tulip
DONEふわふわ乳飲み子にドギマギするdmsd話。 言葉にするのは恥ずかしいのだが……愛しの妻がお腹を痛めて俺達の愛の結晶を産み落としてくれた。
柔らかく小さい、彼女と同じ灰色で……。勿論、たくさん酸素を吸って泣くために体全体を少し赤くしているその姿もとても愛おしくて思わず俺は目を細めた。
「ダークに似た足の色にぼくとダークの目の色が片目ずつに入っていて………ぼく…とっても嬉しいよ……。」
産後数日が経ち、お手伝いしてくれていた者たちも城に戻り家族一緒に過ごす事になった初日のこと。
少し落ち着いたシャドーがそう言いながら慈愛のこもった目で赤ん坊の事を見つめると、同じく落ち着いて横になっていた赤ん坊がシャドーの気配を感じたのかにこりと笑った。
2745柔らかく小さい、彼女と同じ灰色で……。勿論、たくさん酸素を吸って泣くために体全体を少し赤くしているその姿もとても愛おしくて思わず俺は目を細めた。
「ダークに似た足の色にぼくとダークの目の色が片目ずつに入っていて………ぼく…とっても嬉しいよ……。」
産後数日が経ち、お手伝いしてくれていた者たちも城に戻り家族一緒に過ごす事になった初日のこと。
少し落ち着いたシャドーがそう言いながら慈愛のこもった目で赤ん坊の事を見つめると、同じく落ち着いて横になっていた赤ん坊がシャドーの気配を感じたのかにこりと笑った。
hana_tulip
DOODLE擬dmsd冬のお話。
ふと、ダークからスケートをしないかと誘われた。
ぼくは運動音痴だから無理だよ…。と言ったら俺が手取り足取り教えてやるからと言われ、彼の熱意に負けてしぶしぶ承諾した。
無様に転んで彼に迷惑かけたくないのに…ってぼそっと呟いたら「お前も才能あるんだからそんなに自分を卑下するんじゃねぇ…。」と小さな声で返された。
それ以上は何も言えなくなって互いに無言になっちゃったけれど嫌な空気は全く無くって、逆に彼がぼくの事を考えてくれているから静かになったのだろうな…と思った。それがわかるかのように彼は淡々と温かい飲み物や手袋等色々と鞄に詰め込んで、これから向かうための準備をしてくれている。
その準備が落ち着いたようで彼は動き出し、自分の部屋から持ってきたのか「服はこれが一番いいと思う。」とぼくに差し出してくれた。
1896ぼくは運動音痴だから無理だよ…。と言ったら俺が手取り足取り教えてやるからと言われ、彼の熱意に負けてしぶしぶ承諾した。
無様に転んで彼に迷惑かけたくないのに…ってぼそっと呟いたら「お前も才能あるんだからそんなに自分を卑下するんじゃねぇ…。」と小さな声で返された。
それ以上は何も言えなくなって互いに無言になっちゃったけれど嫌な空気は全く無くって、逆に彼がぼくの事を考えてくれているから静かになったのだろうな…と思った。それがわかるかのように彼は淡々と温かい飲み物や手袋等色々と鞄に詰め込んで、これから向かうための準備をしてくれている。
その準備が落ち着いたようで彼は動き出し、自分の部屋から持ってきたのか「服はこれが一番いいと思う。」とぼくに差し出してくれた。
おリス
DONE140字お題SSまとめ、メタカビ4本ダメシャド2本。瞬発力だけで書いてます。1君の最期に/メタカビ
2チョコとかパフェとか、愛とか/メタカビ
3何を今更、/メタカビ
4君に呪いをかけてあげましょう/メタカビ
5なんて言ったの?/ダメシャド
6愛してみろよ/ダメシャド 6
hana_tulip
DONE擬人化dmsd♀️dmさんがsdちゃんの髪に特に思い入れのあるお話。
『つなぐ』のdmさん視点を含みます。
きみのためにできること長い髪からふわっと風に乗ってやってくる彼女の好きな洗髪材の香りと、俺に向けた彼女の優しい笑顔に心奪われ、胸が高鳴る。
俺が守りたかった彼女の笑顔。一度、約束を守れず彼女の心に深い傷を負わせてしまった。
割れた鏡に封印され、鏡の世界にも戻れず彼方の世界の途中にある何もない不思議な空間に放り出された俺は、恋人である彼女と離ればなれになり寂しい時期を過ごした。
どれくらいそこで過ごしたのだろうか。日々落ちる気力と体力に愕然とした不安を抱き始めた頃、どこからともなく彼女が姿を現した。
