aeviathor
DOODLEHere's another xiaoaether mukbang as a thank you for 27k! Actually, this has been in my WIP folder for days already 😅 3namo_kabe_sysy
MOURNINGメモ遡ってたら出てきたたぶん魈空になる予定だったもの 現パロで学パロだと思う…完成しなさそうなので供養…魈空らしきもの昼休みで賑やかな教室の、窓際にある空の座席。ひとつ前の椅子に魈が寄りかかり、持ってきた昼食を取り出していたところを見ると、やや眉を顰めた空が口を開いた。
「魈、お昼それだけ?」
「? ああ。いつもと同じだろう」
いつもと同じ、という内容はハムとレタスが挟んであるサンドイッチと、牛乳が入ったパック飲料。購買に残っていたものがそれしかなかった、ということは勿論なく、他にも選び放題だった。焼きそばパンにカツサンド、大きなメロンパンもあればおにぎりだってある。しかしそれらのいずれも選択せず、魈は今日も決まったメニューを選び、机に並べた。
「ねえ、もうちょっと食べた方がいいと思うんだけど」
「必要ない。これで十分足りている」
1217「魈、お昼それだけ?」
「? ああ。いつもと同じだろう」
いつもと同じ、という内容はハムとレタスが挟んであるサンドイッチと、牛乳が入ったパック飲料。購買に残っていたものがそれしかなかった、ということは勿論なく、他にも選び放題だった。焼きそばパンにカツサンド、大きなメロンパンもあればおにぎりだってある。しかしそれらのいずれも選択せず、魈は今日も決まったメニューを選び、机に並べた。
「ねえ、もうちょっと食べた方がいいと思うんだけど」
「必要ない。これで十分足りている」
xhalmuttyx
DOODLE魈空小話。キスの日(更に遅刻)Twitter再録彼にキスをした日(魈ver)「お前……我の面に触れたな」
儺面を眺めていた魈はそう言った。
問いかけるというよりは、確認するような口振りだった。
昨夜魈が仮眠を取る間、彼の面を預かっていたことを言っているのだろう。
だが空はあの時、確かに魈に「預かる」と声を掛けた筈だ。
「昨夜眠ってる時に少し預かってたよ。そうじゃなくて?」
魈は面を検めるとその額に鼻先を寄せて確認するように目を閉じると、再び空を見た。
「額にお前の元素が残っている」
「……っ、」
ぴくりと空の肩が跳ねた。
そこは、空が口付けたところだ。
安らかな眠りを祈る以外に他意はなかった筈が、なぜだか後ろめたいような気がする。
改めて自身の行為を顧みることに気後れして、些かずれた返答をした。
1406儺面を眺めていた魈はそう言った。
問いかけるというよりは、確認するような口振りだった。
昨夜魈が仮眠を取る間、彼の面を預かっていたことを言っているのだろう。
だが空はあの時、確かに魈に「預かる」と声を掛けた筈だ。
「昨夜眠ってる時に少し預かってたよ。そうじゃなくて?」
魈は面を検めるとその額に鼻先を寄せて確認するように目を閉じると、再び空を見た。
「額にお前の元素が残っている」
「……っ、」
ぴくりと空の肩が跳ねた。
そこは、空が口付けたところだ。
安らかな眠りを祈る以外に他意はなかった筈が、なぜだか後ろめたいような気がする。
改めて自身の行為を顧みることに気後れして、些かずれた返答をした。
xhalmuttyx
DOODLE魈空小話。キスの日(遅刻)Twitter再録。彼にキスをした日(空ver) 背中越しにひゅうひゅうと引き攣ったような呼吸が聞こえる。
掠れた息は時折苦しげな呻き声と共に吐き出され、じわりと業のような闇が視界の隅に滲む。
「大丈夫? 魈……」
