nekoruru_haya☆quiet followDOODLEフォロワーさんからのリクエスト。【ちょっといじわるな事を言うくわなくんと、いじわるを言われているのに嬉しそうなまついくんが読みたいです】いじわるってどういう事ですか?これはいじわるですか?ちょっと分かりませんがこれで許してください。リクエスト、有難うございました!!! ##くわまつ Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow nekoruru_hayaDOODLEくわまつばれんたいん2023ちょこより甘く2/14。 朝から江のめんばあにちょこを配る松井を見掛けて、ああ、今日はばれんたいんだっけ、と気付く桑名。自分が貰う側にある可能性に微塵も気付かない桑名は、ちらちらと様子を伺う松井を知る由もない。 昼を過ぎ夜になり、もう日付も変わろうとした深夜。松井が早寝の桑名を文字通り叩き起こして山吹色の小さな包みを鼻先に突き付ける。でも顔はそっぽ向き。 「どうして欲しいと云わないんだっ」 「ええ……」 「もういい、これは僕が」 「くれないの?」 言葉に詰まる松井を覗き込んで目の前で手を広げる桑名。 「一緒に食べよ?」 「歯磨き済んでるし」 明らかに渡す機会を逃して拗ねている。 「じゃあ、歯磨きも一緒にしよ?」 ぐぬぬ、と呻いて包みを押し付けた松井が最後の足掻きに桑名を一睨み。 611 nekoruru_hayaMOURNINGくわまつオンリーで無配のひとつとして押し付けるつもりでしたが、没にしたのでこそっと。信頼「松井なら避けると思って」 「桑名なら堪えると思って」 手入れ部屋の中。 並べられた二組の布団の上にふたりで横たわる。久々の手入れな気がするな。慥かこの前は――、と考えてはたと気付いた。 「普段、松井君はともかく、桑名君はもう少し落ち着いてるように思うのだけど?」 審神者の遣いでやってきた近侍が苦笑を浮かべている。 「あはは」 戦はあまり好きじゃあない。だけど松井となら少しの無謀も計算の内に入れてしまうのは事実。これも全部、松井への信頼と云えばそうなのだけれど。 「桑名の所為で怒られたじゃないか」 「はあ……、あそこまでやれとは云ってないやん……」 「僕が悪いって?」 「悪くはないけれど、良くもないって」 「はあ?!」 517 nekoruru_hayaDONE一年振りにお会いできたフォロワーさんへ押し付けたSS。タイトルはお題でいただいたものです。云いたかった云えなかった「僕ね、松井の事、好きなんだ」 何の脈絡もなく、突然、青天の霹靂、藪から棒に桑名が云った。全然そんな雰囲気ではなかったし、なんなら今僕はやりたくもない畑仕事に当番でもないのに駆り出され、厭々ほうれん草の種蒔きを手伝わされているところだ。大方、こうやって当番以外でも割合に簡単に手伝わせる事が出来るのを重宝がってるってだけだろう。 「あ、そう」 適当に相槌を打つ。 指先で土に穴をあけ、そこに種を数粒ぱらぱらと零し入れた。 「あれ、伝わってない?」 隣の畝のよく育ったほうれん草を収穫していた桑名が手を止めて僕を見る。前髪の奥をじっと見返してから手元に視線を戻して呟いた。 「伝わってる。でも畑仕事は好きにはならないよ」 941 nekoruru_hayaDOODLE2022/07/07 七夕ぎりぎりですが、賑やかしに。その川を越えて桑名と喧嘩した。 いつものやつだ。 頭を冷やす為に庭に出て、ひとりでふらふらと歩き続ける。夏の景趣では頭を冷やすどころじゃなく、熱で余計にくらくらする。もう原因すらどこかに飛んでいってしまったのに今更部屋に戻る事も出来ず、庭の隅の水場へと辿り着いた。 井戸とは別の外の川から引き込まれた小さな水路をきらきらと透明な水が流れていく。眩しい日差しを反射する水面はまるで夜空で瞬く天の川を彷彿とさせ、そう云えば短刀たちが七夕の笹飾りを賑やかに作っていたなと思い出した。 「年に一度しか逢えなかったらいいのに」 零れ落ちた独り言はどことなく寂しい。一年に一回の逢瀬が寂しいのか、そんな事を考えてしまう現状が寂しいのか、茹だるような熱の所為でよく解らなかった。 1051 nekoruru_hayaPROGRESSくわまつですが書き手以外誰も幸せにならない予定のお話の下書きというか荒書き。ちゃんとしてから後日支部に上げます。完結に向けてぼちぼち追記していきますので現状は途中経過の進捗見て見て構ってちゃんなので注意。.5や独自設定盛り込んでます。biotope歴史は大河の流れのようなもの。 何れかのサーバーの何某という本丸の誰彼という刀剣男士がそう例えたと云う。果たして事実、そうなのだろう。