この空間に偶然やって来た彼女は俺に似た格好と髪型をしていた。体力も気力もなく小さく踞っている俺に気付いた瞬間、彼女は目を見開いたかと思うとゆっくりと瞼を閉じ、一筋の涙を溢した。
2512俺が守りたかった彼女の笑顔。一度、約束を守れず彼女の心に深い傷を負わせてしまった。
割れた鏡に封印され、鏡の世界にも戻れず彼方の世界の途中にある何もない不思議な空間に放り出された俺は、恋人である彼女と離ればなれになり寂しい時期を過ごした。
どれくらいそこで過ごしたのだろうか。日々落ちる気力と体力に愕然とした不安を抱き始めた頃、どこからともなく彼女が姿を現した。
この空間に偶然やって来た彼女は俺に似た格好と髪型をしていた。体力も気力もなく小さく踞っている俺に気付いた瞬間、彼女は目を見開いたかと思うとゆっくりと瞼を閉じ、一筋の涙を溢した。
hana_tulip
DONE🦇🍑メインの小話。🌟の世界に婚姻届がないという設定でのお話。
本文に出てくる「うつしみ」ですが、本来なら彼らはオリジナルの(写し)身である筈なのですが、あちらの世界で生きている意味も込めて(現)身という造語の表現にしました。
婚姻届プププランドでは珍しく何日か雨が続いた後にやってきた晴れの日の事だった。
カービィが一枚の紙をもって嬉しそうに私の元にやってきた。
「メタナイト!見てみて!!」
紙の上部には手書きで“婚姻届”という文字が書かれている。
筆跡からして鏡の国に居る我が友人の[[rb:現身 > うつしみ]]、ブラックデデデに違いない。
「シャドーからこれ!教えてもらったんだ!!“ふうふ”になる2人の名前を書くんだって!!」
そう喜びながら紙を見せる恋人が可愛らしい…と思うのと同時に一つ疑問が浮かび上がる。
「シャドーから…ってことは……あの二人…。」
「“けっこん”したんだって!!“しょうにん”っていうところにサインして欲しいって言われたからサインもしたんだよ~♪」
1490カービィが一枚の紙をもって嬉しそうに私の元にやってきた。
「メタナイト!見てみて!!」
紙の上部には手書きで“婚姻届”という文字が書かれている。
筆跡からして鏡の国に居る我が友人の[[rb:現身 > うつしみ]]、ブラックデデデに違いない。
「シャドーからこれ!教えてもらったんだ!!“ふうふ”になる2人の名前を書くんだって!!」
そう喜びながら紙を見せる恋人が可愛らしい…と思うのと同時に一つ疑問が浮かび上がる。
「シャドーから…ってことは……あの二人…。」
「“けっこん”したんだって!!“しょうにん”っていうところにサインして欲しいって言われたからサインもしたんだよ~♪」
hana_tulip
DONEメタカビ、ダメシャド前提のカービィとシャドーの会話。カービィ、シャドー共に女の子。
一人称は カービィ→ボク シャドー→ぼく です。
ブランケットパーティーシャドーカービィから、今日の夕方に恋人の毛布を持って遊びにおいでよ。と誘われた。
どうやらパジャマパーティーならぬブランケットパーティーをしようという事らしい。
ボクの家に置いてある(っていうかメタナイトが置いていった)毛布を持ってシャドーカービィのお家のドアをノックする。
コンコンコン
「シャドー、来たよ~。」
少ししてバタバタと言う足音が聞こえた後、ガチャという音と同時にシャドーが顔を出した。
「カービィ、来てくれてありがとう!」
「今日は誘ってくれてありがとう、シャドー。毛布とお菓子、持ってきたよ。」
「わあぁ♪ぼくのお気に入りのお菓子だぁ。ありがとう、カービィ。どうぞ中に入って。」
うきうきしながら中に入る。いつ見ても素敵なお家だなぁ。
3141どうやらパジャマパーティーならぬブランケットパーティーをしようという事らしい。
ボクの家に置いてある(っていうかメタナイトが置いていった)毛布を持ってシャドーカービィのお家のドアをノックする。
コンコンコン
「シャドー、来たよ~。」
少ししてバタバタと言う足音が聞こえた後、ガチャという音と同時にシャドーが顔を出した。
「カービィ、来てくれてありがとう!」
「今日は誘ってくれてありがとう、シャドー。毛布とお菓子、持ってきたよ。」
「わあぁ♪ぼくのお気に入りのお菓子だぁ。ありがとう、カービィ。どうぞ中に入って。」
うきうきしながら中に入る。いつ見ても素敵なお家だなぁ。