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    semimaru7

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    三重@ポイピク

    DONEイドアズで、勝手に子供作って育ててたアズくん話その②。今回はフロイド視点。例によって海の中、人魚に関して捏造多数。前回の話を読んでいないとわかりにくいです。「アズールんとこ行こうかなぁ」

    薄暗い深海の中、フロイド・リーチは呟いた。今この場に居ない片割れのジェイド・リーチの耳に入れば、他からは慇懃にして陰湿と評判の笑みに陰湿さを更に足してフロイドの行動を阻止しようとするだろう。けれどフロイドとしては、ここ最近の自分にしては珍しいほど真面目に仕事をこなしている。今日だって、本来の予定なら南方の海域での仕事をこなしていたはずなのだ。それを予定より早く終わらせ、こうして慣れた海まで戻ってきているのだから、褒めてもらいたいくらいである。仕事についてきた部下達を持ち前の早さで振り切って泳ぐくらい許されるべきだし、アズールと久々に会う約束を取りつけても許されるはずだ。
    深度が深くなるにつれ光が遠ざかり暗くなる海の中、ぼんやりとフロイドは考える。ちなみに彼の希望だが、片方は既に叶えられている。本来なら5人程度の部下と共に動くのが常だが、どうにも1人になりたい気分のまま振り切って単独行動をしているのが現在だった。

    「先に連絡しないと会ってくんないしなぁ、陸に繋がる電話も家だし……」

    頭上から僅かに降り注ぐ光の代わりに自分の発光体を輝かせながらフロイド 7394

    【N5】

    DONEイドアズ・現パロ・年齢操作(高一)。頭空っぽにして読んで下さい。
    お題をお借りしての作品です。
    1、監禁
    2、お隣さん同士
    3、思ったことが全部口に出る
    でした。
    Don't expose him.何だかんだと双子とは仲が良かったと思う。家がお隣同士だった事もあり、生まれた時から兄弟のように育った。
     小さい時は毎日のように遊んで、週末にはお互いのお家にお泊まりして……だけどその関係も中学になると変化が訪れた。ジェイドとフロイドにそれぞれ彼女が出来、一緒に居れる時間が激変したからだ。
     最初こそ喜んでいたはずなのに、僕の心は数ヶ月もしないうちに別の感情が芽生え始めた。友達をとられた気分にでもなっているんだと、心を落ち着かせようとして1年。僕は気づいてしまった。2人の事を好きなんだと。彼らは異性愛者なので、僕を好きになって貰えるはずがないと諦めるのに1年。僕は双子から逃げるように、別の高校受験をし物理的に離れる事に成功した。僕が通う高校は家からかなり離れた全寮制の男子校。学業と寮生活の両立に、手こずったものの、持ち前の努力でカバーし慣れてきた頃には何故かちらほらと告白されるようになった。告白されて気づいたのだが、僕は同性愛者でもないようだ。毎回丁寧にお断りをしていたのだが、これでは双子への気持ちを断ち切る事が出来ないのでは?と考え、今度は合コンに誘われるままに参加してみた。僕は異性愛者でもないようだ。どうやっても双子が、僕の心から離れていってくれない。どうしたら良いのか悩んでいたら、あっという間に高校最初の夏休みにより帰省が始まった。
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