ファイ穹 保留正直に言うとあれだけのことになって真っ当に拗らせず接せてる本家ノンの方が異常なのでは??と自分の中で思い至った時に浮かんだ、拗らせと心酔が1割増されたノンの末路みたいな話のメモです。
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カスライナはファイノンと違って表情変化がちょっと乏しいクール系で穹くんに対してのみ時折不穏な言葉をかけては優しく撫でたり触れたりする。優しさを持った手ではある。ファイノンは好青年で穹くんに対して惹かれてるけど理由はわからない、ただ兄が自分の友人である穹くんへ妙な距離感でいることに警戒してて、その件でよくケンカするようになった。
ある日カスライナがぐっと穹くんと距離を詰めているのをみてしまい慌てて割って入るファイノン。その焦燥の理由もよくわからず、「な、にしてるんだ兄さん!」というもカスライナは無表情で「…ごみをはらっていただけだ」と答える。穹くんにも聞くと肯定されたからファイノンはやっとホッとするんだけど、もやもやは残って…そうしてある日カスライナが穹くんを抱きしめているのを目にして、帰宅した兄に問い詰めるのだわ。
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