GAL#いいねされた数だけ好きな曲で小説を書く というタグをやらせて頂きました
シャルぐだ♀現パロ、冒頭女の子同士ぐだぐだーっとわちゃわちゃしてるシーンがあります(元はモブでは無いけどこの作品ではモブです、冒頭のみの出番です)
高校生特有の恋バナとかそういうやつです
組み合わせ(どの組み合わせも恋愛感情あり)
立香⟷シャルル(同い年、幼なじみ)
杏華⟷コンさん(だいたい一回り年上、コンさんから一目惚れ)
紫⟷緑さん(3歳年上、ほぼ幼なじみ)
今回テーマにした曲
G4L/Giga
なんでも楽しめる人向け
もう一度言いますがシャルぐだ♀です、ちゃんとそういう関係とわかるシるーンあります
OK?
ここはとある場所にあるとある平凡な高校。そこの木漏れ日溢れる放課後の教室内で、3人の女の子が話していた
1人は濃い茶色の髪、1人は黒の髪、そしてもう1人は明るい橙色の髪の子でした
「あーあ、最近コンさん電話もしてくれないし、会ってくれないんだよね……嫌われたかなぁ……忙しいのかなぁ……」
「うーん…コンさんってどこかのすごい人なんでしょう?なら仕方ないんじゃないかな……紫ちゃんはどう思う?」
「予想だけど、杏華のためになにかしてるんじゃない?……四六時中そばにいられるときついものあるよ?」
「「あぁ……うん……緑さんが…………」」
「…あはは、彼の家に囲われておりますので……はぁ、私も最近会ってないのーとか、そういう話したかったなぁ…放課後カラオケ行きたかったなぁ…」
「……そ、そうだ。紫、婚約してるんでしょ?さすがに早くない?」
「出会った時から着実に外堀埋められてたからな……アレしたし、荒れてたし」
「あぁうん、未遂事件…あれされたらそりゃあ閉じ込めるよね…」
「これでも譲歩したんだよ!?すごくない?!あの緑相手に!!!って、電話……うわ、迎えに来てる…はーい?あぁはいはい、行きます行きます、行きますからァ……放課後ぐらい許してよ……まぁ、いいけどさ。嫌いじゃないし」
「あ、惚気けた。紫そう言うところだよー、抜け出すんでしょう?」
「…あぁうん、もう辞めたの、それ」
「うっそ、本当?!なんで!?あんなに息巻いてたじゃん……何かあった?喧嘩?」
「いいや?私がどれだけ愛されているか、理解したからさ。今すごい幸せなんだよ…放課後ぐらいは許して欲しいけどね!!!電話切れてないんでしょ!緑さーん!」
「うわぁ、すごい……過保護というか、あの」
「これもうそういう奴だよね?」
「だろうね……いいなぁ、同棲。とか思ったけど、大変そう……」
「ねー……」
ほんと、紫ちゃんは凄いなぁ。18歳で…ううん、それよりもっと前に婚約者ができてて、その人に囲われてて……今も関係が続いてる、しかもある程度は穏便に。1回とんでもない騒ぎがあったことは聞いてるんだけど、それ以外は特にない…男女特有のすれ違いとか、本人曰く怖いぐらいにすれ違いがない、理解されすぎて怖いとか何とか……持病の話も、性格の話も、どんな人生を歩んだかも、理解されて受け入れられていると…(それを話してる時の紫ちゃんの顔、なんか青ざめてたけど…)
でもなんか、理想的というか、さっぱりだけど愛し合ってるのが分かるというか……
「私も、シャルルとそうなりたいなぁ」
「…あー、立香さん?囲われ願望ある?私らみたいになると大変だぞ?」
「えっ、いやいや!別にそういう訳じゃあないよ?ただ、さっぱり愛し合ってて理想的な関係してるなぁって……」
「それ外見だけさね、中身は別よ。あいつ嫉妬しまくって大変……あーはいはい、行きます、行きます〜、アイス奢ってくださーい…よっし確約、ピノ沢山食べよ〜。じゃあね、2人とも、また明日(・ω・)ノシ」
「はいはーい、また明日〜。気をつけてね〜」
「ばいばーい……あっ、コンさんだ…っ、え、うそ」
「んー?どうしたの?」
「今週末デート連れてってくれるって…!!やったー!」
「よかったじゃん!!おめでとう!!」
「やったー!きゃーっ!!」
「……おーい、立香〜?今から帰るんだけどさ、行ける?」
「あっ、シャルル!ちょっと待ってね…準備準備……」
「おっと放課後デートかな……じゃあ私も帰るかぁ、ついでにそこのお店でココア飲もーっと」
「あっ、ごめんね?杏華まだ話したい?」
「んー、これ以上話してるとシャルルくんに射殺されかねないので〜……って冗談冗談、私もこの後予定あるんだ。だからまた明日、ね?」
「んむーっ……はーい、じゃあまたあしたね〜(。・ω・)ノ゙」
「ばいばーい(*Ü*)ノ」
ぱたぱたと足早に去っていく3人の女の子
1人はちょっとうっとおしそうに、1人は期待に胸を躍らせて、そしてもう1人はこれから来るであろうある言葉に対してワクワクとして……各々胸に気持ちを抱いて、彼女らは愛しい人の元へと向かうのであった