小森千代
DONE漆黒での話。若干の捏造等あります。※性別表記あり※種族表現なし※うちの子注意※
エメ光♀表記ですが付き合ってません、お話したりご飯食べたり時々キスしてます。
ソルの身体を借りてるとはいえ元は普通の人間の身体なので、意外と人間らしい事もできるのかなと思い書いてみました。
夢と幻/エメ光♀(FF14)クリスタリウムにある自室の窓から外を眺める。
あれから幾分は活気づいたものの、罪喰いによる脅威はまだ完全に潰えていなかった。
あといくつ、この身に蓄えた光は耐えられるのだろう。
「騒がしい外を見て楽しいか?」
振り返ればそこにいたのはアシエン・エメトセルクだった。
「少しずつでも賑やかになって、いいことじゃない?」
「騒々しいだけだと思うがな」
まぁここから見えるのは岩ばかりだけどね、と付け加えた。
窓から見える外を背に縁へ座り直し、彼に正面を向ける。
彼はゆっくりとこちらに近づいていた。
協力関係を望まれてしばらく。時に静かに時に堂々と着いてきていた彼は、仲間を地脈から引き上げてくれたり我々がまだ知らないことを教えてくれた。
5102あれから幾分は活気づいたものの、罪喰いによる脅威はまだ完全に潰えていなかった。
あといくつ、この身に蓄えた光は耐えられるのだろう。
「騒がしい外を見て楽しいか?」
振り返ればそこにいたのはアシエン・エメトセルクだった。
「少しずつでも賑やかになって、いいことじゃない?」
「騒々しいだけだと思うがな」
まぁここから見えるのは岩ばかりだけどね、と付け加えた。
窓から見える外を背に縁へ座り直し、彼に正面を向ける。
彼はゆっくりとこちらに近づいていた。
協力関係を望まれてしばらく。時に静かに時に堂々と着いてきていた彼は、仲間を地脈から引き上げてくれたり我々がまだ知らないことを教えてくれた。
まいか
DONE暁月エメ光--------------------------------------------------------------
拝啓 愛しいひと
どうかその睡りが安らかなものでありますように
あなたの還った冥く優しい海に 行ってしまいたいと思う日が
今でもあるの
まいか
MAIKING1108の短文のつづきのエメ光(ララ)。このあとめちゃくちゃえっっっtしますたぶんきっとメイビーそうパフィー・ストロベリー・フィールズ ――斯くして、その機会は遠からず訪れた。
「わたしたち……閉じ込められちゃった……?」
「そのようだな……」
がくりと肩を落としたことで輪をかけて小柄に見える英雄を見下ろし、エメトセルクは嘆息する。
キタンナ神影洞の再調査をしたい、その道程でもっと昔の話を聞かせてほしい。そう言い出した彼女に殊勝な心がけだと同道し、遺跡に足を踏み入れた矢先のことであった。前回の調査時には存在しなかったというトラップが発動し、二人は瞬く間に、辛うじて身じろぎができる程度の狭さの箱の中へと閉じ込められてしまったのだった。
箱の内壁はいたく頑丈で物理的に叩き壊すことができず、何らかの妨害により魔術行使も叶わない。――正確には、無理筋を通せば真人たるエメトセルクには魔力操作が可能ではあるが、箱と結界の双方を破壊するとなれば、分かたれた命である英雄は間違いなく重傷を負うだろう。別段助けてやる義理はないが、未だ裁定の最中である。そのような理由で命を落とされでもしたら堪ったものではない。
1113「わたしたち……閉じ込められちゃった……?」
「そのようだな……」
がくりと肩を落としたことで輪をかけて小柄に見える英雄を見下ろし、エメトセルクは嘆息する。
キタンナ神影洞の再調査をしたい、その道程でもっと昔の話を聞かせてほしい。そう言い出した彼女に殊勝な心がけだと同道し、遺跡に足を踏み入れた矢先のことであった。前回の調査時には存在しなかったというトラップが発動し、二人は瞬く間に、辛うじて身じろぎができる程度の狭さの箱の中へと閉じ込められてしまったのだった。
箱の内壁はいたく頑丈で物理的に叩き壊すことができず、何らかの妨害により魔術行使も叶わない。――正確には、無理筋を通せば真人たるエメトセルクには魔力操作が可能ではあるが、箱と結界の双方を破壊するとなれば、分かたれた命である英雄は間違いなく重傷を負うだろう。別段助けてやる義理はないが、未だ裁定の最中である。そのような理由で命を落とされでもしたら堪ったものではない。
まいか
MOURNING1108の日のエメ光♀(ララ) メロス構文をやりたかっただけかもしれない、わからない……1108 ――柔らかい、という感想を抱いた己を殴りたくなった。
「あ、あの……ちょっと、」
困惑した様子の女の声が、頭上から降ってくる。
鼻先と頬に当たる、慎ましやかながらもしっかりと丸みを帯びた感触。
壁に凭れ掛かり微睡んでいたところに、小さな生き物が足元をちょろちょろとうろついた結果、その小さな生き物――ララフェル族の英雄を巻き込むように転倒し、彼女の胸に顔を埋めてしまっている。それがエメトセルクの現在の状況であった。
エメトセルクにはなりそこないがわからぬ。エメトセルクは真なる人である。アシエンとして次元圧壊を起こし、到底生きているとは言えないそれらを、かつての世界を取り戻す贄とするため活動してきた。けれどもコンプライアンスに対しては、人一倍敏感であった。
631「あ、あの……ちょっと、」
困惑した様子の女の声が、頭上から降ってくる。
鼻先と頬に当たる、慎ましやかながらもしっかりと丸みを帯びた感触。
壁に凭れ掛かり微睡んでいたところに、小さな生き物が足元をちょろちょろとうろついた結果、その小さな生き物――ララフェル族の英雄を巻き込むように転倒し、彼女の胸に顔を埋めてしまっている。それがエメトセルクの現在の状況であった。
エメトセルクにはなりそこないがわからぬ。エメトセルクは真なる人である。アシエンとして次元圧壊を起こし、到底生きているとは言えないそれらを、かつての世界を取り戻す贄とするため活動してきた。けれどもコンプライアンスに対しては、人一倍敏感であった。