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    Ruteru_n

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    Ruteru_n

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    とりあえず、エッチ前までの導入!この後ロナの無意識言葉攻めエッチを開始したい。

    まだ無題「ふはははぁ我が名は『吸血鬼、思った事が周りに知られちゃう』だぁ」
    また、ポンチな吸血鬼が出たもんだ。そして、そんな吸血鬼の催眠術に相変わらず律儀にかかるロナルド君に若干呆れてしまう。まぁ、あの5歳児の事だから『腹減った』とか大したことは言わないとは思うけど、なんでこうも毎回催眠術にかかるんだか……退治人として耐性とかは無いんだろうか
    そんな事を思っていたら、ロナルド君の思っている事が聞こえてくる。
    『……今日の夕飯、何だろう……さっきドラ公がオムライスって言ってたよなぁ……』
    やっぱり…ゴリラの思う事は夕飯の心配なんだな……等と安心した。
    「おいロナルド、まだ退治の最中なんだから夕飯の事よりも退治に集中しろ」
    ショットさんに注意されるが、ロナルド君は不思議そうにしながらも不思議そうにしている。
    『何でショットが俺の夕飯の事を考えてんのわかったんだ俺、そんなに腹減った顔していたのか……』
    どうも、ロナルド君には自分の考えが周りに広まっている事が分かっていないらしい。
    「俺、口に出てた」
    ロナルド君が周りに確認する。その行動で、他のみんなはロナルド君の思った事が口に出ている事も、それが本人には分かっていない事が理解できた。
    「いいや、何も無いよ。」
    私は敢えて教えない事にした…だって、面白そうじゃんこの若造が普段何を考えているのか分かるんだもん。でも。さっきの感じだと、大したことは思って無さそうだな。そう思っていた時までは良かった…そう、あの時までは…

    『そういえば、昨日の夜にドラ公が夕飯作りながら何か歌っていたなぁ…読経すぎて何歌ってんのか分かんなかったけど…』
    唐突にロナルド君は自宅での出来事を思い始めていた。何だろう、凄く嫌な予感がしてきた。あの5歳児ゴリラ、余計な事を考えてくれるなよ…
    『アイツの歌すげー音痴だけど、聴いているうちに何だかクセになるっていうか、最近は聴いていて楽しくなってきてんだよなぁ』
    アッ!コレは非常に恥ずかしい状況だ。しかし、先程ショットさんを止めてしまった手前、今更ロナルド君にネタバラシをすれば、この場で10回は殺されることは容易に考えられる。しかし、退治の最中に何を考えているんだあの若造は。
    『それにしても、料理しながら腰を振る姿が…エロいんだよなぁ…最近は誘ってんじゃないかって思うくらいエロくて…たまんねぇんだよなぁ』
    「ん?」
    思わず声が出る。非常にまずい展開になってきている。
    『昨日も一昨日もあいつの事抱き潰しちゃったのに。でも、あいつの中キュウキュウ締め付けてきて、すげー気持ち良くて何回もしたくなるんだよ。』
    待て待て待て待て、本気で思考を停止しろ。何も考えるな。
    『いつもはきっちりしている髪が乱れている所とか、蕩けた瞳とか本気でやらしくて、喘ぎ声もスゲー可愛いからずっと聞きくて何回もイカせたくなるし……あいつ、気持良いとちょっと無理させても死なないから、つい激しくしちまうんだよなぁ』

    私とロナルド君が付き合っているのはギルドのみんなも何となくは察しているとは思うが、身体を繋げている事は、知っていたとしても本人の口から明け透けに言われるのは正直キツかろう。横を向けば、明らかに目を逸らしてバツが悪い顔をしているショットさんと、話を聞きたくてうずうずしているシーニャさんの姿があった。うん、何か、ゴメン。
    「ロ…ロナルド…君?」
    何とか誤魔化さなければ。とりあえず今若造が考えている事を違う思考にさせる事が、彼と私を守る最善の策と思い。私はロナルド君に声を掛けた。
    「…どうした?ドラ公?」
    無垢な瞳で返事をするロナルド君。あぁ…可愛いなぁ…いかんいかん、やつの思考に当てられて。私までポンチになる所だった。

