藤(ふじ)
DONE #夏という言葉を使わずに夏を一人一個表現する物書きは見たらやるタグ をお借りして書いた夏、秋、冬、春のSS桑さに4作品をひとつにまとめた短編集。Kaleidoscope濡れて、見つめて、それから「うわぁ! 綺麗だねぇ!」
桑名江に誘われて畑を見てみれば、青々とした胡瓜が畑一面に実を付けていた。厳しい陽射しを一身に受けてキラキラと輝く様は、とても美しい。
「新しくした肥料が合ってたみたいだねぇ」
隣でしゃがむ桑名は、自身が丹精込めて育てたそれに指先でそっと触れながら言う。前髪と帽子で隠れているはずの彼の目は、きっとこの野菜たちと同じように爛々としているのだろう。
「主に一番に見せたくてね」
こちらを向いてにこりと笑う彼は本当に嬉しそうで、桑名のこういう顔を見るのが私は大好きだった。そして見る度に『ああ、好きだなぁ』と思ってしまう。
「ふふっ、桑名お世話頑張ってたもんね」
8352桑名江に誘われて畑を見てみれば、青々とした胡瓜が畑一面に実を付けていた。厳しい陽射しを一身に受けてキラキラと輝く様は、とても美しい。
「新しくした肥料が合ってたみたいだねぇ」
隣でしゃがむ桑名は、自身が丹精込めて育てたそれに指先でそっと触れながら言う。前髪と帽子で隠れているはずの彼の目は、きっとこの野菜たちと同じように爛々としているのだろう。
「主に一番に見せたくてね」
こちらを向いてにこりと笑う彼は本当に嬉しそうで、桑名のこういう顔を見るのが私は大好きだった。そして見る度に『ああ、好きだなぁ』と思ってしまう。
「ふふっ、桑名お世話頑張ってたもんね」
珠丘(たまおか)
DONE #イケメン嫌いの審神者はかくかたる。#誤字脱字はいつものこと #小話
刀剣乱舞。創作審神者あり。
後半に刀さに(御手杵さに)
意外な真実とちょっと夢女かもしれない。二次創作はファンタジー。
あんたが、俺の審神者か?「主は御手杵は平気なのですね。」
その日、たまには土いじりでもするかぁーっと畑仕事の手伝いの休憩中に蜻蛉切に言われた。今日の畑担当は蜻蛉切と桑名江だ。
蜻蛉切さんは、私の苦手なイケメン要素少々あってマッチョも苦手だが彼の誠実で、時々見せるおちゃめな所や面倒見のいい所(オカン気質)もあったりで、不快感なく接している。桑名江はご覧とおりに顔が見えないので問題は無い。ただ、他は、うん、ちょっと困っているが。
台所の付喪神さまたちが用意した、つめたーい麦茶で喉を潤す。
「いや、ギネさんはどこにでも居そうな感じの人じゃん?」
我ながら酷い事を言ってる所はある。
その言葉に蜻蛉切と桑名が微妙な顔をする。
いや、審神者たちの中でもギネさんはクラスに一人はいるいいヤツ普通な奴ってよくいわれてるんだって。
2731その日、たまには土いじりでもするかぁーっと畑仕事の手伝いの休憩中に蜻蛉切に言われた。今日の畑担当は蜻蛉切と桑名江だ。
蜻蛉切さんは、私の苦手なイケメン要素少々あってマッチョも苦手だが彼の誠実で、時々見せるおちゃめな所や面倒見のいい所(オカン気質)もあったりで、不快感なく接している。桑名江はご覧とおりに顔が見えないので問題は無い。ただ、他は、うん、ちょっと困っているが。
台所の付喪神さまたちが用意した、つめたーい麦茶で喉を潤す。
「いや、ギネさんはどこにでも居そうな感じの人じゃん?」
我ながら酷い事を言ってる所はある。
その言葉に蜻蛉切と桑名が微妙な顔をする。
いや、審神者たちの中でもギネさんはクラスに一人はいるいいヤツ普通な奴ってよくいわれてるんだって。
秋月蓮華
TRAINING久しぶりにエロっぽいのを書いてみた女審神者の笑った顔が好きだったはずなのに、自分の下で顔を真っ赤にして快楽に怯えながら泣く女審神者に興奮してしまっている自分に呆れる宗三。
で、かけてるかはなぞ
お題練習「そうざ、宗三……怖い、です」
宗三左文字は自身の妻である彼女のことを産まれた時から知っている。宗三左文字の元主に仕えていた歌仙兼定とその本丸の補佐として
やってきた女審神者の長女、それが彼女であり、今の主だ。現在は外見は二十代、刀剣男士と人間との子である半神であり、
女系一族で曾祖母の代から、刀剣男士と番ってきた一族の娘である妻は人間の血の方が薄い。
寝室で宗三は自身の男根を彼女の蜜壺に埋めている。繋がった状態でゆるゆると腰を動かしていた。
「何が怖いのですか。――」
彼女の名を呼ぶ。
幼いころから見てきた。彼女の母親が、自身の双子の妹が彼女を庇い瀕死になった際、半身がどうしようもなくなってしまったせいで
心を壊した母親によって彼女も心に傷を負った。泣きじゃくる彼女を見て、宗三は彼女を主として密かに気に掛けていた。
638宗三左文字は自身の妻である彼女のことを産まれた時から知っている。宗三左文字の元主に仕えていた歌仙兼定とその本丸の補佐として
やってきた女審神者の長女、それが彼女であり、今の主だ。現在は外見は二十代、刀剣男士と人間との子である半神であり、
女系一族で曾祖母の代から、刀剣男士と番ってきた一族の娘である妻は人間の血の方が薄い。
寝室で宗三は自身の男根を彼女の蜜壺に埋めている。繋がった状態でゆるゆると腰を動かしていた。
「何が怖いのですか。――」
彼女の名を呼ぶ。
幼いころから見てきた。彼女の母親が、自身の双子の妹が彼女を庇い瀕死になった際、半身がどうしようもなくなってしまったせいで
心を壊した母親によって彼女も心に傷を負った。泣きじゃくる彼女を見て、宗三は彼女を主として密かに気に掛けていた。