別任務とか、つまんなーい!』
「情けない声出してないで集中しろよ、と。」
『そういうレノ先輩こそ、サボって隠れて煙草吸ってるんじゃないの?』
「ばーか。オレはお前と違って仕事はキッチリこなす真面目な大人だっつの。」
『社畜…。』
「切るぞ。」
『わ~!!すみません!もう少しレノ先輩の声聞きたいから切らないでください~!』
「たくっ…。そっちは順調に進んでるのか?」
『順調順調!って言いたいところなんだけど…。』
歯切れの悪いザックスにレノは訝しむ。
「どうした?」
『任務内容に無かったモンスターが出てきちゃってさ。』
「そりゃあ、ご愁傷様。」
『ひどい!応援の言葉欲しいなぁ…。』
「あーはいはい。頑張れ~ザックス~。」
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