Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    かゃ*

    @kay0ubi

    猗窩煉❄🔥描いています५✍🏻
    よろしくお願いします🙇🏻‍♀️

    ☆quiet follow Send AirSkeb request
    POIPOI 7

    かゃ*

    ☆quiet follow

    いたしてる🙈
    PW→18↑?(yes/no)

    Tap to full screen (size:1750x1313).Repost is prohibited
    💞🌼🌷🌻🌹🌺💐🌸💮🌹🌼🎋ℹⓂ⭕🎋ℹⓂ⭕😊😊💲🐉🎋ℹ💗💲🐉🎋ℹ💗🌋🌋🌋🌋🍼🆙💘💘🅰🎋®📈💕💕📈📈💒💕👏❤😻💞💯👍💘💋💖💘
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    ほしいも

    DONE自分にしか見えないお友達の猗窩煉
    ■少年煉獄と鬼の猗窩座

    イマジナリーフレンドの猗窩座っていう素敵な夢を見せて頂いたので。
    おやすみなさい、と母の優しい声がして肩まで柔らかいブランケットが掛けられる。目蓋が重くなって、睫毛越しに映る母の姿が霞んでいく。自分の耳に届いた最後の音は、ゆっくりと吐いた自分の息と静かに閉じられたドアの音だった。後は夢の中の世界だ、と思って眠りに落ちたつもりだった。

    「杏寿郎。」
     凛とした鐘が響くような母の声でも、背筋が正されるような荘厳な父の声でもない、家族ではない"鬼"の声で目が覚める。親戚や近所の人たちが膨らんだ母の腹に話しかけるような調子の、声音が高く、機嫌を取るような声だ。ご機嫌取りのつもりかもしれないが、寝入り端を邪魔されたのだ、「誰にでも笑顔で挨拶を」という両親の教えも今ばかりは従えない。ごめんなさい、と離れた寝室に居るはずの二人に謝罪しながら、きつく目を瞑った。
    「杏寿郎は寝ています。」
    「起きてるじゃないか。」
    「寝ているんだ!」
    「そうか。」
     鬼が俺の目の前に現れるようになったのは、何時だっただろうか。つい最近、初めて会ったような気もするし、もっと前から一緒に居たような気もする。眠れない夜に気が付いたらベッドの近くに立っていたり、窓の外で月を見ていたりするこ 3254