くらむ
DOODLE🌟🎈一生忘れられない元旦になったよ
ワンライ『初日の出』『兎年』(2023/01/04) 大晦日。
ショーの最終確認が終わり、男女別れて更衣室へ入る。
事の発端は毎朝目にする情報番組の特集で、初日の出について扱っていたのをたまたま見た司の一言であった。
「今回の初日の出はどうやら、天候に恵まれとても綺麗に見えるのだそうだ」
「初日の出…行くのかい?」
「あぁいや…ただ、テレビでやっていただけだ。だからといって何かある訳では無い、ぞ…?」
途中まで話して、ハッとする。
何故今、大して関係も無いはずのことを類に話したのだろうか。
疑問に思いながらも、話の流れを作ってしまったのは自分なため何とか会話を繋げようと思考をめぐらせていた時だった。
「初日の出、かぁ…見たことないんだよね、僕」
「なに!?一度もか!?」
2784ショーの最終確認が終わり、男女別れて更衣室へ入る。
事の発端は毎朝目にする情報番組の特集で、初日の出について扱っていたのをたまたま見た司の一言であった。
「今回の初日の出はどうやら、天候に恵まれとても綺麗に見えるのだそうだ」
「初日の出…行くのかい?」
「あぁいや…ただ、テレビでやっていただけだ。だからといって何かある訳では無い、ぞ…?」
途中まで話して、ハッとする。
何故今、大して関係も無いはずのことを類に話したのだろうか。
疑問に思いながらも、話の流れを作ってしまったのは自分なため何とか会話を繋げようと思考をめぐらせていた時だった。
「初日の出、かぁ…見たことないんだよね、僕」
「なに!?一度もか!?」
はぱまる
MOURNING昔書いたのを思い出して読み返してみたのですが、これ今から続き書くの無理だな……となったのでここに置いておきます後悔 酒は嫌いだ。正気を失うから。ショーに気を狂わせている方がよほど楽しい。
そう笑う彼の瞳が輝いて見えて、ああ大きな魚を逃したなと思ったのだ。惜しいことをしたと思い知らされたのだ。
司とは逆に酔う感覚がそれなりに好きな類は口惜しさにアルコールを摂取し、摂取し、摂取し、そこからはもうダメだった。もう一度僕に演出させてほしいと、君の演出家になりたいと、ズルズルと子供のように縋ってしまったのだ。はたまた恋人に捨てられそうな哀れな男にでも見えたろうか。なんにせよ、醜い有様であったことに変わりはない。
類は知っている。高校生の頃、嫌になるほど共に過ごしてきたため知っている。司は人が好く頼み込まれれば基本的に断れないタチだ。しかも酷く素直で単純で、その気になれば口車に乗せることなど容易い。しかしこの男、どうにも頑固で仕方がないのだ。こうと決めたことは梃子でも曲げない。どんな話術を使おうと泣き落としをしようと首を縦に振らない。そして、司はワンダーランズ×ショウタイムからキッパリと縁を切っていた。
1305そう笑う彼の瞳が輝いて見えて、ああ大きな魚を逃したなと思ったのだ。惜しいことをしたと思い知らされたのだ。
司とは逆に酔う感覚がそれなりに好きな類は口惜しさにアルコールを摂取し、摂取し、摂取し、そこからはもうダメだった。もう一度僕に演出させてほしいと、君の演出家になりたいと、ズルズルと子供のように縋ってしまったのだ。はたまた恋人に捨てられそうな哀れな男にでも見えたろうか。なんにせよ、醜い有様であったことに変わりはない。
類は知っている。高校生の頃、嫌になるほど共に過ごしてきたため知っている。司は人が好く頼み込まれれば基本的に断れないタチだ。しかも酷く素直で単純で、その気になれば口車に乗せることなど容易い。しかしこの男、どうにも頑固で仕方がないのだ。こうと決めたことは梃子でも曲げない。どんな話術を使おうと泣き落としをしようと首を縦に振らない。そして、司はワンダーランズ×ショウタイムからキッパリと縁を切っていた。
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DOODLE🌟🎈君のおかげで、僕のセカイが色鮮やかになっていく
