u_tm_275
PAST【殺し文句】過去作サルベージ。
月。/新千桜
殺し文句「新っちー! 雪だよー!」
舞い降りてくる雪を、瞳をきらきらさせて眺める少女。
「おいおい、走って転ぶなよ、千桜ちゃん」
今にも目の前の銀世界に駆け出してしまいそうな彼女に、念のため釘をさせば。
「大丈夫だよ~」
くるりと振り返って、ふわりと微笑んで。
「だって、転んじゃう前に新っちが受け止めてくれるでしょ?」
……ずるい。そんな殺し文句、どこで覚えてきたんだよ。
190舞い降りてくる雪を、瞳をきらきらさせて眺める少女。
「おいおい、走って転ぶなよ、千桜ちゃん」
今にも目の前の銀世界に駆け出してしまいそうな彼女に、念のため釘をさせば。
「大丈夫だよ~」
くるりと振り返って、ふわりと微笑んで。
「だって、転んじゃう前に新っちが受け止めてくれるでしょ?」
……ずるい。そんな殺し文句、どこで覚えてきたんだよ。
u_tm_275
PAST【二〇一七年の私服が公開されました。】過去作サルベージ。
月。/新千桜
二〇一七年の私服が公開されました。卯月新「千桜ちゃんや、千桜ちゃんや」
兎川千桜「なあに、新っち?」
新「俺たちの今年の私服が公開されましたが」
千桜「うん、そうだね」
新「巷では、俺と千桜ちゃんがペアルックではと騒がれております」
千桜「そうなの!? ……あっ、言われてみれば、たしかに上着似てるね!」
新「それについて、今のお気持ちは」
千桜「えっ? すっごく嬉しいよー! 大好きな新っちとお揃いだもん!」
(満面の笑みを浮かべる千桜)
新「……っ、そ、そっか」
千桜「新っちは嫌なの……?」
(顔をくもらせる千桜)
新「めちゃくちゃ嬉しいです」
(食い気味に答える新)
千桜「本当っ? えへへ、よかった~!」
(再び満面の笑みになる千桜)
新(はーーー千桜ちゃん超かわいい。俺の彼女世界一かわいい)
354兎川千桜「なあに、新っち?」
新「俺たちの今年の私服が公開されましたが」
千桜「うん、そうだね」
新「巷では、俺と千桜ちゃんがペアルックではと騒がれております」
千桜「そうなの!? ……あっ、言われてみれば、たしかに上着似てるね!」
新「それについて、今のお気持ちは」
千桜「えっ? すっごく嬉しいよー! 大好きな新っちとお揃いだもん!」
(満面の笑みを浮かべる千桜)
新「……っ、そ、そっか」
千桜「新っちは嫌なの……?」
(顔をくもらせる千桜)
新「めちゃくちゃ嬉しいです」
(食い気味に答える新)
千桜「本当っ? えへへ、よかった~!」
(再び満面の笑みになる千桜)
新(はーーー千桜ちゃん超かわいい。俺の彼女世界一かわいい)
u_tm_275
PAST【告白の結末は?】過去作サルベージ。
月。/新千桜
告白の結末は?「なあ、千桜ちゃん」
「なあに、新っち?」
いつから、この想いは俺の中にあったんだろう。
気がついたのは、つい最近だけれど。
自覚したとたん、どんどん溢れてきて。
もう、俺の手には負えないくらい大きくなってしまって。
「俺が……千桜ちゃんのこと好きだって言ったら、どうする?」
だからもう、吐き出してしまおう。
吐き出して、吐き出して。
全部、俺の中から追い出してしまおう。
「付き合ってほしいって……恋人になってほしいって言ったら、どうする?」
冗談でしょう? って、きみがいつもの明るい笑顔で笑い飛ばしてくれたなら。
きっと、これからもずっと、俺たちは今と変わらない関係でいられるはずだから。
それなのに……なんで。
589「なあに、新っち?」
いつから、この想いは俺の中にあったんだろう。
気がついたのは、つい最近だけれど。
自覚したとたん、どんどん溢れてきて。
もう、俺の手には負えないくらい大きくなってしまって。
「俺が……千桜ちゃんのこと好きだって言ったら、どうする?」
だからもう、吐き出してしまおう。
吐き出して、吐き出して。
全部、俺の中から追い出してしまおう。
「付き合ってほしいって……恋人になってほしいって言ったら、どうする?」
冗談でしょう? って、きみがいつもの明るい笑顔で笑い飛ばしてくれたなら。
きっと、これからもずっと、俺たちは今と変わらない関係でいられるはずだから。
それなのに……なんで。
u_tm_275
PAST【# リプ来たCPで140字SS書く(新千桜)】過去作サルベージ。
月。/新千桜
#リプ来たCPで140字SS書く(新千桜) まるで春の象徴のような、とても明るく元気で暖かい少女。
