amasi_
TRAINING爪の続き。ヨモツザカの爪を何とかしようとするサテツ君の話。
ヤスリ「所長さん、お手」
何をする為に有るのか分からない、大小様々な機器に埋め尽くされたVRCの所長室、その一角でパソコンモニターを眺めていたヨモツザカに、サテツは声をかけた。
声のかけ方を盛大に間違えた。
「…はぁあ!?」
大型タイヤのように分厚い手を差し出したサテツが、あれ?と固まる。
「あ!間違えました!すいません、違うんです…。あの…手…、手を貸して下さい…!」
「何をどう間違えば、大天才である俺様に!お手などと!」
歯茎が見えるほど口を歪めたヨモツザカは、仮面下を見せずとも、圧倒的不愉快な感情を表明していた。
「本当に…なんか…色々混ざっちゃって…すいません」
色々混ざっちゃった主な原因として、卓上のモニターに映し出された動画がある。数少ないヨモツザカの癒し、犬動画だ。
2046何をする為に有るのか分からない、大小様々な機器に埋め尽くされたVRCの所長室、その一角でパソコンモニターを眺めていたヨモツザカに、サテツは声をかけた。
声のかけ方を盛大に間違えた。
「…はぁあ!?」
大型タイヤのように分厚い手を差し出したサテツが、あれ?と固まる。
「あ!間違えました!すいません、違うんです…。あの…手…、手を貸して下さい…!」
「何をどう間違えば、大天才である俺様に!お手などと!」
歯茎が見えるほど口を歪めたヨモツザカは、仮面下を見せずとも、圧倒的不愉快な感情を表明していた。
「本当に…なんか…色々混ざっちゃって…すいません」
色々混ざっちゃった主な原因として、卓上のモニターに映し出された動画がある。数少ないヨモツザカの癒し、犬動画だ。
amasi_
TRAINING爪が割れたヨモツザカと、心配するサテツ君の話爪「痛っ…」
キーボードを叩いていたヨモツザカの指先に、鋭い痛みが走る。見ると、右手人差し指の爪にヒビが入り、じんわりと血が滲み始めていた。
身体の全てが虚弱によって作られている彼は、当然爪も貧弱だ。どの爪も割れ欠けし、2枚爪どころか3枚爪になっている。まるで、劣化した壁からバラバラと剥がれ落ちたペンキを思い出す様相をしていた。
勝手に割れて短くなっていくので、爪を切ったという記憶も、遠い彼方である。
爪の上に、丸く膨れていく血を吸い取ろうと、キムワイプを探す。雑多な卓上から何とか緑と白の箱を見つけ、中を探るが、空。
仕方無く患部を口に含もうとした時、頭上からティッシュを持った分厚い手が現れて、人差し指を包み込んだ。
1929キーボードを叩いていたヨモツザカの指先に、鋭い痛みが走る。見ると、右手人差し指の爪にヒビが入り、じんわりと血が滲み始めていた。
身体の全てが虚弱によって作られている彼は、当然爪も貧弱だ。どの爪も割れ欠けし、2枚爪どころか3枚爪になっている。まるで、劣化した壁からバラバラと剥がれ落ちたペンキを思い出す様相をしていた。
勝手に割れて短くなっていくので、爪を切ったという記憶も、遠い彼方である。
爪の上に、丸く膨れていく血を吸い取ろうと、キムワイプを探す。雑多な卓上から何とか緑と白の箱を見つけ、中を探るが、空。
仕方無く患部を口に含もうとした時、頭上からティッシュを持った分厚い手が現れて、人差し指を包み込んだ。
dps94kakuriyo
MEMO「え? 僕ですか?」について考える僕考キッス姉さん回で、コラーゲン放出師となったヨモツザカが一目惚れしたキッス姉さんに言った言葉である。
「僕にはまだやることがある」
あくまでコロの件を解決してから改めて添い遂げようと云うその意気や良し。まぁあの回では多少人格がブレてるキャラもいたので、果たしてヨモツザカが「女神の如き存在」に「僕」と畏まるかどうかは謎だ。あれ?オルタでも僕だったか?
そもそも学生の頃から「オレ様」で、現在「俺様」なヨモツザカが「僕」ということがあったのか?
私的には「私」でもよかったが、なぜ「僕」なのか?
【仮定1】コロに対しても「オレ様」と言っていたので、いわゆる「猫をかぶる時」に「僕」が発動するのではないか?
(例)家族に対して>私的に家族に依存していなかったが独り立ちする力もなかったため、若い頃は家族に対して「僕」を使っていたのではと予想。悪く言えばよそよそしく、そして裏を返せば本来は「僕」であったとも考えられる。
601「僕にはまだやることがある」
あくまでコロの件を解決してから改めて添い遂げようと云うその意気や良し。まぁあの回では多少人格がブレてるキャラもいたので、果たしてヨモツザカが「女神の如き存在」に「僕」と畏まるかどうかは謎だ。あれ?オルタでも僕だったか?
そもそも学生の頃から「オレ様」で、現在「俺様」なヨモツザカが「僕」ということがあったのか?
私的には「私」でもよかったが、なぜ「僕」なのか?
【仮定1】コロに対しても「オレ様」と言っていたので、いわゆる「猫をかぶる時」に「僕」が発動するのではないか?
(例)家族に対して>私的に家族に依存していなかったが独り立ちする力もなかったため、若い頃は家族に対して「僕」を使っていたのではと予想。悪く言えばよそよそしく、そして裏を返せば本来は「僕」であったとも考えられる。
dps94kakuriyo
MEMOうちの所長についての設定的なサムシングをデルするヨモツザカ考(日々追記していく)所長。それは、最後のフロンティア。
拙宅のヨモツザカとはこうである、というのを以下にまとめることにしたので、オタクによくあるアレだと思って左に受け流して欲しいピョン。自分不器用ですから。
生い立ち:ナンカスゴイダイビョウインの偉い人を父に持ち、生まれる前から医者のレールが敷かれた人。幼少からメチャクチャ頭が良かったので何回か飛び級してる。FSSのファティママイト(今はガーランドだっけ?)みたいに「できて当然」みたいな頭してる。エスパー魔美で云うとこの高畑くん。読んだら記憶できる。
「親も学校も愚物ばかりだ」
「オレ様は医者になんかなりたくない」
「吸血鬼の研究がしたいんだ」
思うに、吸血鬼という存在は大天才の頭脳を持ってしてもわからないことだらけで、そこに惹かれたのではないだろうか?しかし当然ながら親はそれを認めない。流石の大天才も、若さゆえ敷かれたレールから脱する力はまだなかったと思われる。
1571拙宅のヨモツザカとはこうである、というのを以下にまとめることにしたので、オタクによくあるアレだと思って左に受け流して欲しいピョン。自分不器用ですから。
生い立ち:ナンカスゴイダイビョウインの偉い人を父に持ち、生まれる前から医者のレールが敷かれた人。幼少からメチャクチャ頭が良かったので何回か飛び級してる。FSSのファティママイト(今はガーランドだっけ?)みたいに「できて当然」みたいな頭してる。エスパー魔美で云うとこの高畑くん。読んだら記憶できる。
「親も学校も愚物ばかりだ」
「オレ様は医者になんかなりたくない」
「吸血鬼の研究がしたいんだ」
思うに、吸血鬼という存在は大天才の頭脳を持ってしてもわからないことだらけで、そこに惹かれたのではないだろうか?しかし当然ながら親はそれを認めない。流石の大天才も、若さゆえ敷かれたレールから脱する力はまだなかったと思われる。