    「退治の最中、申し訳ないんだが、そろそろ夕飯の仕込みについて考えなければいけないのだ。今日は特別に君に主導権をあげようと思ってね。」
    よし、これで若造の単純な頭の中は夕飯のメニューでいっぱいになった筈だろう。流石‼︎ドラドちゃんIQ200兆の大天才‼︎更にダメ押しとして付け加える。
    「特別に、デザートも決めさせてやろう。」
    若造の顔がみるみると嬉しそうに輝いていく。よしよし、良い感じだぞ。
    「マジか!」
    弾んだ声でロナルド君が答える。いつもは滅多に聞いてもらえない夕飯のリクエスト権は彼にとってはこの上無いご褒美に感じていた。だからこそ…と思っていたのに、彼の考えは私の予想の斜め上を通り越して亜空間に向かっていった。

    『何で今日に限って夕飯の希望をきいてきたんだ?俺なんかアイツの気に触る事した?最後の晩餐?』
    「違うわ‼︎」
    思わず突っ込んでしまった。普通、私に非があって誤魔化す為にリクエストを聞くならわかるけど、何で真っ先に自分の非が出てくる?自己肯定感が低いにも程がある。
    「うおっ!どうした?ドラ公。」
    ロナルド君が聞いてくるが、
    「何でもない、この5歳児。」
    と誤魔化して見事に砂にされた。周囲のいつもと違った動きに不審に感じたロナルド君のネガティブ思考は更に加速していく。
    『えっ?みんなどうした?今日は何だかみんなおかしくないか?俺、みんなに何かしちゃったのか』
    周りを見渡しながらドンドンと思考はネガティブな方へと向かっていく。皆がおかしいのは、君の頭ん中がどピンク過ぎて
    【こんな時どんな顔をしたら良いか分からないわ】
    って思ってんだよ。
    【笑えば良いと思うよ】って笑えんわ!

    『もしかして、ドラ公この中の誰かと浮気しているとかまさかショットなのかさっきから挙動不審だもんな…だから、最後の晩餐で俺の好きな物を…食べ終わったら、「大事な話がある…」とか言われるのかえ、嫌だ俺、ドラルクと別れたくない。アイツがいない生活なんて…昨日もセック……』
    「「コイツ(ショットさん)と浮気するわけ無いだろう」」
    ほぼ同時にショットさんと叫ぶ。もう駄目だ、このままだと事故件数しか上がらないし、巻き込まれていく人が不幸にしかならない。
    「…あーごめんね、ロナルド君。さっきから君の考えている事がみんなには筒抜けなんだよ。」
    殺されるのを覚悟で話す。このままだって恥ずか死しそうな状況なんだから。良く私の神経が持っていると思うよ。
    「えっ考えている…事が筒抜け……」
    『本気で考えている事って……昨日の体位とかアイツが何回イッたとか…』
    私が静かに死んだ。今、そんな事考えて無かったよね何で考えた流石のシーニャ姉さんも困惑しているぞ。

    「ロナルド、お前もう何も考えるな。」
    とうとうショットさんが止めに入った。そうだよね、友人が自分の横にいるガリガリ砂オジサンと朝までくんずほぐれつでやらしい事しているなんて知りたくないよね。
    「一緒に童貞貫こうぜってみんなで結託したのに。お前だけ童貞捨てやがって」
    はい?何を言い出したんだ幻聴
    「しかも、恋人と毎晩の様にセックスしているなんて……羨まし…じゃ無かった、裏切り者」
    ショットさんが涙目でロナルド君に食って掛かった。私、帰っていいかな寧ろ帰りたい。この羞恥プレイにいつまで付き合うのかな

    「ショット……すまない。」
    ロナルド君が申し訳無さそうにショットさんの肩に手を置く。
    『ごめん、本当にドラルクの中気持ち良くて…イく度に締め付けて……』
    「その話、もう良いからお前らは今日の退治はしなくて良いよ。もう帰れ」
    ショットさんがキレ気味…と言うかキレてるね。本当にゴメン。他の方のメンバーもこれ以上我々の性事情を聞かされるのは流石に申し訳無いと思ったのか、満場一致でロナルド君と私を帰宅させる事にしてくれた。

    「………何か…本当に…申し訳無い」
    私がみんなに謝ると、
    「ドラルク、ドンマイ。」
    同情の眼差しで肩を叩いてくる。ヤメて、その生温かい目。

