お風呂プール(豪邸)※現パロ
ル様とさんちゃんはそれぞれの自宅に住んでいる
ル様:豪邸 さんちゃん:マンション(賃貸)
ル様の豪邸は両親から譲り受けた(両親は海外に引っ越した)
双子の兄のファーさんは研究所にこもりっきりで帰ってこない
ある夏の日の頃
喫茶店のテレビでやっていたプール特集を見たサンダルフォンが、
「そういえば昔、プールに行くのも大変な暑さの時は
自宅の風呂に水を張って、水着で遊んでました」
と思い出を語りだす
「水風呂…? サウナの水風呂とは違うのか?」
「例えばどんなことを?」
「わたしもやってみたい」
サ(これは絶対にやる流れだ…)
「…待ってください 子供のころならまだしも、成人の男二人が
一緒に風呂は流石に狭いですよ!」
ル「案ずることは無いよ」(良い笑顔で)
―当日―
ル様の豪邸前
サ「そういえばこの人の家の風呂場って10畳くらいあるんだった…」
ル「やあ 外は暑かっただろう? ひとまず冷房で涼んでくれ」
サ「そういえば風呂でどんなことをするんですか? 水着はちゃんと
持ってきましたけど…」
ル「ふふ、入ってからのお楽しみだ」
サ(…流石におもちゃ遊びは無いよな…?)
風呂場(広い)
ル「水道水そのままだとすぐ体が冷えてしまうから、25℃くらいにしてある
だが念のため少しずつ水をかけてから入ってくれ」
サ「…先客がいるようですが…」
湯舟にはゴム製のアヒルの置物らしきものがぷかぷかと浮いている
ル「以前地方の温泉に行った時にあっただろう?
可愛らしい見た目だったからつい買ってしまったよ」
サ「それでお楽しみ、とは?」
ル「うん 少し暗くなるから気を付けて」
壁にある操作パネルで風呂の照明を落とす
そして、予め湯舟の縁に置いてあった小さい機械を操作する
すると、浴室の天井に海中の映像が映し出される
サ「わっ…」
ル「取引先で以前貰ったのを思いだしてね 世界の色々な海の映像が見れるらしい」
サ「本当に海の中にいるみたいだ…」
ル「気に入ってもらえたようで良かった」
ル「いつか君とこうして色々な海に行けたら嬉しいな」
サ「海中に…? 色々免許とか必要になりそうですね…」
ル「ふふっ 砂浜から眺めるだけでも構わないよ」
サ「それなら船酔いしませんし楽しめそうです」