ワンライ『クリスマス』『もういくつ寝ると』(2022/12/28) ほぅと吐き出した息が煙のように白くなる。
一年も終わりに近づき、周りは年末年始の催し物の話題や広告で溢れている。
恋人との待ち合わせの広場にて、辺りに飾り付けられているイルミネーションをぼんやりと眺めていた。
「類、待たせてすまない」
「司くん。今着いたところだから大丈夫だよ」
慌ただしい音と共に、目的であった待ち人が現れる。
今日はクリスマス…の三日後である。
ワンダーステージでのクリスマスショーが一段落した今、二人だけのクリスマスを過ごそうというのが今回の目的である。
「咲希が自室の掃除をしていてな…何やら重い荷物を運んでいたので少し手伝っていたら、時間がギリギリになってしまった…すまない」
「謝らなくても大丈夫だよ。本当に待っていないのだから」
2223一年も終わりに近づき、周りは年末年始の催し物の話題や広告で溢れている。
恋人との待ち合わせの広場にて、辺りに飾り付けられているイルミネーションをぼんやりと眺めていた。
「類、待たせてすまない」
「司くん。今着いたところだから大丈夫だよ」
慌ただしい音と共に、目的であった待ち人が現れる。
今日はクリスマス…の三日後である。
ワンダーステージでのクリスマスショーが一段落した今、二人だけのクリスマスを過ごそうというのが今回の目的である。
「咲希が自室の掃除をしていてな…何やら重い荷物を運んでいたので少し手伝っていたら、時間がギリギリになってしまった…すまない」
「謝らなくても大丈夫だよ。本当に待っていないのだから」
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TRAINING🌟🎈それは、貴方の為の
ワンライ『期待』『いつもと違う』(第97回お題拝借) ワンダーステージでの公演が終わり、寧々とえむを送迎する車が遠ざかっていく。
練習は暗くなる前に解散するが、公演となればそうはいかない。
帰宅時に送迎が必要になるのは明確だった。
…車が見えなくなったので歩みを始める。
珍しく話が振られることが無かった為ふと疑問に思い横を向くと、ちょうど司もこちらに顔を向けた。
「……類さえ良ければ…なのだが。…少し、寄り道をしないか」
「寄り道?」
急にどうしたのだろうか。
疑問に思いはしたがこの後の予定は無いのだから、答えはひとつだ。
「勿論、構わないよ」
「!…そうか、良かった」
特に目的地も告げずに歩いていく司についていく。
人の多い通りを抜け辺りに誰もいなくなると、手を繋がれた。
1758練習は暗くなる前に解散するが、公演となればそうはいかない。
帰宅時に送迎が必要になるのは明確だった。
…車が見えなくなったので歩みを始める。
珍しく話が振られることが無かった為ふと疑問に思い横を向くと、ちょうど司もこちらに顔を向けた。
「……類さえ良ければ…なのだが。…少し、寄り道をしないか」
「寄り道?」
急にどうしたのだろうか。
疑問に思いはしたがこの後の予定は無いのだから、答えはひとつだ。
「勿論、構わないよ」
「!…そうか、良かった」
特に目的地も告げずに歩いていく司についていく。
人の多い通りを抜け辺りに誰もいなくなると、手を繋がれた。
くらむ
DOODLE🌟🎈「少女漫画といえば...だろう」
「君、本当に読んだことがあるのかい?」
ワンライ『無自覚』『少女漫画』(2022/12/14) 放課後、類のガレージにて、司と類は台本の確認と配布準備を行っていた。
別に学校で行ってもいいのだが、やはり他者の干渉の少ないこの場は作業にとても最適であった。
……はず、なのだが。
(…視線を、感じる…)
作業そのものは特に問題もなく順調なのであるが、どうにも司からの視線を感じてしまう。
普段類が何かを隠そうとすると、司は一生懸命それを見破ろうとしてくる……のだが、今日は別に夜更かしをしていなければ食を抜いていることも無い為、隠し事はしていない。