    こうして、私とロナルド君は住居に帰ろうとしていたが、更なる問題が起こっていた。この歩くY談お兄さんを街中に放てない事である。少しでも胸の大きな女性がいれば、即座に反応しそうな男を街に放てば、VRCどころか警察が来るのが予想できる。ましてや私との情事を思い出されでもしたら、明日から街を歩く事も出来ない。

    「えっ…と…ドラ公にも俺の考えている事って筒抜けなんだよな…?」
    ロナルド君がおずおずと聞いてくる。
    「そうだが?何か不都合でも」
    「いや、ありまくりだろうさっきの俺の考えがお前に聞かれてたんだからな」
    そう言ってロナルド君は私を風圧で殺してくる。普通に照れられんのかこの5歳児は。

    『俺がドラルクの事すげー好きな事とか、ベッドの上でやらしいあいつの事を思い出して勃起している事や、最近のオカズが完全にドラルクばっかりな事が全部バレてんの恥ずかしいだろうが』

    えーっと……流石に引いていいかなそこまで君の性癖拗らせちゃってたの何かゴメン。それと、やましい事考えすぎ。童貞捨てたばかりの高校生か!童貞捨てたばかりではあったな。

    「あのね、ロナルド君。考えている事っていっても、表面上の部分だけだから、深層心理で私をオカズにしている事とかは流石に知らないよ。君、そんな事まで思っていたのちょっと驚いたよ」
    砂から戻りながらロナルド君の考えに答えていく。彼は顔を真っ赤にしながら、
    「ミ゜―――――――うそうそうそうそ!ホギャラペアンミョイウペペシャラハァーーー」
    などと謎の奇声を上げながらまた私を殺してきた。

    「このままだと君、シンヨコハマのマークを思うだけで私の痴態を想像しそうだよね。それだと君も私も社会的に死んでしまうから、このポンチな催眠が解けるまで避難して行こう。幸いにも一晩程度で解けるようだから…アソコなら君の声も他者に聞こえる事はないし、朝日も避けられる。絶好の場所だと思わないか」
    私が指差す先には…いわゆるラブホテルがそびえていた。

    「えっ……だって…ラ…ラブ……ホ」
    『ヤベーってあんなとこに行ったら、ドラルク抱く事しかできないじゃん。あいつの事をアンアン言わせて、抱き潰して朝まで中出ししたくなるじゃんか!……でも、そんな事考えているのが分かったら、引かれちゃうよな。昨日だってシタばっかりだし、そんなに毎晩も抱いたらあいつの体力が持たないよな……我慢しないと…』

    「ロナルド君我慢できていないよそんなにしたいの」
    恥ずかしくて半分死にかけた。この時間に人がいなくて本当に良かった。
    「イヤ、別に、セックスが、したいとか、そんな、」
    句読点多いよ。仮にも作家先生なんだから文章構成力上げてくんないかな

    『したいよスッゲーしたい。確かに、セックスだけが愛を確かめ合う物じゃないけと、他の方法もあるけど、ドラルク中に入れたい。ズコズコしたい。あいつの乱れた姿が見たい。』

    『キスした時に漏れてくる吐息がエロくて、その後に潤んだ瞳で少し舌足らずになりながら俺の名前を読んでくれるのが本気で腰に来る。そうなったら、胸や尻を触る度に身体を捩りながら甘い声出してしがみついてキスをねだるのが可愛い。』

    『暫くあいつの胸とか触っていると腰が揺れてくるから、ローションつけた指で尻を弄ると穴が指を呑み込むように誘ってくる。俺がゆっくりと指を入れていけば中がキュウキュウと締め付けながら奥へと指を誘ってくるのが本当にヤバくて、ちんちんが痛くなる。』

    「ロ―ナ―ル―ド―くぅん!ちょっと黙ろうかまだ、ホテルについていないから妄想止めて貰ってもいいかなこのままだと私が恥ずかしくて死んじゃう」
    手をパンパンを打ち鳴らしながら、ロナルド君の思考を止める。彼、そんな事いつも考えていたの私、いつもそんな顔したり態度していたの
    自分の知らない痴態を恋人からつぶさに伝えられて、羞恥で復活できなくなるまで死にそうになる。でも、鮮明な自分の淫らな姿を想像できるくらい見られている事とその時のロナルド君を思っていたら、私までムラムラしてきたじゃないか。
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