どうにかしてやりたいと思ってもできることは彼の手を握り、痛みをやり過ごす時間を共にする程度。
魈はその決して大きくはない己の身の内に淀んだ怨みつらみを封じるようにただただ耐えていた。
少しでも痛みを分かち合えやしないかと魈の手を握ってみても彼はその爪を食い込ませることすらしない。
ただ、魈は空の熱を確かめるように幾度となく握り直していた。
優しい鬼神のような人。
いずれ我を見失う日までそう在る積りなのだろう。
空は手を握ったまま振り返るとその顔に指を伸ばす。
970掠れた息は時折苦しげな呻き声と共に吐き出され、じわりと業のような闇が視界の隅に滲む。
「大丈夫? 魈……」
どうにかしてやりたいと思ってもできることは彼の手を握り、痛みをやり過ごす時間を共にする程度。
魈はその決して大きくはない己の身の内に淀んだ怨みつらみを封じるようにただただ耐えていた。
少しでも痛みを分かち合えやしないかと魈の手を握ってみても彼はその爪を食い込ませることすらしない。
ただ、魈は空の熱を確かめるように幾度となく握り直していた。
優しい鬼神のような人。
いずれ我を見失う日までそう在る積りなのだろう。
空は手を握ったまま振り返るとその顔に指を伸ばす。
xhalmuttyx
DOODLE魈空小話「卵を産んだ日(R18)」の後日談注:オリジナルの子ども設定あり
男性出産
雛を育てた日々 夜叉は由緒ある一族だ。
旧きよりこの世に責務を負っている。
我らの血には生まれ乍ら妖魔を屠り、業を背負う意志がある。
それが仙の中でも夜叉族が高貴とされる所以だ。
同時に其れは夜叉が殆ど滅びた理由でもある。
我らの多くは負いきれぬ業に耐えきれず凄絶な最期を遂げる。
我らは其れを恐れはせぬが、璃月の民にすれば厄災にも等しい。
故に、お前のような者が夜叉一族の中に生まれ出でた事を我は……父は誇りに思う。
産んだ卵は、二人で交互に温めた。
七度、月と太陽の光を浴び、三つの卵のうち一つに命を授かったことを知った。
仙人は生まれ乍ら地脈から力を吸い上げて育つ。
地脈が溢れる険しい山の頂を棲家に選び、藁を敷いた寝床で魈と空は向かい合って卵を温めながら様々な話をした。
10418旧きよりこの世に責務を負っている。
我らの血には生まれ乍ら妖魔を屠り、業を背負う意志がある。
それが仙の中でも夜叉族が高貴とされる所以だ。
同時に其れは夜叉が殆ど滅びた理由でもある。
我らの多くは負いきれぬ業に耐えきれず凄絶な最期を遂げる。
我らは其れを恐れはせぬが、璃月の民にすれば厄災にも等しい。
故に、お前のような者が夜叉一族の中に生まれ出でた事を我は……父は誇りに思う。
産んだ卵は、二人で交互に温めた。
七度、月と太陽の光を浴び、三つの卵のうち一つに命を授かったことを知った。
仙人は生まれ乍ら地脈から力を吸い上げて育つ。
地脈が溢れる険しい山の頂を棲家に選び、藁を敷いた寝床で魈と空は向かい合って卵を温めながら様々な話をした。
_maruno_
DONE分裂👹🈳(魈くんがなぜか分裂してる魈空です)誕生日すけべ。翠魈くんと赤魈くんが空くんをぐちゃぐちゃのめちゃくちゃにしちゃうだけの、頭を空っぽにして読む3Pです。読み直してないので誤字脱字は心の目で補ってください。
二輪刺しと潮吹きは性癖です(空くんごめん)
前振りを読みたい方はこちら
https://twitter.com/_maruno_/status/15156783974347 6013
_maruno_
DOODLE👹🈳魈空ゆり(魈も空も女の子)の現代女子高生パロなんですが、ぶっちゃけスケベなことしかしてないので設定は特に気にする必要ありません()見直してないので誤字脱字はこころの目で補ってお読みください。 3606