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    POIPOI 57

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    DOODLE呉葉さんとの合同誌の話。
    倫理とかない。
    オリ主(17)×五条(28)
    なんでも楽しめる人だけ。
    「人に落ちる恋」
    「悟君」
     ずっと聞きたかった声がしたのに、五条はゆっくりと目を開けた。寝るときは目隠しは外しており、薄暗い部屋はまだ夜の気配が漂っていて静かだ。声の主を探して見上げた先で、誰かが自分を見下ろしているのを見上げる。警戒しないのは、それがもう誰かわかっているからだ。
    「……いつ帰ってきたの?」
    「ついさっきだよ。駄目だよ悟君。こんなところで寝たら風邪ひくから」
     言いながら、自分の背中と足の裏に手を差し入れられて五条はぎょっとした。身長は自分のほうが10センチ近く高いのに、気にした様子もなく軽々と五条を抱き上げた一瀬が、器用に呪力を扱っているのが分かる。五条は、この身長と年で、こんなシチュエーションにときめくなんて思いもしなかったと一瀬の首に抱き着きながら思う。危なげない一瀬がベッドにそっと五条をおろしたのに、五条は腕を離さずに一瀬を捕まえたまま自分に引き寄せる。五条の力に倒れこみそうになった一瀬が、両手をシーツについて五条にかぶさるようになったのに、五条は唇に笑みを浮かべた。
    「ね。色。悪いこと教えてあげようか」
    「駄目。悟君、疲れてるでしょ」
    「疲れててもしたいの」
     一瀬が青くてち 2973