メイド服シチュ(なんかニアに呼び出されて薄暗いクローゼットの中に行くステ。ちょっとあっち向いててって言われて、振り返ったらニアがピンクの胸元が開いたメイド服着てた)
「ニア、どうしたんですかその格好は……」
「リドナーがあなたへの誕生日プレゼントにと。せっかく用意して頂いたのに受け取らないのも失礼ですし、受け取ったからには一度あなたに見せておくべきだと思いました」
「……」
「お目汚し失礼いたしました。用事は済んだので仕事に戻ってください」
「え、はい、いえ……。すみません、あまりに可愛いので言葉を失ってしまいました」
「あなたが喜んでたことはリドナーに伝えておきます。ではもう……」
ニアは僕の体を半回転させると、出てけというように背中を押した。
「そんな……。これが僕への誕生日プレゼントなら、もっとよく見せてください」
僕はニアの手から逃れ、肩を掴んで、近くの壁にそっと押しつけた。ニアは一瞬怯えたような顔をしたが、抵抗はしない。恥ずかしいのか、赤らめた顔を僕から背けて髪を弄っている。
その状態で、改めてメイド衣装のニアを観察した。元々そこら辺の女の子より綺麗な顔立ちをしたニアに愛らしいピンクのメイド服が似合っているのはもちろん、ミニスカートの裾から伸びる白い太ももは、あまりに扇情的だ。白いニーハイソックスから少しももの肉がはみ出ているのがまた可愛い。
一応女性ものなので、平たい少年の胸とバストの布地の間にはふんわりと隙間ができていて、その隙間から、これまた白く滑らかな胸が覗いている。手を入れて撫で回したい衝動に、ごくりと喉を鳴らす。
「呼吸が乱れてますよ」
「あ、すみません。つい……」
「馬鹿……」
僕たちの間に、少しの間沈黙が降りた。
「……どうしますか。しますか?」
「え、今から?」
「レスターとリドナーは今日はもう戻りませんし……。リドナーも一応、そのつもりでプレゼントを贈ってくれたんでしょうから。まあ、あなたの誕生日ですし……、私は構いません」
「本当に?」
ニアはこくりと頷いた。