世界が始まり時間が動き出したのを起点に歴史は流れ始め、時の政府が管理している現時点まで一筋の大きな河として流れ着き、この先へと恐らくは流れ続けていく。歴史の流れは大きく緩やかであった為、その道筋は逸れる事もましてや氾濫する事もなく、ただ過去から現在、そして未来へと流れていくものと思われていた。 その時、までは。 ある時、後に歴史修正主義者と呼ばれる未知の存在が現れた。彼等は過去から未来へと流れるだけだった時間を遡り、歴史という過去に起こった事実の改変を開始する。それは水面に小石を投げ入れて波紋を浮かべる程度で済むものから、巨大な岩で流れを堰止め、流れる方向自体を変えてしまうような改変となった。波紋程度であれば歴史という事実認識の強固さ故、自浄作用が働き、大勢に影響はない。だが、流れる方向が変わってしまえば今日までの道筋が違えてしまう。 2031 nekoruru_hayaDOODLEフォロワーさんからのリクエスト。【まついをめちゃくちゃ甘やかすくわな】松井をめちゃめちゃに甘やかす桑名はデフォですよね。https://poipiku.com/423378/5711720.html の続きです。「本当にごめんてば」 でも、僕だけが悪いんじゃあないと思うんだけれど、と続く台詞は松井の研ぎ澄まされた視線に制されてしまった。 手桶に湯を入れて部屋に戻ってきた桑名を一睨みした松井が布団の中でくるりと背を向ける。居心地が悪そうに身動ぎ続けているのは、先程までの名残が敷布のあちこちに有る所為だ。 枕元に手桶を置いた桑名は押し入れへと向かい、中からもう一組の布団を取り出して今あるものの隣へと敷く。それからいつまでも布団の中に籠城続ける松井の横に膝を付いた。 「ほら、起きて」 声を掛けるが起き上がる気配がない。ただちらりとだけその碧色の視線を桑名へとやった。 「……起きられなくしたのは、誰?」 「はいはい。僕、だよね」 1125 recommended works capiDOODLE夢前三治郎 きしろPROGRESS 5 kumamimmDONE海辺の景趣を脳内で眺めながら書いた暗い話です。あまりにもイメソン(天国より野蛮/中谷美紀)に寄ってしまったのでこちらで。暗いの大丈夫な方のみどうぞ! 3 ohmi_riMOURNING描いた絵を随時お焚き上げする場所 15 as(アス/アズ/エーエス)MEMO転生じゃない現パロ おつき 私服を考えている おつきは2人とも骨ストと信じてる FujikraDOODLE【お題箱消化】うちのアゼムは声がデカい。動きもデカい。 3 yukiichigo216DOODLE怪我人御三家 ポイピクミッシェルさんDONE月イチ企画の第二弾です今回はサイチくんのバースデーに合わせて出すので3月だけど2月分なのです😂2023年2月 不死身の杉元不死身の杉元、という男がいる。 俺が拠点にしているライブハウスの支配人に聞いたことがあった。この界隈では図らずも有名人、なんだそうだ。 身長はそれほど高くない。いつもキャップを目深に被り、顔の下半分が隠れてしまうようなネックウォーマーをしていて。更にその上からオーバーサイズのフーディを着込んでいるそうだ。ご丁寧にキャップの上にフードも被っているらしい。僅かに見える両の瞳はライブハウスのライトに反射して金色に輝いて見えるのだとか。パンツもかなりオーバーサイズのものを履いていて、見ようによってはズルズルだと支配人は言う。「でもな、俺分かるんだ」支配人は続けて言う。 「あれは身体の傷を隠すためのものなんだ」と。 3366 tono_bdDOODLEブラネロのネとフィガファウのファが居酒屋で飲んでいる所に呼ばれたブとフィの話。※東保護者組が泥酔気味。※ブ視点で進行します。(ブラネロ書いたの初めてなので違和感あったらすみません💦)正体をなくした彼ら 最近仕事後の一服が癖になっているなと考えながら、ブラッドリーは携帯端末を取り出した。入っていた一件の通知を開くと旧友であり恋人である男からのメッセージが表示される。『仕事片付いたら来いよ』という素っ気ないながらも誘いの言葉に、地図のリンクが付いていた。屋外喫煙所には他に誰も居なかったので、自然と口角が上がるのを抑える事はしない。本音を言えば飯屋を営んでいる恋人の手料理が食べたかったのだが、文句を言えば返ってくるのは拳だ。ブラッドリーは殆どの事象を腕っ節で解決出来る男だが、ネロの拳だけは甘んじて受けようと決めている。彼が手を出す時に悪いのは自分の方だという事をよく分かっているからだ。 会うのは何日振りだろうか。一週間前に客として店に食べに行ったのが最後だったと思う。なので恋人の顔で会うのは半月振りになるのかもしれない。 4838