他にここまでの熱い視線を受ける理由として思い浮かぶのは……
「む、類?何か気になった箇所でもあったのか?」
「…あ、あぁ…すまないね、少しゆっくり見すぎていたみたいだ」
2765別に学校で行ってもいいのだが、やはり他者の干渉の少ないこの場は作業にとても最適であった。
……はず、なのだが。
(…視線を、感じる…)
作業そのものは特に問題もなく順調なのであるが、どうにも司からの視線を感じてしまう。
普段類が何かを隠そうとすると、司は一生懸命それを見破ろうとしてくる……のだが、今日は別に夜更かしをしていなければ食を抜いていることも無い為、隠し事はしていない。
他にここまでの熱い視線を受ける理由として思い浮かぶのは……
「む、類?何か気になった箇所でもあったのか?」
「…あ、あぁ…すまないね、少しゆっくり見すぎていたみたいだ」
くらむ
DOODLE🌟🎈それは吐息のように漏れ出た
ワンライ『雑念』『見惚れる』(2022/12/7)「んむむむむぅ……」
(なかなか苦戦しているようだけど、途中までは合っていそうかな)
それはテスト勉強期間開始前日。
期間中はワンダーステージも休演となるため、いつも通り思う存分演出案を練らせてもらおうと考えていた所に、彼はやってきた。
「類………オレに、勉強を教えて欲しい!!」
腰を90度折り曲げ右手を差し出すその格好は、まるで愛しい人に求婚をした男のようで。
その様子ばかりに気を取られてしまい、何を言われたのか理解するのに時間をかけてしまった。
「…えーっと…司、くん。とりあえず顔を上げてくれるかい?」
「はっ!すまない!!」
「あと、声も抑えてくれると嬉しいな…」
いつもより大きいデシベルにギャラリーが増えていく。
3202(なかなか苦戦しているようだけど、途中までは合っていそうかな)
それはテスト勉強期間開始前日。
期間中はワンダーステージも休演となるため、いつも通り思う存分演出案を練らせてもらおうと考えていた所に、彼はやってきた。
「類………オレに、勉強を教えて欲しい!!」
腰を90度折り曲げ右手を差し出すその格好は、まるで愛しい人に求婚をした男のようで。
その様子ばかりに気を取られてしまい、何を言われたのか理解するのに時間をかけてしまった。
「…えーっと…司、くん。とりあえず顔を上げてくれるかい?」
「はっ!すまない!!」
「あと、声も抑えてくれると嬉しいな…」
いつもより大きいデシベルにギャラリーが増えていく。
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TRAINING🌟🎈子供騙しだと侮らない事だ
ワンライ『指切り』(第98回お題拝借) 止まらんばかりに溢れ続ける演出案。
自分の案を元に輝かしいショーを魅せてくれる仲間達。
もっと、もっと楽しくて素晴らしい物を届けたい――
―――ピピピ…目覚ましの音で目が覚める。
どうやらうっかり机で寝落ちしてしまったようだ、少し肌寒い。
緩慢な動作で起き上がり準備をする。
昨晩考えた演出案も忘れること無く、家を出た。
「………」
何だろう、今日はやけにカバンが重い。
中身はいつもと同じはず…なんなら家を出た時より重くなっているような気さえする。
教室まであと少し、早くカバンを下ろしてしまいたい。
いつもよりやけに長く感じる廊下を、重たい荷物を背負い歩、
―――ピピ…体温計の音が鳴る。
小さい画面には38.7の数字が浮かんでいた。
1476自分の案を元に輝かしいショーを魅せてくれる仲間達。
もっと、もっと楽しくて素晴らしい物を届けたい――
―――ピピピ…目覚ましの音で目が覚める。
どうやらうっかり机で寝落ちしてしまったようだ、少し肌寒い。
緩慢な動作で起き上がり準備をする。
昨晩考えた演出案も忘れること無く、家を出た。
「………」
何だろう、今日はやけにカバンが重い。
中身はいつもと同じはず…なんなら家を出た時より重くなっているような気さえする。
教室まであと少し、早くカバンを下ろしてしまいたい。
