nekotakkru
PASTpixivより移動中。松野さん家の兄弟事情ぼく松野家の末っ子、松野トド松。好きなものは可愛いものとお洒落なもの、あとはお金かな!
実は今、ぼくには悩みがあるんだよね。少しだけ聞いてくれる?
ぼくには上に5人の兄さんがいるんだ。しかもぼく達六つ子なんだよ、びっくりでしょ。同じ顔が六人もいるわけなんだけど、よーく見ると少しずつ違うんだよね。その中でもぼくが一番可愛いんだけど。それに性格だって違うんだ。根本は一緒なんて言われてるけど、結構みんなバラバラだと思うな。で、ぼくが悩んでいるって言うのがこの兄弟達のこと。働いてないとか服がダサいってことは置いといて、別のことね。
あそこで暇そうにしているのが長男のおそ松兄さん。普段は頼りにならないけど、いざって時は何にもしてくれないキング・オブ・クズだよ。一緒にいて楽しいけどね。そんな最近の兄さんの口癖があれ。
2052実は今、ぼくには悩みがあるんだよね。少しだけ聞いてくれる?
ぼくには上に5人の兄さんがいるんだ。しかもぼく達六つ子なんだよ、びっくりでしょ。同じ顔が六人もいるわけなんだけど、よーく見ると少しずつ違うんだよね。その中でもぼくが一番可愛いんだけど。それに性格だって違うんだ。根本は一緒なんて言われてるけど、結構みんなバラバラだと思うな。で、ぼくが悩んでいるって言うのがこの兄弟達のこと。働いてないとか服がダサいってことは置いといて、別のことね。
あそこで暇そうにしているのが長男のおそ松兄さん。普段は頼りにならないけど、いざって時は何にもしてくれないキング・オブ・クズだよ。一緒にいて楽しいけどね。そんな最近の兄さんの口癖があれ。
battaane13
PASTへそ先生の「18魔法学校:猫」の話です。ss集2の書下ろしでした。魔法学校、18歳、ネコ、という魅力のすべてをぶちこんだ派生、改めてへそ先生の力におののきます…ネコになりたい(魔法学校:猫) 魔法は、何かと制約が多い。授業時間外の使用禁止。指導者不在での使用禁止。当然、私用も禁止。エネルギーの前借禁止。実際、魔法を使うと、マラソン大会に出たくらいには疲れるから、まあ、こっちだってむやみやたらと使う気にはならない。
大人になれば、こうした非効率を補うために、諸々の道具を使えるようになるわけだが、まだ免許のない未成年はどうやっても入手不可能だ。学校のなかで、地道に勉強するしかない。
だったら、魔法なんかなくてもよかったのにな~……と思っていたのが、五分前の俺である。
実習で使った使い捨ての道具を、校舎の一番端にある第四倉庫まで持っていくという仕事まで頼まれて、完全にやさぐれていた。魔法、マジ不便。いらない。教室前で出くわしたチョロ松に、手伝ってって言ったのに、「そんな軽い荷物一箱で、手伝うことないでしょ。僕今日図書館行くから、じゃあね」なんて澄ました顔で断られた。どうせ図書館でエロい本探すだけのくせに理不尽だ。
9108大人になれば、こうした非効率を補うために、諸々の道具を使えるようになるわけだが、まだ免許のない未成年はどうやっても入手不可能だ。学校のなかで、地道に勉強するしかない。
だったら、魔法なんかなくてもよかったのにな~……と思っていたのが、五分前の俺である。
実習で使った使い捨ての道具を、校舎の一番端にある第四倉庫まで持っていくという仕事まで頼まれて、完全にやさぐれていた。魔法、マジ不便。いらない。教室前で出くわしたチョロ松に、手伝ってって言ったのに、「そんな軽い荷物一箱で、手伝うことないでしょ。僕今日図書館行くから、じゃあね」なんて澄ました顔で断られた。どうせ図書館でエロい本探すだけのくせに理不尽だ。
battaane13
