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    kimitsu_bll

    PROGRESSれおなぎオメガバシリーズの三話目です。
    四話、レオと子供が和解
    五話、プロポーズ(ハピエン)
    と続きます。
    ↓このシリーズです
    玲王そっくりな凪の子供はバスケに夢中らしい
    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19833472

    支部にあげる際、いろいろ修正すると思います。
    玲王そっくりな凪の子供はバスケに夢中らしい(3)あの一件以来、レオは頻繁にうちに遊びに来るようになっていて、正直、困っている。
    「やだーーー!レオくんかえって!!!」
    「何を!?一応お前に血を分けた人間だぞ!お前の半分は俺で出来てるんだぞ!!」
    「きらいーーーせいちゃんもこないでっていってたもん!」
    「嘘つけ!!凪はそんなこと……そんなこと言わないよな、凪」
    俺はそれには答えず、エプロンで手を拭いて黙って夕食の支度を続ける。どうせ泣かされるのだからレイも構わなきゃいいのに、レオの正面まで駆けていって、イーダ!と歯を剥き出している。
     

     
    レオが初めて我が家を訪れたあの日、家を飛び出したもののすぐに追いつかれてしまった俺たちは、3人で駅前のファミレスに入った。人目があれば、お互い(主にレオが)感情的になったり暴走したりしないだろうという魂胆だった。レイがずっとしくしく泣いているものだから、周りの人がこっそり声をかけてくれたり、店員さんに「何かあれば合図してください。通報します」とメモを寄越してくれたりした。そのくらい、はたから見て異常な雰囲気だったんだと思う。
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