いつもよりやけに長く感じる廊下を、重たい荷物を背負い歩、
―――ピピ…体温計の音が鳴る。
小さい画面には38.7の数字が浮かんでいた。
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DOODLE🌟🎈子供みたいだと、君は笑うだろうか
ワンライ『夢』『はじめての』(2022/11/30)「突然だけど司くん。僕の夢の話を聞いてくれないかい?」
「…夢?演出家の事では無いのか?」
「あぁ、確かにそれも夢ではあるのだけれど。ちょっと別の話さ」
明日は練習も学校も無い正真正銘の休みの日。
久しぶりの休みなのだから何か普段出来ない事をしようと話し始めた時の事だった。
「僕の夢はね。友人を家に招いてお泊まり会をすることなんだ」
「……オレは今、誘われているということか?」
「フフッ、話が早くて助かるね」
ちょうど両親が不在なんだ。と続ける類を横目に、端末を叩く。
断る理由はないのだ、あとは親の許可を取れればイエスを伝えることが出来るわけで。
「即断…だったね」
「それはもちろん。恋人の頼みを断る理由などないからな」
2526「…夢?演出家の事では無いのか?」
「あぁ、確かにそれも夢ではあるのだけれど。ちょっと別の話さ」
明日は練習も学校も無い正真正銘の休みの日。
久しぶりの休みなのだから何か普段出来ない事をしようと話し始めた時の事だった。
「僕の夢はね。友人を家に招いてお泊まり会をすることなんだ」
「……オレは今、誘われているということか?」
「フフッ、話が早くて助かるね」
ちょうど両親が不在なんだ。と続ける類を横目に、端末を叩く。
断る理由はないのだ、あとは親の許可を取れればイエスを伝えることが出来るわけで。
「即断…だったね」
「それはもちろん。恋人の頼みを断る理由などないからな」
くらむ
PAST🌟🎈聞こえた鼓動は
ワンライ『🍭』『公演後』(2022/11/23) とくん――とくん――
あの時感じた体温。
嗚呼…どうしてこんなにも……――
「類?」
「あ、あぁ…すまないね」
「いや…」
即興劇を終えた翌日、もはや定位置となっている屋上での昼食を二人で食べていた。
油断しているとすぐに昨日のことを思い出してしまい、体が熱くなる。
昨晩もあまり寝ることが出来なかった。
―――
普段出来ないようなことをしてみたい!とえむの提案により突然決まった即興劇。
演目をルーレット、役柄をあみだくじで決めるというトンデモな発想がそのまま採用されてしまった催しである。
テーマをおとぎ話とし、それぞれショーをしてみたいと思うタイトルを持ち寄った結果、ルーレットで選ばれたのは「ヘンゼルとグレーテル」だった。
2479あの時感じた体温。
嗚呼…どうしてこんなにも……――
「類?」
「あ、あぁ…すまないね」
「いや…」
即興劇を終えた翌日、もはや定位置となっている屋上での昼食を二人で食べていた。
油断しているとすぐに昨日のことを思い出してしまい、体が熱くなる。
昨晩もあまり寝ることが出来なかった。
―――
普段出来ないようなことをしてみたい!とえむの提案により突然決まった即興劇。
演目をルーレット、役柄をあみだくじで決めるというトンデモな発想がそのまま採用されてしまった催しである。
テーマをおとぎ話とし、それぞれショーをしてみたいと思うタイトルを持ち寄った結果、ルーレットで選ばれたのは「ヘンゼルとグレーテル」だった。
くらむ
PAST🌟🎈正直に伝えたらはぐらかされるのはわかりきっていた。
ワンライ『観察』(2022/11/16)放課後、次の演目のことで相談があると言われ、丁度自分も確認したいことがあったと断る理由もなく招待された司の部屋。
部屋に着いて早々に司は荷物を置いてベッドに座り、隣をトントンと叩いた。
意図は分からないが無言のままじっと目を見つめてくるので誘われたとおりに隣に座る。
すると、肩を掴まれたかと思ったらそのまま横にされる。これはつまり、司くんの膝枕?
