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    04(創作)

    @04rivuri

    No.0とNo.4の小説,絵 等をここにあげていきます( ^ω^)
    良ければ見てってください🙇‍♀️

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    04(創作)

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    記憶が無くなる前にフォーに聞かれた

    ー なぁ,ゼロ…僕達,”可哀想”なん…?

    フォーのその言葉に返す言葉を,ワイは知らんかった

    #リヴリー創作
    #オリジナル
    original

    またいつか 第2話No.4視点

    ふと目を覚ましたら,見知らぬ場所にいた。
    僕が目を覚ましたと分かった白い服のおっさんが『おい,お前自分の名前言ってみろ』と言ってきた。

    何を言ってるんやこのおっさん…
    僕の名前は、…あれ

    なんで…なんで、、、?

    思い出せない

    大切な名前やったはずやのに
    誰かから呼んでもらえる,大切な…

    誰かって,ダレ…???

    『はははははッwwwコイツ、あんなに大事にしてた記憶ぜぇんぶ忘れてらwww

    俺たちに反抗するからこんな事になるんだよwww』

    おっさんがゲラゲラ笑う。
    ”忘れている”…僕は大切な”ナニカ”を忘れてるんか…?

    しばらくたった後,
    おっさんに『お前もう今日は用済みだからとっととどっか行け。実験でしか役に立たねぇゴミがよ』
    と言われ,背中を蹴られて部屋を追い出された。

    どっか行けって言われても,記憶が無いのにどこ行けっちゅうねん…

    痛む体を何とか動かして,廊下を進む。

    すると,ボロボロになった青年に声をかけられた。

    ?「フォー…?ワイのこと…見えとる?」

    …?”フォー”って誰のことや…?

    この人は僕のこと知っとるみたいやな…
    でも僕は知らんはず…
    「…誰なん?君」

    そう言うと,青年は少し苦しそうな,そして悲しそうな表情になった。
    しかしそれも一瞬で

    0「あぁ,”はじめまして”〜。ワイは”No.0”」

    と,にっこりわらって自己紹介をした。

    僕達は確かに”はじめまして”のはずやのに,胸の奥がチクリと傷んだ。

    あぁ,僕からも自己紹介をしなあかんな…
    でも,自分の名前忘れたまんまやねんなぁ…

    「あぁ…はじめまして…僕は,えーっと…「No.,No.4や」…え?」

    0「君の名前はNo.4や。絶対忘れたらアカンで」

    …その名前を言われた瞬間、心のモヤが晴れたような気がした。

    「なんばー…ふぉー…」

    自分の名前がわかった事に夢中で、
    僕はゼロが泣きそうな顔をしている事に気づかなかった。

    第2話 …終了
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