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    みどおじ

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    みどおじ

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    pomi710

    DONE前書いたネコの話。猫ではなくネコです、以上っ!wあぁ、モモが居ない日に限って…。これは面倒な事になったな。目前に近付いた男の顔を冷ややかに見つめながら思う。

    「千君、本当に綺麗な顔だね、…君はコッチかな?」

    尻を撫でようとした指を手の甲で叩き、僕は親切に教えてやる。

    「…ソッチ、では無いですね」
    「じゃあ俺が教えてあげるよ」

     一体どう捉えられたのか…。まぁ、それはどうでも良い。そんなことよりも、自分より体格の良い同性に壁際に追い詰められて、いよいよこれはまずいと危機感を持つ。力じゃかなわないだろうから一発急所でも狙った方が良いのか?そう思って僕より低い腰の中心を狙って脚を蹴りあげようとした瞬間、唯一の出入り口が音を立てた。

    コンコン、ガチャ
    「失礼しまーす!ユキいますか…ね…」

    見開かれて固まったモモの目とガッチリと視線が絡んだ。あ、瞳孔すごい開いてる。
    声を掛ける間もなく大股の早足であっという間に僕の前にやって来たモモは、僕に被さったプロデューサーの後ろから更に被さる形で、僕の顔とモモの顔でソイツを挟むようにしていつもの調子で言葉を紡ぐ。モモの左手はガッチリとプロデューサーの首根っこを掴んでいた。

    「お久しぶりです 1029

    生成子

    PROGRESS☆あらすじ
    高校三年生となったランガは、有名ブランドからプロへの誘いを受ける。暦と離れるのに躊躇するランガはその思いを言えないまま、暦とともに沖縄西部の村にあるリゾートホテルへと旅行する。

    「わだつみの声」 第三話です。二日目の夜、ホテルの周囲を散策する二人。
    『わだつみの声 3』


     サトウキビ畑を抜けた先には、うっそうと茂った森があった。枝はあちこちにその体を伸ばし、葉は熱い日差しを遮るように茂っている。おそらく手入れのされていないだろう森は、周辺の様子と比べて明らかに不自然だった。ひんやりとした空気が、その場を静謐な印象に見せていた。
     生い茂る木々の下に、細いけもの道がある。暦はそこを、ゆっくりとした足取りで進んでいく。ランガは黙ってその背中を追っていたが、ほうぼうに伸びる枝や草のせいで歩きにくい。ランガの目の前に、美しい赤い花が見えた。伸びきったデイゴの枝に、花が咲いているのだ。つい、ランガは無意識に手を伸ばした。
    「取ったらダメだ」
     暦が振り向き、花をもぎ取ろうとするランガを止めた。ランガは怪訝な表情をしながら暦を見たが、彼は何も言わずに先へ行ってしまった。ここが何なのかわからず、ランガはいぶかしげな表情で暦のあとを追った。
     やがて、開けた広場のような場所に出た。広場といってもそこまで広くなく、ランガが普段通っている学校の教室ていど、といった感じだ。広場の奥まったところには、意味ありげに積まれている大きな石があった。沖縄のみ 4884