DONEシトラスチョロにマッサージしたいフルおその話です(フルシト) マッサージさせて。マッサージしてあげようか。マッサージ好き? 健全に提案したいだけなのに、頭に浮かぶ誘い文句は、どれも妙にいやらしい。レッスンを終えてタオルで汗を拭くさわやかなチョロ松にかける言葉として、あまりにも不釣り合いである。もっとスマートに何気なく――チョロ松ってどれくらいの頻度でマッサージ行く? 俺、昨日行ってきたんだけど、人にマッサージするコツ教えてもらって、ちょっと試してみたいんだよね。トド松にも好評だったし、チョロ松もどう?――これくらいならどうだろう? 前置きが長いものの、トド松にもしたというアピールが、下心を半減させて、多少マシ。問題は発言内容がすべてでたらめという点だが、とにかくマッサージに持ち込めばこちらのものである。
4609battaane13
DONEおそチョロオンライン即売会7無配のSSです。同棲してネコ飼ってる、熟年夫婦なリーマンおそチョロです。
こちらと妹の無配(鋭意執筆中)+αをコピー本にして、メガネ拭きとセットでBOOTHにて頒布中です。よかったらこちらもどうぞ~ 6
はるね
MOURNING⚠️未完です。急に終わるのでガッカリにご注意です。すっごく前にイベント無配にしようとして頓挫したものなんですが、ネームが残っておらず続きが描けなさそうなので、途中までですが上げさせていただきます。 5
きょう
DONE大丁。酔っぱらいの丁呂介が好き。次はないと思え「……今夜は帰りたくないです」
思わず急ブレーキを踏んだ。蹴躓くようにして前のめりになった体にシートベルトが食い込む。後部座席からワッと驚く声となにかがぶつかる音が聞こえた。
なに?なんて?ギギギと首だけを動かして後ろを見た。
タクシーの後部座席に座る緑土丁呂介は打ち付けたらしい鼻をおさえていた。
「ですから、今夜はまだ帰りたくないんです」
「な、なに、なんで」
「ようやく小五月蝿い連中から開放されて晴れ晴れしい気分なんで。たまにはお酒に付き合ってくれませんか」
丁呂介の妹のダヨ子ちゃんが結婚することになった。これはめでたいことなのだが、田舎の古臭い村にはめでたいだけでは済まない「お付き合い」がたくさんある。
3273思わず急ブレーキを踏んだ。蹴躓くようにして前のめりになった体にシートベルトが食い込む。後部座席からワッと驚く声となにかがぶつかる音が聞こえた。
なに?なんて?ギギギと首だけを動かして後ろを見た。
タクシーの後部座席に座る緑土丁呂介は打ち付けたらしい鼻をおさえていた。
「ですから、今夜はまだ帰りたくないんです」
「な、なに、なんで」
「ようやく小五月蝿い連中から開放されて晴れ晴れしい気分なんで。たまにはお酒に付き合ってくれませんか」
丁呂介の妹のダヨ子ちゃんが結婚することになった。これはめでたいことなのだが、田舎の古臭い村にはめでたいだけでは済まない「お付き合い」がたくさんある。
きょう
DONEぐずぐずの大丁ひめごと太陽がギラギラと輝いていた。
フロントガラスを通しても尚、眩しすぎる日光は肌をジリジリと焼き、汗を吹き出させる。
襟ぐりのあたりは汗で濡れてグッショリとしていた。
冷房の壊れた車内は蒸し風呂というより走る拷問器具だ。暑くて熱くてたまらない。
信号が赤にかわる。田舎の休日、真昼。交通量なんてこの古びたタクシーくらいな十字路でも、律儀に仕事をしている信号機に義理立てしてブレーキを踏んだ。
窓から得られていた僅かばかりの風もなくなり、体感温度は一層増した。暑い。
額の汗がつうっと落ちていく。
だというのに、後部座席の男は涼しい顔で外を見ていた。暑さなんぞここにはありませんよ、という顔つきで畑と田んぼばかりの道の景色を見ていた。
1527フロントガラスを通しても尚、眩しすぎる日光は肌をジリジリと焼き、汗を吹き出させる。
襟ぐりのあたりは汗で濡れてグッショリとしていた。
冷房の壊れた車内は蒸し風呂というより走る拷問器具だ。暑くて熱くてたまらない。
信号が赤にかわる。田舎の休日、真昼。交通量なんてこの古びたタクシーくらいな十字路でも、律儀に仕事をしている信号機に義理立てしてブレーキを踏んだ。
窓から得られていた僅かばかりの風もなくなり、体感温度は一層増した。暑い。
額の汗がつうっと落ちていく。
だというのに、後部座席の男は涼しい顔で外を見ていた。暑さなんぞここにはありませんよ、という顔つきで畑と田んぼばかりの道の景色を見ていた。