Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    くみくみ

    @nxSpdMc0rKKsKuE

    🔥❄💕猗窩煉󠄁💕煉󠄁猗窩💕リバ👍✨
    あかれ沼💕💕💕

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 2

    くみくみ

    ☆quiet follow

    ハッピーバレンタイン💕

    #煉󠄁獄杏寿郎
    #猗窩座
    woo-wooSeat
    #猗窩座受け
    #煉󠄁猗窩

    Tap to full screen (size:2878x3953).Repost is prohibited
    💕
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    ほしいも

    DONE■現代パロディ(ほんのりキメ学)
    ■狛恋と猗窩煉
    ■狛治くんと猗窩座くんが双子
    リビングが甘ったるいチョコレートの匂いで満たされている。鼻の奥が熱くなるような、朝一に浴びるには少し重たい香りだ。キッチンに立つ兄弟の背中は、後ろ手に結んだのであろうエプロンの結び目が逆さまになっている。
    「おい、朝から何してるんだ。」
    「カヌレを作っている。」
    「かぬれ…なんで?」
    「バレンタインデーだから。」
    「バレンタインデーだから…?」
     キッチンに踏み入ると、甘い匂いが強くなる。
     効率よく家事を熟することを半ば趣味にしている兄弟を中心に、予め用意されている材料や道具が広げられている。手元を覗くと大きなボウルが湯で満たされていて「湯せん…。」と、先日覚えたばかりの調理工程を呟く。簡単な食事の支度をする事はあっても、菓子作りについては全く明るくないので並べられている道具も、一度も触ったことがないものもちらほら目に付く。
     湯を張ったものより二回りほど小さいボウルに入れられているチョコレートをひと欠片拝借して、口に放り込む。漂っている香りよりも直接感じる甘味はくどくなく、カカオの香ばしさも感じ取れる。大量に削っているが、結構良いチョコレートなんじゃないか。

    「バレンタインは、女 1942

    ほしいも

    DONE卒業文集と猗窩煉
    ■現代パロディ

    学校の先生の煉獄くんと恋人の猗窩座くんです。
    0.7mmの太めのゲルインキボールペンが、丁寧に、慎重に、真四角に切り取られた名刺大の画用紙の上を走る。少しだけ右上がりの癖はあるが、とめもはらいも大胆で強弱の付きにくいボールペンでも不思議と筆書のような趣が見える。教本に載っているようなバランスの良い筆致だ。
    「何書いてるんだ。」
    「そくてんきょし。」
     三文字目の三画目、横一文字を引っ張ってペン先を離した隙に返事が届く。「則天去私」書こうとしている熟語の読みは分かった。俺が聞きたかったのは、なぜ恋人が居住まいを正して、息を止める程真剣に、良く分からない四文字熟語を小さな紙に書いているのか?という事だ。
     煉獄杏寿郎の書く文字は美しい。母親が書道の師範をしている影響は勿論あるのだろうけれど、それ以上に彼の心根の素直さや、快活で迷いのない性格が滲んでいるような字だと思う。筆圧が高く、ノートの端が丸まってくるのが悩みだとぼやいていたが、その濃い筆圧すら愛おしい。今だってボールペンを握る手に緊張も合間って必要以上に力がこもっている、桜色の爪の先がほんのり白くなっていて、一筆にどれだけ集中しているかが伝わってくる。

    「集中したら腹が減った! 1683

    ほしいも

    DONEエプロンと猗窩煉󠄁
    ■現代パロディ
     琥珀のように透き通った黄金色の瞳が、そのまま零れ落ちるかと思った。
    「杏寿郎。」
     めいっぱい見開かれた両目が、瞬きを忘れてしまったかのように睫毛だけを細かく震わせている。こんなに動揺をしている彼を見るのは随分と久し振りで、このまま涙の一粒でも落ちてきそうだと何処か冷静にその表情を見詰めた。

     袖無しのインナーに羽織っていたパーカーを手早く脱ぐと、肌を晒したままの俺の肩に掛けてそのまま体を支えるように抱き寄せられる。寒さに震えた体にするように腕を撫で擦る猗窩座の手でパーカーの裏地が素肌を擦って擽ったい。
    「誰にやられたんだ。」
    「誰にって…。」
    「誰が、こんな、」
    「そんな顔するなよ。」
    「こんな顔にもなる!」
     焦ると言葉付きが強くなるのは、猗窩座の癖だった。
     想像していたどの反応とも違っていて、正直困惑する。もっと慌てるかと思ったし、もっと浮かれたものかとも思っていた。彼はどんな反応をするのだろう?という好奇心が生んだ結果なので、想像と相違があったとて、目の前のこの表情が結果なのだけれど。

    「誰の入れ知恵だと聞いているんだ!」
     パイル生地の裏地が素肌の上を滑る。
     俺と猗 864

    katohkaname

    DONE2021年8月21日(土)開催 『鬼さんおいで、手の鳴る方へ』(鬼滅の刃/無惨様と上弦の鬼スペース 参加作品です。現代軸。現パロ。鬼たちは人間設定です。
    ボーカル:猗窩座を擁するロックバンド『EXCELLENT JOGEN』。彼等は新曲発表後一躍スターダムに乗る。しかし、猗窩座はライバル事務所に所属するタレントと何やらいい雰囲気で、バンドメンバー、そして事務所社長の鬼無辻無惨は猗窩座に苦言を呈する
    EXCELLENT JOGENEXCELLENT JOGEN


    【登場人物設定】
    ■猗窩座:ボーカル。半天狗によってスカウトされる。空手道場とカフェでアルバイトしながらアマチュアバンドを組んでいた。
    ■黒死牟:リードギター(5弦/主旋律)担当。フリーのギタリスト&作曲家としてマルチに活躍する弟にちょっぴり嫉妬♪
    ■鳴女:ベースギター(4弦)。元琵琶奏者という異色の経歴の持ち主。淡々と鬼無辻の演出に従い演奏する。
    ■童磨:ドラム。手足が長く、見目麗しい容貌なので女性のファンが多い。猗窩座をよくからかって激怒されるが止める気はない。
    ■妓夫太郎&堕姫(梅)キーボード&パーカッション。堕姫は元ボーカルだがイマイチ売れないためにパーカッションに転向。美しい容姿なので男性ファンが多い。妓夫太郎のピアノは天才肌で鬼無辻のお気に入りだが容姿はイマイチ
    17220