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    #凪玲

    somakusanao

    DONE刀剣乱舞Wパロというやつです。とうらぶをやってないとわからないうえ、なぎがほとんど出てこないという、自分の趣味だけを追求した話です。
    おもしろいのかよくわからなくなってきましたが、そこそこ時間をかけたので、晒します。ただの出オチです…。
    他に白髪キャラがいる中、なぜ人間無双なのかと言うと、槍が好きだからです。それだけです。
    「ここでは菫と名乗りなさい。わたくしのことは桔梗と」



     玲王の六つの誕生日。はじめて祖母に会ったときの話だ。
     まだ日も昇らぬ早朝に家を連れ出され、御影で見たことのない黒塗りの車に乗車すること数時間。日が暮れかける頃に、のどかと言えば聞こえがいいが、人のまず通らなそうな山里に到着した。玲王は車をおろされて、ばぁやとも別れ、ひとり門をくぐった。門の向こう側にはすでに迎えが待ちかまえていた。若く、美しい男である。
     御影の子息である玲王はパーティなどで芸能人を見ることは珍しくなかったが、比較するのがおこがましいほど、彼の見目はうつくしかった。まるで神に誂えられたような完璧な造形。重たげな睫毛に縁どられた双眸は青く透き通っている。すっと通った鼻。こづくりなくちびる。玲王が思わず見惚れてしまうと、彼はにっこりと微笑んだ。
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    hjm_shiro

    DOODLE凪玲/恋愛下手とは名ばかりの
    ⚠プロになってからの二人

    年齢=彼女いない歴の凪を憐れんだ玲王が、凪のために合コンを開いてあげる話。
    ngが恋愛下手なのではなく、ただただ本命が鈍すぎて届いてないだけに一票。
     甘い香りが鼻の奥を突いた。ちょっと香水がきつすぎだ。合コンだからって気合いが入りすぎだろう。みんな分かりやすく目の色を変えて、今夜、誰にお持ち帰りされるのかを見定めている。
     玲王は、まったく周りと絡もうとしない凪の足をテーブルの下で小突いた。雰囲気が堅いぞーと合図を送ったつもりだったが、当の本人はぼんやりしている。右には今をときめく美人アナウンサー、左には若手実力派女優がいるというのに。どこかでは見たことがあるような、そういう美人や可愛い子を見繕ってきた。今日に至るまで、一切彼女がいたことがないという凪のために。


     話は二週間前に遡る。日本代表選手として再び招集された玲王たちは、決起会とは名ばかりの飲み会を開いていた。久々に会った元ブルーロックのメンバーたちも、それぞれの国内外チームで切磋琢磨しており、その活躍っぷりは互いの耳に届いている。初めこそ互いのチームの話で盛り上がっていたが、徐々にプライベートな話になってきた。潔に恋人ができた、千切はこの前喧嘩して停戦中、とか、そういった話をしていたとき、凪がぽつりと言ったのだ。「なんだかみんな楽しそうだね。俺はそういうの、経験したことがないけど」と。
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    hjm_shiro

    DOODLE凪玲/天才様の恩返し
    ⚠🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿戦後/復縁後
    ⚠いろいろ捏造

    いつも甘やかしてもらっている恩返しをしたいから。と、凪が玲王の分の洗濯までしてくれるようになった話。ちょっぴり猟奇的/変態チックな凪くんがいます。注意。
     最近の凪はちょっとおかしい。

    「レオー、洗濯するものない?」
    「ん? あぁ、ベッドの下にまとめてたユニフォームと……あとはこのタオルとか?」
    「オッケー。じゃあ、先に戻って洗濯してくるね」
    「お、おう」

     ほら、やっぱりおかしい。凪が率先して、洗濯物を片付けようとするなんて。やり取りの一部始終を見ていた潔や蜂楽たちも、俺と同じように目を丸くした。

    「なに? アレ」
    「さぁ……? 俺が聞きてーよ」

     いつもなら練習終わり、真っ先に俺のところへ来て、疲れたからおんぶして〜〜とねだるくせに、今日の凪は……というより最近の凪は甘えてくることが減った。おんぶする回数も、ご飯を食べさせる回数も、髪を乾かす回数も、何もかもが減った。それどころか、最近の凪は夜の練習を終えると、自ら率先して洗濯物をまとめ、ランドリールームへ持っていこうとする。洗濯物を持っていくのは自分の仕事だと言わんばかりに、凪はせっせと汚れ物をまとめると、大きな洗濯カゴを持ってランドリールームへ向かうのだ。それこそ最初はあまりにも帰りが遅いから大丈夫かと不安になったが、「心配しなくても洗濯機とか乾燥機ぐらいは使えるよ」と凪が言うから、それもそうかと思って、それ以来好きにさせている。
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