「…司くん?急にどうしたのかな」
「類、最近睡眠はとれているのか。隈が出来ている」
(バレてしまったか…)
確かにここ最近、次の演目に向けての演出案が溢れてしまい満足な睡眠を摂ることが出来なかった。
今朝、目に隈ができてしまっていたことに気づいたためファンデーションで誤魔化してみたのだが、どうやら司の前では効果を発揮しなかったようだ。
730部屋に着いて早々に司は荷物を置いてベッドに座り、隣をトントンと叩いた。
意図は分からないが無言のままじっと目を見つめてくるので誘われたとおりに隣に座る。
すると、肩を掴まれたかと思ったらそのまま横にされる。これはつまり、司くんの膝枕?
「…司くん?急にどうしたのかな」
「類、最近睡眠はとれているのか。隈が出来ている」
(バレてしまったか…)
確かにここ最近、次の演目に向けての演出案が溢れてしまい満足な睡眠を摂ることが出来なかった。
今朝、目に隈ができてしまっていたことに気づいたためファンデーションで誤魔化してみたのだが、どうやら司の前では効果を発揮しなかったようだ。
sa_raritosita
DOODLE女体化苦手な方はご注意下さい。司類♀の、ハロウィン前イチャイチャです!R15くらい?相変わらず🎈がふにゃってるので、大丈夫な方のみどうぞ!🎹ちゃんがちょこっと出ます。 2711
sa_raritosita
DOODLE成人済同棲司類、頭空っぽにして読むタイプのやつです〜( ◜௰◝ )お酒に弱い🎈可愛いねと思いながら書いたので、だいぶふにゃしろになってて怖い。大丈夫な方だけどうぞ!
イベストに未だに翻弄され、ただのイチャイチャしてるのが見たくなってしまった。 4050
ナナセ
DOODLE力尽きました。気が乗ったらまた続き描くつもりです。
内容は(司類前提)星を吐いちゃう類くん。
セリフに文字入れてないのでご想像にお任せします。
※コマ割り→アイビス
絵→googleCanvas 12
YucaRi517624
DONE9月なのにまた夏ネタを書いてしまいました…付き合っているツルで遠征中の妄想。
とびきり美しい癖に自分に無頓着な受が大好きなんです(照)
それを美意識高めの面倒見いい彼氏が甲斐甲斐しくお世話するシチュエーション!
私しか萌えないかもしれないけどまた癖の塊のような話になっています。
そしてナチュラルにバカップルなのも好きなんです…!
色々大丈夫な方だけどうぞ。 5572
鯖さん
PAST類が初夜にやべーパンツ履いてくる話失敗しかける話 心待ちにした日の入り。カーテンの奥で暗くなる空と相反して、オレの顔は赤く、見るも無残な状態になっているのだろう。
そういうことをしよう、と話し合ったのが数週間前。泊まっていかないかい? と声をかけられたのは数時間前。
突発的な誘いだったが、類の何かを決意した表情を見てオレは察した。
(あと少しで……類と……)
目を瞑ると、遠くからシャワーの音が聞こえる。
風呂場の中で今類は何をしているだろうか。
オレと同じようにドキドキしてくれているだろうか。のぼせていないだろうか。
待ち遠しくて、ベッドの上の毛布を意味もなく畳んだり、枕を抱きしめてみる。香りがして余計に類をことを意識してしまった。
1秒1秒が長く感じる。
1190そういうことをしよう、と話し合ったのが数週間前。泊まっていかないかい? と声をかけられたのは数時間前。
突発的な誘いだったが、類の何かを決意した表情を見てオレは察した。
(あと少しで……類と……)
目を瞑ると、遠くからシャワーの音が聞こえる。
風呂場の中で今類は何をしているだろうか。
オレと同じようにドキドキしてくれているだろうか。のぼせていないだろうか。
待ち遠しくて、ベッドの上の毛布を意味もなく畳んだり、枕を抱きしめてみる。香りがして余計に類をことを意識してしまった。
1秒1秒が長く感じる。
ナナセ
DOODLE【定期】不穏とは?同じ場所に立つ価値※注意※
