まろんじ 主に作業進捗を上げるところ 今は典鬼が多い ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 549
ALL 典鬼 人間女子 江たろ がるまで 宇奈七 エルモリ ファフナー ファンノク ブルマリ むつじろ 何か その他 とうらぶ おヘル誕 ヘルルナ まろんじPROGRESS2023/06/23【創作百合】こたつ布団は早々に片付けねばならなかった。がっちりした暖房器具で家を暖められていた、北海道の暮らしとは大違いだ。 1257 まろんじPROGRESS2023/06/12【創作百合】大学寮の中庭をぐるりと一周すると、およそ三キロから四キロの道のりになる。 1130 まろんじPROGRESS2023/06/11【創作百合】サークル棟の廊下に出た胡蝶は、静かに歩いて来る学生を遠くに見つけた。向こうも胡蝶を認めたらしく、近付いて来る。 2089 まろんじPROGRESS2023/06/03【創作百合】大学の部活やサークルの朝練に精を出す学生も、無論いる。桃園大学サークル棟には、道場が並ぶ一画がある。剣道部や空手部、柔道部、弓道部、そして薙刀部の稽古場だ。 1513 まろんじPROGRESS2023/05/24女は、がま口のポシェットを探ったかと思うと、丸い葉っぱのような形をした、赤い棒付きキャンディを取り出した。 3543 まろんじPROGRESS2023/05/23【創作百合】朝の時間を、寮から出て過ごす学生もいる。その中でも特に、雨宮零佳(あめみや・れいか)は朝に強い人間と言えた。 1675 まろんじPROGRESS2023/05/21箸を持つ手が震えていた。悟られないようにゆっくり箸を置き、手を膝に落とす。 1647 まろんじPROGRESS2023/05/15早朝である。静まり返った桃園学園の学生寮を、朝日が柔らかく照らす。宵っ張りの学生の眠りを妨げないよう、廊下の東側の窓はブラインドが下ろされていた。 2494 まろんじPROGRESS2023/05/13その海辺から街までの帰り道、実悟たちが乗った軽自動車は、ワゴン車と正面から衝突した。ワゴン車が中央線を越え、対向車線から突っ込んで来たのだ。 2002 まろんじPROGRESS2023/05/12私用で願い出た休憩を埋め合わせるように、実悟は三人分ほども働いた。あるいは、「テキトーな奴」と言われたのを、どこかで気にしていたのかもしれない。 1536 まろんじPROGRESS2023/05/11「まあ……緋那汰さん自身、ほとんどプライベートがないような人なので、あんまり心配いらない気もするんですけど」 1457 まろんじPROGRESS2023/05/10「でも、そんなの今どき珍しいか」「え〜、じゃあなになに〜?」 3932 まろんじPROGRESS2023/05/08大学の共通講義棟には、売店や学食、カフェのように洒落たテラス席などがある。一階の売店前の広いスペースにステージを設営すれば、文化系サークルのコンサートなども可能だ。 2104 まろんじPROGRESS2023/05/07壇上は返事を待つべく口を閉じた。書斎の振り子時計の、秒針の音だけが響いて聞こえた。 3289 まろんじPROGRESS2023/05/04亜蓮が置いて行った紅茶が、陽射しに透けている。それを一口飲み、壇上は書斎のテーブルに戻した。 1674 まろんじPROGRESS2023/05/03-2「あの子とは前から知り合いでね。幼稚園の頃から」 「へえ、幼馴染なんですね」 1861 まろんじPROGRESS2023/05/01「──よろしいですか? 妃奈子さん」妃奈子は依然として、両方の口角をくいっと上げていた。 2114 まろんじPROGRESS2023/04/30望んでいないの? でも、少しも願ってないなら、あなたは『雛人形』にはならないはずだもの。 2359 まろんじPROGRESS2023/04/29妃奈子の向こう、壁際のフラミンゴのつがいと視線が合った気がした。もしかしたら、彼らの方では妃奈子を見ていたつもりだったのかもしれない。 2433 まろんじPROGRESS2023/04/27チャットルームに、待っていた通話相手が入室したらしい。妃奈子のパソコンも相手のパソコンも高性能なのか、映像はかなり鮮明だ。 2269 まろんじPROGRESS2023/04/25「……これが、高三のインターハイの時のです」実悟は、指でスマートフォンの画面をスワイプした。 1734 まろんじPROGRESS2023/04/23「このような時刻にお集まり頂き、大変恐縮です」 壇上緋那汰は、立ったまま一礼した。 4761 まろんじPROGRESS2023/04/16実悟が平日に錦屋旅館で働くのは、概ね午後から夜の十時か十一時までだ。その日の講義が終わった時刻によっては、もう少し早く帰ることもある。 10755 まろんじPROGRESS2023/04/14講義室の後ろ側のドアをこっそりと開ける。座席が階段状になった広い講義室は、学生でいっぱいだった。 4324 まろんじPROGRESS2023/04/13──ねえ。わたし、どうしてこのお靴をはくの? これじゃ、歩けない。これは何? おなかが苦しいわ。どうして真っ白なの? わたし、あの青のおようふくがいい。 2391 1