名前のとおり千の桜が咲き誇ったようなその笑顔に、俺は何度も救われた。
俺の大切な相方。そして、俺の大切な……。
願わくば、その笑顔が、翳ることがありませんように。
願わくば、その笑顔が、俺だけのものになりますように……。
143名前のとおり千の桜が咲き誇ったようなその笑顔に、俺は何度も救われた。
俺の大切な相方。そして、俺の大切な……。
願わくば、その笑顔が、翳ることがありませんように。
願わくば、その笑顔が、俺だけのものになりますように……。
u_tm_275
PAST【二〇一六年キスの日】過去作サルベージ。
月。/新千桜
二〇一六年キスの日兎川千桜「突然ですが、新っち」
卯月新「おう」
千桜「今日は、五月二十三日です」
新「おう」
千桜「キスの日です」
新「……おう?」
千桜「というわけで、ヘイ、カモン! 新っち!」
新「いやいやいや!? ちょっと待って、千桜さん!?」
千桜「?」
新「『?』じゃなくてな!?」
千桜「だって、新っちは豆腐ハンバーグだから、私から行ってあげないとって……」
新「誰だ、そんなこと言ったの……あと、俺が豆腐ハンバーグって、どういうこと?」
千桜「そんな細かいこと気にしない、気にしない!」
新「細かくなくないか!?」
千桜「んも~っ! いいから! 新っち!」
新「っ!?」
千桜「キス、してください……」
新「えっ……」
千桜「いつも私からばっかりだから……たまには、新っちからしてほしい……です」
632卯月新「おう」
千桜「今日は、五月二十三日です」
新「おう」
千桜「キスの日です」
新「……おう?」
千桜「というわけで、ヘイ、カモン! 新っち!」
新「いやいやいや!? ちょっと待って、千桜さん!?」
千桜「?」
新「『?』じゃなくてな!?」
千桜「だって、新っちは豆腐ハンバーグだから、私から行ってあげないとって……」
新「誰だ、そんなこと言ったの……あと、俺が豆腐ハンバーグって、どういうこと?」
千桜「そんな細かいこと気にしない、気にしない!」
新「細かくなくないか!?」
千桜「んも~っ! いいから! 新っち!」
新「っ!?」
千桜「キス、してください……」
新「えっ……」
千桜「いつも私からばっかりだから……たまには、新っちからしてほしい……です」
u_tm_275
PAST【四つ葉が運んだ幸せ】過去作サルベージ。
月。/新千桜
四つ葉が運んだ幸せ兎川千桜「あー! 新っちだー!」
卯月新「おお、千桜。久しぶりー」
千桜「ねえ、見て見て! さっき四つ葉のクローバー見つけたんだっ!」
新「よかったじゃん。いいことあるかもな」
千桜「うん! もうあったよ!」
新「へえ、なにがあったんだ?」
千桜「新っちに会えた!」
新「……えっ?」
千桜「あのね、これ見つけてね、新っちに会いたいなってお願いしたんだ。そしたら、ほら! 本当に会えたの!」
(花咲くような笑顔を浮かべる千桜)
新「……っ!」
(真っ赤になる新)
千桜「あれっ? どうしたの、新っち? 顔赤いよ? 大丈夫?」
(心配そうに新の顔を覗き込む千桜)
新「あー……大丈夫。大丈夫だから、お願い、ちょっと黙って、千桜さん」
408卯月新「おお、千桜。久しぶりー」
千桜「ねえ、見て見て! さっき四つ葉のクローバー見つけたんだっ!」
新「よかったじゃん。いいことあるかもな」
千桜「うん! もうあったよ!」
新「へえ、なにがあったんだ?」
千桜「新っちに会えた!」
新「……えっ?」
千桜「あのね、これ見つけてね、新っちに会いたいなってお願いしたんだ。そしたら、ほら! 本当に会えたの!」
(花咲くような笑顔を浮かべる千桜)
新「……っ!」
(真っ赤になる新)
千桜「あれっ? どうしたの、新っち? 顔赤いよ? 大丈夫?」
(心配そうに新の顔を覗き込む千桜)
新「あー……大丈夫。大丈夫だから、お願い、ちょっと黙って、千桜さん」
u_tm_275
PAST【雪の日のバカップル】過去作サルベージ。
月。/新千桜
雪の日のバカップル兎川千桜「雪だー! 新っち! 雪だよー!」
卯月新「はいはい、あんまりはしゃぐなよ。転ぶぞー」
千桜「大丈夫だよー……あっ」
つるっ、べしゃっ。
新「言わんこっちゃない……千桜。大丈夫か?」
千桜「うん……新っち~。起こして~」
(新に向かって手を伸ばす千桜)
新「しょうがないな……っ!?」
(差しだされた手を取る新)
ぐいっ、つるっ、べしゃっ。
