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    にょ。

    @kaechamp

    Knights推しです。ユニット内基本的に全部推しカプです。レオ司愛してます。自己満妄想レベルなので、読みづらいとは思いますが、萌えてもらえたら嬉しいです。pasなんでもありのどエロいのすき?→yesで解除です。よろしくお願いしますm(_ _)m

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    にょ。

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    レオ司
    プロポーズの続き。二人で結婚指輪を買いに行くお話し。

    #レオ司#レオつか#同棲#結婚指輪

    結婚指輪「ふふっ♪楽しみですね!」
    助手席に座るおれの司は、運転しているおれにご機嫌で話しかけている。ニコニコしている司を見ていると、こっちまで心が弾む。司が楽しみにしているのは、今二人で向かっているブライダルジュエリーショップだ。司にプロポーズをしたあの日から数日、おれが用意した婚約指輪を気に入った司は、結婚指輪も同じところがいいと言っていた。たまたま休みが揃ったこともあり、今日は二人で結婚指輪を選びに行くことにした。
    店に到着すると、先日の店員さんが笑顔で迎えてくれる。プロポーズの報告をすると、とても喜んで司のことも言っていた通りの可愛らしい人だと褒めてくれた。一緒に結婚指輪を見ていると、司が一つの指輪をじーっと眺めているのに気付いた。
    「気になるの?」
    「はい、これなんてどうでしょう?」
    司が見ていたのは、小さいダイヤが埋め込まれていて、ウェーブがほんの少しだけ入った細めでシンプルなデザインの指輪だった。
    「確かに司によく似合いそうだな。」
    「はい。きっとレオさんにも似合うと思います。」
    「つけてみる?」
    「そうですね!」
    店員さんにケースから出してもらい、試着する。少しシンプル過ぎるかなとも思うデザインも、司がつけるとシックで見劣りしない華やかさもある。
    「よく似合ってるよ。」
    「ありがとうございますっ。」
    「他に気になるのがないなら、これにする?」
    「そうですね、他も見ましたがなんだかこれが一番しっくりきます。」
    「じゃあ、デザインはこれにして…あとは、内側の刻印と石も選ばないとな。」
    見本の指輪には、♡がいっぱいとか、Loveとか色々な刻印がされていて、今はこんな風にできるのかと感心していた。
    「名前の他にも、色々と刻印できるんですね!」
    「おれはシンプルに名前がいいかなって思ってたけど、司はどうしたい?」
    「私も同感です!レオさんの名前が欲しいので。」
    こっちの気も知らないでそういうことサラッと言っちゃうんだよなぁ司は…。でも、そこも司の好きなところ。専用の用紙に、おれと司の名前をそれぞれ筆記体で書いていく。あとは、石か。普通は誕生石とか、結婚した月の石を入れるんだっけ?色んな石を目の前に並べてもらうと、綺麗な紫が目に止まった。
    「なあ、おれこれがいい!」
    「アメジストですか?」
    「司の瞳の色と同じで凄く綺麗だ。」
    「レオさんっ、それなら私は大好きなレオさんの瞳の色にします!」
    そう言って司が手に取ったのはおれの瞳と同じ色をしたペリドットの石だ。それぞれの指輪にはめ込む石も決まり、あとは職人さんに作ってもらって、完成を待つ。出来上がるまでには数日かかるらしく、今日できることはここまでだった。それでも司は心底嬉しそうにしていて、今日来てよかったと暖かい気持ちが胸いっぱいに広がった。帰り道、また運転しているおれに司が話しかける。
    「レオさんっ!完成したらレオさんの指輪は私がつけて差し上げますね♪」
    「うん!楽しみにしてる♪」
    あと数日が待ち遠しい。はやく喜ぶ司の顔が見たい。指輪が完成したら、次はどこかの協会で司と二人きりの結婚式を挙げよう。司なら、タキシードもウエディングドレスも似合いそうだ。いっそどっちも着てもらおう。司と話をしながら、おれの頭の中は司との楽しくて幸せな未来で埋め尽くされていった。
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    なつとまと

    MOURNINGワンライのお題「シャワー室」で書いたものです。お題に沿ってない気がしたので供養。
    知らない方がいいこともある「おっミドリじゃん。うっちゅ〜☆」
    「ど、どもっす。」
    個人レッスン後、翠がシャワー室に行くとそこにはまだ練習着を着たこれからシャワーを浴びるであろうレオが居た。
    「おまえもシャワー浴びに来たのか〜?」
    「そうですけど。それ以外にシャワー室に来る理由ってあります……」
    「ん〜。ここの場所だけカメラが無いって前に聞いたし、秘密の会話をする時とか?」
    「ここは利用者多いし、そんな事する人いるんっスかね。」
    「さぁ?知らな〜い。あっなんか霊感が湧いてきそう!」
    ふんふふ〜んと鼻歌を歌いながら服を脱ぎ始めたレオを見ていると、どっと疲労が襲いかかってくる。
    (やっぱりこの人よく分からない…)
    少し前にSVRSで『ぜんぜん知らない人』から『ちょっと知ってる人』になったとはいえ、まだまだ関わりは浅い。それに人見知りな翠にとって『陽キャ』『テンションの高い人』な部類に入るレオに話しかけられてグイグイこられるのは少し怖い。先にレオがブースに入ってから自分は離れた所に入ろうと思って目の前の空いているロッカーを開ける。
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