・病み類
・リスカ、薬物表現有
・司類前提
・不穏表現にしてはヌルい
・短い
それでも良い方はどうぞ↓↓↓
僕の存在意味ってなんだろうか。
えむくんみたいに人を笑顔にできるわけではない。
寧々みたいに自分の得意なことを活かせられているわけでもない。
司くんみたいに輝けない。
みんなと同じように学校に行って、同じステージに立って、一緒に過ごしているはずなのに………どうしてこんなにも違うのだろう。
えむくんみたいに人を笑顔にできる演出を作りたい。
寧々みたいに自分の好きなことを活かしたい。
司くんみたいに………いや司くんのそばで、司くんが今より輝ける演出をつけたい。
でも僕にはなにもない。何もできない。
そうなのになんで僕は、みんなの隣に立とうとしているのだろうか。
1364・病み類
・リスカ、薬物表現有
・司類前提
・不穏表現にしてはヌルい
・短い
それでも良い方はどうぞ↓↓↓
僕の存在意味ってなんだろうか。
えむくんみたいに人を笑顔にできるわけではない。
寧々みたいに自分の得意なことを活かせられているわけでもない。
司くんみたいに輝けない。
みんなと同じように学校に行って、同じステージに立って、一緒に過ごしているはずなのに………どうしてこんなにも違うのだろう。
えむくんみたいに人を笑顔にできる演出を作りたい。
寧々みたいに自分の好きなことを活かしたい。
司くんみたいに………いや司くんのそばで、司くんが今より輝ける演出をつけたい。
でも僕にはなにもない。何もできない。
そうなのになんで僕は、みんなの隣に立とうとしているのだろうか。
YucaRi517624
DONE絶賛片想い中のル視点ですが、一瞬ツ寄りになります。高校生男子の青春を目指したのですが大丈夫でしょうか(汗
アオハルっぽい普段のやり取りに特別感を混ぜるのが大好きなんで伝わっていれば嬉しいです。
最近夏の海を見ましてこんな王道な事していて欲しい!と思ってしまいました笑 4178
ささみフライ
PROGRESS🎈がスカウトされる話(🌟🎈)いつまで経っても完成しないので尻叩きとしてぽいに投げることにしました。出来次第、字が増えます💥
昨日外部公演を無事に終え、今日はその振り返りをおこなっていた。想定通り観客の反応が良かったシーン、そして反省すべき点。それぞれが感じたことを話し合い意見交換をする。
「今回も大成功だったな!」
「みんなわんだほーいなお顔になってくれて良かったー!」
「うん。私は、最後のシーンで全員で歌うところ、振り付けがまた小さくなっちゃったかなって思ってて…」
「僕も、みんなの登場シーンでの照明の使い方はもっと改善できそうだ」
そんな中、鳳慶介、昌介の2人が姿を現した。外部公演が終わると、その反響などを報告しに来てくれるのだった。
淡々と報告をする2人。今回のショーも好評だったらしく、皆で顔を見合わせて喜んだ。舞台の上から観客の笑顔が見られるだけでも嬉しいのに、こうして終演後に改めて言葉にして観客のリアクションを伝えられると、これほど喜ばしいことはないし自分たちのモチベーションにも繋がっていく。4人はこの時間が好きだった。
2036「今回も大成功だったな!」
「みんなわんだほーいなお顔になってくれて良かったー!」
「うん。私は、最後のシーンで全員で歌うところ、振り付けがまた小さくなっちゃったかなって思ってて…」
「僕も、みんなの登場シーンでの照明の使い方はもっと改善できそうだ」
そんな中、鳳慶介、昌介の2人が姿を現した。外部公演が終わると、その反響などを報告しに来てくれるのだった。
淡々と報告をする2人。今回のショーも好評だったらしく、皆で顔を見合わせて喜んだ。舞台の上から観客の笑顔が見られるだけでも嬉しいのに、こうして終演後に改めて言葉にして観客のリアクションを伝えられると、これほど喜ばしいことはないし自分たちのモチベーションにも繋がっていく。4人はこの時間が好きだった。