honeyコロン…と口の中を転がる蜂蜜味の飴を舐めると私はいつも君の事を思い出す。
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「飴…だと?」
「うん、メタはいつも忙しそうにしているんだもん。君は集中していると絶対に食事を取るの忘れるでしょ?飴なら嵩張らないし日持ちするし、…何せ糖分だよ?仕事中にとれば作業効率アップ間違いなしだよ!」
「作業効率…か、良く知っていたな…。」
私がそう言うとカービィはデデデやバンダナに教えて貰ったんだ!と得意気なポーズをしてみせた。この様子だともしかしたら良くわかっていないのかもしれない…。
「だから、これ。あげる!!」
そう言って取り出したのは蜂蜜入りの小さな飴。
可愛い小瓶に小さな飴が沢山詰まっており、瓶の中でキラキラと輝いていた。
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