四つ葉が運んだ幸せ兎川千桜「あー! 新っちだー!」
卯月新「おお、千桜。久しぶりー」
千桜「ねえ、見て見て! さっき四つ葉のクローバー見つけたんだっ!」
新「よかったじゃん。いいことあるかもな」
千桜「うん! もうあったよ!」
新「へえ、なにがあったんだ?」
千桜「新っちに会えた!」
新「……えっ?」
千桜「あのね、これ見つけてね、新っちに会いたいなってお願いしたんだ。そしたら、ほら! 本当に会えたの!」
(花咲くような笑顔を浮かべる千桜)
新「……っ!」
(真っ赤になる新)
千桜「あれっ? どうしたの、新っち? 顔赤いよ? 大丈夫?」
(心配そうに新の顔を覗き込む千桜)
新「あー……大丈夫。大丈夫だから、お願い、ちょっと黙って、千桜さん」
千桜「えっ? えっ?」
(困り顔でおろおろする千桜)
新(あーもう! なんで俺の彼女はこんなに可愛いんだよ~~~っ!)
(頭を抱えて悶える新)