7月の本のプロット松山くんと三杉くんのゆるやかお話タイム(小学校大会の間)
準決勝前時空と当日時空で
トーナメント中のいずれかの時空
難波？戦直前くらい？？

(左)
便所探してたらとんでも無く遠いとこまで案内された松山(ハンカチで手は拭く)
会場の時計を見るに先ほどまで見ていた試合はとっくに終わっている様子。
次どこ見に行くなどの計画は、立てていなかったので
探すのは難しいかもしれない。
素直に総合センターに行って大人の人に監督に連絡を入れてもらうか。

(右)
と思案中に見覚えのあるシルエット。
岬(南葛)と予選ブロック4組をたまたま(要確認)観戦した、武蔵FCの「三杉淳だ...」
向こうも一人の様子。
少しの時間しか出てなかったけれどそれでも強烈なほどのサッカーの才能を見せつけたプレイヤー。
と、そこで向こうもこちらに気づいた(？)様子、
(左)
やば(？)流石にジロジロ見過ぎたか？
向こうは、弱小のふらの(おれ)のことなど
(あわわしてるうちに距離詰められている)
「三杉...」
「やぁ、君、ふらの小サッカー部のキャプテン。松山くんだろ？」
「(む、)君付けはいらないぜ。同い年だし、なんかお前にそう呼ばれるのは、こそばゆいし？」
「あは、それじゃあ遠慮なく。松山。」

(右)
「なんだよ」
「トーナメント順調みたいじゃないか」
「そっちこそ。」
「予選ブロックでのお前の試合見たぜ！ボール捌きもドリブルもすげーテクニックだった！」
「ありがとう。ふらのもまさにチーム一丸という言葉がぴったりの戦い方をするね」
「おう！俺たちのチームは11人しかいないからな。誰かが欠けてもチームにならないんだ」
(左)
「そこはウチのチームと違うところかな、うちは1000人以上部員がいるクラブチームだから。どうしても競争は起こる、そうなれば自ずとまず個人技がまず優先になる。その分チームワークを磨く面では一歩遅れざるを得ない。」
「そういう割には三杉の指示を中心によくまとまってると思うぜ」

(右)
「(よくみてるな)そう見えたなら嬉しいよ
限られた練習時間の中で、ボクにできることをしているだけだからね」
「(限られた、か)それなら俺たちも同じだな。
冬の間はろくに正規のグラウンドで練習できないから、
それでも俺たちにできることを、おれたちで考えてやっと今年全国にでられたんだ。
番狂せでも何でもいい、やっぱ勝って終わりたい。」
「そうだね」
(お互いにニコ)
「決勝で会えたらいいな(握手」
「......そうだね」(微妙な顔」
(左)
(準決勝後時空)
医務室を出て
センターの廊下付近。
あいつら「キャプテンは一番怪我してるのでそのへんで安静にしてください！」だと。
こんな怪我、大したことないのに。
と、遠くから女の子の声が聞こえる

(右)
「私迎えの車来ているか見てくるので、
キャプテンはここで安静にしていてください！」
三杉と武蔵FCの女子マネージャーだ。
見たところ、自分のように目に見える傷はないようだが。
「(具合悪いのかな)大丈夫か？？」
「あぁ、うんまぁね。」(胸抑え)
「(そういえば武蔵FCの相手は)勝ったのか？」
(左)
「負けたよ。全力で、今のボクの全てを出し切って戦って負けたよ。」
「そっか。岬は、南葛は勝ったのか。」
「「......」」

(右)
「キャプテン！こっちです！」(やよいちゃん)
「じゃあボク行くね。」
「ああ」
「(はた、と)三杉！！！」(振り返る三杉)
「中学でももちろんサッカーやるんだろ？
　俺たちふらのもまた絶対全国出れるまでに力つけるからその時は俺とも全力で戦おうぜ！」
(にこ)