Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    ユリハシ

    本垢→@yuriha_c
    ゲンリツ悶え垢→@modaeru_yrh_c

    描き途中絵の進捗キャプチャをメインに、
    らくがき未満のラフや、
    ちょっち恥ずかしいやつとか、
    完成版の加工なしバージョン置き場に使ってます。
    使い方は気分によりけりなので統一感なし。
    最終的な完成絵はTwitterやpixivに載せることが多いですが、クッション置きたい時とかにこちらにも完成品置くことあり。
    現状エヴァでリツコさん多め。そしてゲンリツ。
    QMA絵の作業進捗とかも。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 190

    ユリハシ

    ☆quiet follow

    メディミューちゃん

    Tap to full screen (size:4032x3024).Repost is prohibited
    ❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    other8e

    MOURNING幸せであれ
    ※しじみ食べたことないので食感は検索してみたけど実際のところ知りません
    「嶺二」
    ぼくの名前を呼ぶ声にゆっくり目を開けると、ベッドの端に腰をかけたランランの姿があった。
    「おはよう、嶺二。やっと起きたな」
    ランランはぼくの頬をそっと撫でてふわりと微笑む。少しくすぐったい。カーテンの隙間から射し込む陽の光が、ランランのまだセットしていないふわふわの髪の毛を明るく照らしてきらきらと輝いている。
    「いまなんじ?」
    身を起こしながら聞くと、7時だと教えてくれた。ちょうどいい時間だ。
    体を起こしたものの疲労の残る体はまだ少しだるくて、ベッドの上でぼうっとしてしまう。ランランの小さく笑うような声が聞こえたかと思うと、ぎしりとベッドの軋む音と唇に優しく触れる感触。それにうっとりとする間もなくランランはぼくから離れて、物足りなさを感じて見上げるぼくの髪を大きな手でくしゃくしゃとかき乱した。
    「ちょっとー!」
    「目ぇ覚めただろ?朝飯作ってあるから早く顔洗ってこい」
    「うん」


    着替えは後回しにして、顔を洗って歯を磨いてリビングに向かうと、美味しそうな匂いがぼくを待っていた。
    「わー!すっごい!和食だ…!」
    テーブルには、お味噌汁に焼き鮭に卵焼きが並んでいて、どれもまだ白い 2846