新「……千桜ちゃん?」
(転ばされて静かに怒る新)
千桜「えへへ~、私だけじゃ悔しいから、新っちも道連れ~」
新(なにこいつ……かわいい……怒る気失せたわ……)
千桜「……あれっ? 新っち……怒っちゃった……?」
(不安げに顔をくもらせる千桜)
新「……怒ってないよ」
499卯月新「はいはい、あんまりはしゃぐなよ。転ぶぞー」
千桜「大丈夫だよー……あっ」
つるっ、べしゃっ。
新「言わんこっちゃない……千桜。大丈夫か?」
千桜「うん……新っち~。起こして~」
(新に向かって手を伸ばす千桜)
新「しょうがないな……っ!?」
(差しだされた手を取る新)
ぐいっ、つるっ、べしゃっ。
新「……千桜ちゃん?」
(転ばされて静かに怒る新)
千桜「えへへ~、私だけじゃ悔しいから、新っちも道連れ~」
新(なにこいつ……かわいい……怒る気失せたわ……)
千桜「……あれっ? 新っち……怒っちゃった……?」
(不安げに顔をくもらせる千桜)
新「……怒ってないよ」
u_tm_275
PAST【二〇一五年ポッキーの日】過去作サルベージ。
月。/新千桜
二〇一五年ポッキーの日卯月新「千桜。今日はポッキーの日だ」
兎川千桜「? うん」
新「そして、ちょうどここにポッキーがある」
千桜「うん」
新「というわけで、ポッキーゲームをしようお願いしますしてください」
(土下座で頼み込む新)
千桜「うえぇぇぇっ!?」
(驚きと恥ずかしさで真っ赤になる千桜)
新「千桜さん! お願いします!」
千桜「い、嫌だよ、恥ずかしい……!」
新「一回だけでいいから!」
千桜「で、でも……」
新「頼む! 彼女ができたら、一緒にポッキーゲームをするのが長年の夢だったんだ!」
千桜「ええ……なにその夢……」
新「千桜~~~! 頼む~~~!」
千桜「ううっ……い、一回だけだからね……」
新「千桜様……!」
(心底嬉しそうに顔を輝かせる新)
700兎川千桜「? うん」
新「そして、ちょうどここにポッキーがある」
千桜「うん」
新「というわけで、ポッキーゲームをしようお願いしますしてください」
(土下座で頼み込む新)
千桜「うえぇぇぇっ!?」
(驚きと恥ずかしさで真っ赤になる千桜)
新「千桜さん! お願いします!」
千桜「い、嫌だよ、恥ずかしい……!」
新「一回だけでいいから!」
千桜「で、でも……」
新「頼む! 彼女ができたら、一緒にポッキーゲームをするのが長年の夢だったんだ!」
千桜「ええ……なにその夢……」
新「千桜~~~! 頼む~~~!」
千桜「ううっ……い、一回だけだからね……」
新「千桜様……!」
(心底嬉しそうに顔を輝かせる新)
u_tm_275
PAST【同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 新千桜編】過去作サルベージ。
月。/新千桜
同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 新千桜編卯月新「やって来ました、動物園。いえーい」
(DOOON とドヤ顔な新)
兎川千桜「やって来ましたー! いえーい!」
(DOOON とドヤ顔な千桜)
新「どこから見る?」
千桜「そんなの決まってるじゃん! カピバラですよ! ――あっちだってさ! 行こう、新っち!」
(新の手を握って引っぱっていく千桜)
新「っ! お、おいっ!」
千桜「カピバラ、カピバラ~♪」
新(いつもは恥ずかしがるくせに、こういう時だけは平気……というか、手繋いでることに気づいてないな?)
千桜(つい勢いで手握っちゃったけど、どうしよう……離すタイミングが分かんない!)
新「……」
(そっと手を握り返す新)
千桜(!? に、握り返された……)
359(DOOON とドヤ顔な新)
兎川千桜「やって来ましたー! いえーい!」
(DOOON とドヤ顔な千桜)
新「どこから見る?」
千桜「そんなの決まってるじゃん! カピバラですよ! ――あっちだってさ! 行こう、新っち!」
(新の手を握って引っぱっていく千桜)
新「っ! お、おいっ!」
千桜「カピバラ、カピバラ~♪」
新(いつもは恥ずかしがるくせに、こういう時だけは平気……というか、手繋いでることに気づいてないな?)
千桜(つい勢いで手握っちゃったけど、どうしよう……離すタイミングが分かんない!)
新「……」
(そっと手を握り返す新)
千桜(!? に、握り返された……)