たいめんざいやにえな、らぶらぶせっ
成人向け、注意
クマサン商会深夜2時過ぎ。
今日の構成は最悪だった。あまりにも最悪過ぎてカンストを早々諦めて帰って来た。
……と言っても15時間働いたが。こんな時間までバイトをしているイカタコはおらず、ロッカーには3人しかいない。
「お疲れ様」
一足先に着替え終わったモブがロッカーを出ていく。ヤニとエナは残された。二人とも着替え終えている。
「最悪構成だから、今日は21時に上がるつってたよな?」
ヤニがエナに近付き、ロッカーに壁ドンをする。
「いや……ほら……練習がてら……」
エナの目が泳いでいる。ちょっとは悪いことをした、と思っているらしい。
「5時間も残業したんだけど?意味、わかるよなぁ?」
ヤニはエナに顔を近付ける。エナはため息をついてから、ヤニの唇にキスをした。
二人は付き合っている。その間の取り決めで、バイトのことで迷惑をかけたら、相手の悦ぶことをする、としている。
「そんなんじゃ5時間分満足しねぇよ」
ヤニはエナの顔を押さえつけ、深い舌を差し入れる。ヤニの舌は長い。エナの咥内の隅々まで舐める。感じやすいエナは、それだけで吐息が漏れて腰がひけ、立てなくなってくる。
「ヤ……ヤニ……ん……」
エナも答えるように必死に舌を絡ませる。ヤニはそんなエナの服に手を入れて、乳首を弄る。優しく撫でたり、キツく摘み上げたり、その度にエナが反応して喘ぐ。
そして、エナはもう立っているのもツライ状態になった。
「もう…だめ…挿入して欲しい……」
キスだけで感じてしまい、下半身がとろとろに溶けてしまった。
そんなエナを見て、ヤニはロッカールームの長椅子に座った、パンツまで脱いで。
「おら、下脱いで来いよ」
「で……でも……」
「挿入して欲しいんだろ?」
エナは渋々パンツを脱いでヤニの上に向かい合わせに乗った。ヤニのそれがエナのお尻に当たる。
密着して抱き合う。ヤニがエナの弱い左首すじを舐める。思わずエナは腰を浮かしながら喘ぐ。
快楽でエナのそれからはインクが流れ、ヤニの上着にインク溜まりが出来てくる。
「挿入していい?」
エナがヤニに聞く。ヤニはエナに優しくキスをした。
エナは腰を浮かせ、ヤニのそれを自身の穴に当てた。それを受け入れたくて穴はひくついている。
ゆっくりと腰を下ろす。先っぽがエナの中に入った。
「ぁ……ん……」
エナはゆっくりゆっくりと腰を沈めて行った。もう頭の中はヤニのそれしか考えられなくなる。
全部挿入して、ヤニのそれを堪能する。ヤニを締め付け、中が蠢く。
そんなエナを引き寄せてヤニは深いキスをする。二人の吐息が漏れる。
「……動いていいぜ」
エナはゆっくりと腰を上下に動かす。絶妙に気持ち良すぎるところを避けて。
そして段々と早く。
「あっあっあっあっ」
それに合わせて気持良すぎて自然と背中が反っていく。快楽で壊れてしまわないように、少しずつ気持ちいいところを突く。
その時、ヤニがエナの腰を掴んだ。
「………ゃぁ!!!っっ」
一気にエナの弱いところを突き上げる。エナは悲鳴に近い喘ぎ声を出す。
「だめ!!おかしくなっちゃ……んっ……」
いきなり激しく突き上げる。
「あっ♡あっあっ♡♡///」
「だめぇ♡気持ち良すぎて♡やだぁ♡」
エナが悶え狂う。そんなエナに興奮してヤニは更に突き上げる。
「イクッイクッイクッ♡♡むりぃ//イクッ♡」
そう言うと、エナは身体を最大に反らせながらイッた。その刺激で穴の中が蠢く。
「……っ」
ヤニもエナの中に大量のインクを出した。
「めんどくせぇ」
エナはロッカーの椅子と床を拭いていた。二人のインクが飛び散っている。
「片付けたら5時間分、精算にしてやるよ」
ヤニはニヤニヤと笑いながらタバコを蒸す。
「はぁ……」
エナはインクを穴から流しながら、床を吹き上げた。
翌日
【ロッカールームでの着替え以外の行為を禁ずる】
クマサン商会にでかでかと張り紙が貼られたのであった。