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    darud8580

    @darud8580

    流刑地
    どちゃ不慣れな漫画書いたり、R指定を多く描くよ!
    漫画とかR指定のもの描けるようにもなりたいよね🤤

    下克上がすきなので左右非固定になります。
    だいたいワンクッションあるので地雷対策お願いいたします

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    darud8580

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    ちゅおそぶ
    TRUMPぱろ 繭期


    小説難しいまたいつか。書き直します。

    7/20のトルコキキョウ『イニシアチブの元に命ずるおれを殺せ中央』
    眠りに落ちると思い出すこの瞬間がフラッシュバックして全然眠れない。

    「(総武僕辛いよ。早く君のもとへ行きたいんだ。)」
    寂しい布団の中に包まる。
    総武はいつの間に僕を噛んでいたのだろうか?そんなものはどうでもいい。ただ、それが全ての原因で今も苦しんでるのは事実なんだ。
    『……総武ごめん。』
    『いいや、俺が命令したからおめぇは悪くねぇよ。最期に観る景色がお前の顔で嬉しい。』
    と僕の頬に触れた総武の手先が冷たかったのを覚えてる。
    『だめ、嫌だ。置いてかないでまってて僕も死ぬ。』
    『命令だ生きろ 全うしろ 中央。』
    そう命令して総武は抗争の中息を引きった。

    この命令が僕を蝕むんだ。早く死にたい。
    先日、始祖の精神不安定の影響を受けた路線の殺し合いの抗争で僕を庇おうして総武はイニシアチブをとられた。
    総武の繭期は強い殺傷能力だった。これ以上僕や千葉の面子を殺さない為に、自分を殺せと僕にそう命令した。
    いつのまに僕のイニシアチブを?
    そう思う前には、すでに刀を抜き総武に斬りかかっていた。
    総武の服と皮膚を割き、肉を刺し骨を削る感覚が今もこの両手に残っている。
    その両手を握りしめて僕は毎回眠りにおちる。
    こうすると総武が横に来て居てくれるからね。

    『ねえ、総武、トルコキキョウの花言葉知ってる?』
    『俺が知ってると思うか?』
    『ははっだよね。総武には分からないよね。』
    君は僕の『希望』なんだよ総武。
    由緒正しき血筋、本線としてあるべき姿を求められてきた僕の目の前にやってきたのは、片田舎から出てきたチビ。そいつも本線だとかいう、本線ってこんなのでもいいの?って思った時少し身体が楽になったんだ。君は僕の知らない世界を見せてくれる希望なんだ。

    「総武、君はね、僕の希望だったんだ」
    休憩時間、クランの庭にある木の麓で手を空に伸ばして僕は言う。
    横に現れた黄色の髪の毛がぴょこっと動いて口を開く
    「?俺は目の前にいるだろ?」と首を傾げる。
    「...そうだね。」
    連日の寝不足で太陽のような君の黄色が眩しいよ。
    「中央さん、幻覚見えてますよ」と横にいた外房が声をかけてくれる。
    「大丈夫。分かってるよ。総武がここにはいないことくらい。でも夢見させてよ。最愛の人を無くしてるんだから繭期の症状でも浸らせて。」と
    「……。」
    何か言いたげな顔をしてた外房だったが、他の千葉も来たからか黙ってしまった。

    休憩終わりが近づき解散間際
    成田が振り返り
    「最近また、始祖様の精神が宜しくないらしいですよ」
    と僕にいってかえっていった。
    元々僕にとって彼は少し不思議で、ちょっと気に食わないところがある。
    「は?何が言いたいの?」と言ってももう彼は居ない。
    「死ねるの……かな。」
    とひとりごつ。黄色の影が横で揺らぐのを感じた。


    「本当に最近の始祖の精神どうにかならないかな?!?!ああぁ!最悪最悪!!!ゆっくり繭期の症状にひたれないじゃないか!!」
    と不安定の精神に負けて襲ってくる鉄の子を気絶させていく。
    「仕方ないよ。彼今成長期だから。」
    と冷静な返事をしてるのは共に戦ってくれてる京浜東北だ。
    「始祖の成長期ってなんだよ!!!こちとらまだ繭期なんだよ!」
    と文句を言いながら次々と彼らを捌いていく。

    あとは、当の本人を気絶させるだけか?始祖の精神を安定させる方法なんて誰も知らない本人がどうにかするしかないんだから。
    始祖の元へ急ぐ自分たちも鉄の子である以上気が狂うのは時間の問題だ。
    「中央!!!」
    と総武の声が聞こえたんだ。居るはずないのに分かってたのに。
    自然と痛みはなく一瞬何が起きたのか分からなかった。後に異物感と痛みに襲われて自分は切られたと悟った。
    ドクドクと流れてくる血液をみて
    「(はは、だめだこれ。……嬉しいなやっと総武の元へ行けるよ。)」
    嬉しさ感情が込み上げて笑みを浮かべた。

    「ははは!!!やっと。やっとだ。総武のところに行ける。でもね!やることだけやってくるからまだ行けないんだ!!待っててね!!総武!!」
    アドレナリンが出る感覚を感じた。痛みも何も感じない。ただこの狂った世界を作った始祖を止めなきゃならないんだよ。1発殴らないと気が済まない。

    ()
    始祖の取り押さえがおわり、最後の気力で重い身体を引きずっていつものクランの庭の木の元へ往く。
    目にいつもの木が見えた途端安心した僕はその場に倒れた、這いずることも出来ないまま草原に横たわる。いつもの草の感覚なんてない。ここも焼け焦げてしまったんだね。
    ふと、横に誰かが座ったのを感じた。もう感覚がほとんどない。誰だ。どんどん重たい布団に被さるような幸せな感情に包まれていく。懐かしいこえがきこえる。
    「あぁ、最期に総武といれるなんて嬉しいな。」

    抗争が落ち着き、今回の事件の状況がまとめ挙げられる。
    死者何名と状況綴られる中に
    中央本線:クランの焼けた木の麓で発見。死体の損傷状態から何者かに斬られたあとあり。胸にトルコキキョウの花が置かれていた。
    と記させていた。
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