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    如月葉月

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    如月葉月

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    作者からのリプライ

    如月葉月

    リハビリ大して中身のないただイチャイチャしてるだけの台牧。
    習作①「君さあ」
     ひょい、と。軽い調子で伸ばされた、分厚いグローブの指先。何気ないそれを、人為的に強化された感覚神経は確かに捉えていたけれども――ウルフウッドは、どういうわけか、自身でも分からぬままに、それを茫として受け入れてしまった。
    「邪魔じゃないの?」
     俯き加減の目元を覆う、伸びた黒髪。砂漠の風に吹き晒され、砂粒に研磨されたその毛先はひどくばさばさとして、触れればひび割れそうな有り様である。
     梳くような手つきで、持ち上げては落とされる自身の前髪。思わず眇めた瞼にぶつかる痛痒感に、ウルフウッドは不機嫌な唸り声を上げ、手にしたカトラリーを乱雑に皿へと戻した。
    「触んな、カユいわ」
    「えぇー」
     ヴァッシュは、「人間台風」などという物騒な通り名にそぐわない、至極優しげな困り眉の微笑みで、払い除けようとする手を躱した。そのままの勢いで乗り出していた身を引き戻せば、乾き切ったぼろの床板がギイと鳴く。萎びた酒場の、頑丈さだけを取り柄とする椅子の木目には、酒や油や何かのソースや、はたまた何やら鉄臭いモノまでが色々と染み込んで、独特の風合いを醸し出していた。
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