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    mbyu6182

    @mbyu6182 私はめんだこ。人見知り過ぎて交流もリスインも頼めない童顔アラサー殺すぞ吾/何でもありの雑食/腐・夢・18↑・G/地雷の多い方と未成年は踵を返すがよろし/落書きや文章等々/FRB,RT,リプご自由に/無言失敬。
    表:@mbyu618
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    畳はやっぱり昼寝に最適。

    ##悪魔執事はダウナー系アラサー主と共依存する
    #aknkプラス
    aknkPlus
    #aknk夢

    御昼寝 ある日の別邸にて。それぞれの仕事や訓練を終えた執事たちは、昼休憩を取ろうと、自室に戻って来た。
    「今日の訓練は上手くやれた気がします!」
    「そうですね、ハウレスさんも終始にこやかでしたし、日々の成果が見えてきましたね。」
    「でも、主様を守るためにはもっと強くならなきゃですよね」
    「はい、私もそう思います。私たちは経験値を買って頂いて悪魔執事になったのですから、少しでも早く戦力にならなくては。」
    「それよりも…今日も来なかったですね、ハナマルさん。何か別のお仕事があったのでしょうか?」
    「あの方は…どうせサボりなのでは───」
    戸を開けると、ハナマルが唇に人差し指を当てていた。静かにしろ、と言いたげに、視線を畳の方に流す。テディとユーハンがハナマルの視線を追うと、その先には、畳の上で丸まって寝ている主とムーが居た。
    「そういえば…主様の世界にも畳があると仰ってましたね…」
    そっと近寄ってきたテディが小声で囁く。
    「やっぱり、畳は昼寝に最適なんだよ~」
    「あなたの図体で寝転がられたら邪魔で仕方ありません」
    ユーハンも傍に寄り、そっと寝ている二人を覗く。
    「それにしても…お二人とも、よくお眠りですね」
    クスクスと笑うユーハンに釣られてテディも口元が緩む。
    「本当に…可愛らしくて、ずっと見ていたくなっちゃいますね」
    二人の無言は肯定の意味だろう。
     この屋敷の執事たちは主贔屓が凄まじい。その後、昼休憩を過ぎても主が起きるまで、寝顔を楽しむ執事たちであった。



    END 2023.10.15
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    DONEあくねこ、ハナマル夢(?)
    ※本編2.5章、水龍の唄、ワインフェスティバルの内容に触れています。
    時系列的にはワインフェスティバル8話のあと。イベストを読み返していて感じたことをこねこねしました。捏造過多です。
    独白なので夢と言っていいものかわかりませんが、考えているのは主様のことなので一応夢ということにしておきたい。
    ないものねだり 宛てがわれた宿の一室でベッドに身を横たえたハナマルは、酒精が入ったわりに冴えてしまった目で、ぼうっと天井を眺めた。ついと利き手を天に伸ばす。緩く拳を握ると、掴んでおきたかった大事なものの記憶が脳裏を駆け抜けた。
     感傷的な気分になっているのは、ルカスを相手に過去の話をしたからだろう。まさか中央の大地に、燃え尽きた郷里のことを知っている人間がいるとは思わなかった。
    「百年経てば、か……」
     刺青を消したいと相談したハナマルに、刻まれた印は消えずとも人々の記憶のほうが風化すると、ルカスは言った。確かにそうだとハナマルも思った。
     だが、背に負った龍の意味を知るものがいなくなるのにそれだけ年月がかかるのだとすれば、彼が唯一と定めた主人がハナマルの出自を知る日が、いずれやってくるかもしれない。
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