聡みくんの好きなときに連絡してくれてええからね、あんまり返信はしてあげられへんかもやけど…
って言われてた狂聡、いざ付き合ってみたらきょじはマメに連絡する(今日昼にアレ食べたよ〜とかたまに写真付き)し、スマホいじれるタイミングであれば聡みくんからの連絡にも爆速でレスするし返信できなくても既読にする。
聡みくんはもともとマメに連絡する方じゃなかったけど、きょじの日記にみたいなL/INEがうれしいから、きょじほどではないけどアレ食べました、とか近所に猫おったとか何でもないL/INEを送るようになる
そんなこんなで聡みくんはきょじから連絡なくても送ったL/INEに既読付けば返信できへんくらい忙しいんやなって思って穏やかに待てる。
けどあるとき突然連絡も来なくなって、さとみくんからのL/INEにも既読つかない日が何日か続いた。こんなこと今までなかったから、もしかしてきょじが死んでしまったのかもと思って気が気じゃなくなる。勉強もバイトも手につかないし、夜は寝れなくなってずっと泣いてる日が続いたある日の夜、合鍵を使ってきょじがひょっこり現れる。仕事ですったもんだして見るからにボロボロのきょじ。
「さとみくん〜!!!ずっと連絡できへんくてごめんなぁ!スマホ壊れてしもて…!やっと仕事片付けて会いに来れたわ〜!」
実は仕事で揉め事に巻き込まれている最中にスマホが壊れてしまい、修理もできずにいたきょじは仕事終わらせたその足でさとみの家に駆けつけた。
真っ暗な部屋で小さくなって座ってるさとみの目からは大粒の涙が溢れててめちゃくちゃ焦るきょじ。
慌てて駆け寄って抱きしめる。
「きょじさん、よかった、生きてはってて…!」
ボロボロ泣きながらぎゅうぎゅう抱きついてくるさとみくん。
「言うたやろ?さとみくん置いて死なれへんって。」
「うん、お願い。きょうじさん、僕の知らんところでしなんとって」
まったく連絡取れなかった3年間がトラウマになってるさとみくん
普段は絶対使わないから、きょじと連絡取れなくなった時のためだけに誰か組の人の連絡先教えてほしいとお願いして、コバニキの連絡先教えてもらう。
ちなみに約束なのでさとみくんからコバニキには連絡しないけどコバニキからさとみくんにはきょじの活動報告?がたまに送られてくるよ。