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    熱砂の宝石は今日も輝く(小説)5P

    あるオアシスの伝説について砂漠を歩く男2人が話す話。題名は最後まで見れば分かります。

    #熱砂の宝石は今日も輝く

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    サブさかな

    MOURNING幾星霜の夜を越えて/ジャミカリ

    ※ボツネタを供養します
    ※マンガにするつもりで書いたネタメモであって、小説ではないです。
    ※全く調べておらず、ふわっとした気持ちで書いています。
    ところで。この遥かなる宇宙、人類が観測しうるのは僅か4パーセントとされている。

    「その中で、最も明るい星がシリウスって名前なんだろ?」

    教科書を片手にうんうん唸るカリムの横で、思わずため息が漏れた。スカラビアの夜はとうに更け、二人は机を並べて身を寄せ合うようにして勉強をしていた。その間を砂漠気候のぬるっとした風が吹き抜けていく。

    「シリウスを基軸にした占星術が出来るようになってから言ってくれ」

    カリムの集中力はとうに切れてしまったのか、先程からペンは紙の上を滑るばかり。意味ある文字列が綴られた形跡すらない。

    「なぁ、ジャミル」

    それは唐突だった。
    机の上で項垂れていたカリムは、その姿勢のまま顔だけこちらに寄越した。

    「休憩しようぜ」

    ーー

    「確かに!休憩は!承諾したが!!!これは無いだろ!これは!!」

    叫ぶのも無理はないと思う、少なくとも。誰が勉強の合間の休憩に、絨毯で飛び出でる奴がいると思う。

    「あっはっは!そんな事ないぜ!詰まったのなら実際に星を見れば分かるかもしれないだろ??」
    「ばかばか!星見て思いつくなら苦労なんかするか!こんな夜中に!薄着で来てしまった 1454