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    簾 臭子

    業の塊
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    簾 臭子

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    みどしの ボツったエロ漫画のネーム

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    簾 臭子

    TRAININGちあしのSS新しくドラマの出演が決まったと千秋から連絡が入った。撮影現場が寮から通うには遠かったため、ウィークリーマンションを借りることにしたらしい。そう連絡があった数日後、忍達はそのドラマ撮影の見学に来ていた。無事その日の収録は終わり、千秋が3人の元に駆け寄って来る。今晩部屋に泊まっていかないかと誘われたが、鉄虎と翠は次の日に用事があると断る。一人暮らしが寂しいのだろうか、露骨にしょんぼりする千秋を不憫に思った忍は誘いを了承し、1人で泊まることになった。

     ワンルームの狭い部屋には家具が備え付けで置いてあるようで、ある程度の電化製品も揃っていた。
    「う、ウィークリーマンション?って便利でござるね」
    「ああ……ただ、他人の部屋にいるみたいでなんだが落ち着かないんだけどな」
    千秋は苦笑いで答える。言われてみれば、千秋の私物はほとんどなく妙に生活感のない部屋だった。キョロキョロと部屋を見渡すと、キッチンの隅に置かれているゴミ袋に目がつく。中にはカップ麺の容器が重なっている。
    「守沢殿、もしやちゃんとご飯食べてないでござるな?」
    ぎくりとした表情で振り返る千秋。
    「そのだな、撮影が忙しくて…」
    「そん 1423

    akira_luce

    DONE七夕の時にあげた丹穹。

    星核の力を使い果たし機能を停止(眠りについた)した穹。そんな穹を救うために丹恒は数多の星に足を運び彼を救う方法を探した。
    しかしどれだけ経っても救う手立ては見つからない。時間の流れは残酷で、丹恒の記憶の中から少しづつ穹の声がこぼれ落ちていく。
    遂に穹の声が思い出せなくなった頃、ある星で条件が整った特別な日に願い事をすると願いが叶うという伝承を聞いた丹恒は、その星の人々から笹を譲り受け目覚めぬ穹の傍に飾ることにした。その日が来るまで短冊に願いを込めていく丹恒。
    そしてその日は来た。流星群とその星では百年ぶりの晴天の七夕。星々の逢瀬が叶う日。

    ───声が聞きたい。名前を呼んで欲しい。目覚めて欲しい。……叶うなら、また一緒に旅をしたい。

    ささやかな祈りのような願いを胸に秘めた丹恒の瞳から涙がこぼれ、穹の頬の落ちる。
    その時、穹の瞼が震えゆっくりと開かれていくのを丹恒は見た。
    一番星のように煌めく金色が丹恒を見つめると、丹恒の瞳から涙が溢れる。
    それは悲しみからではなく大切な人に再び逢えたことへの喜びの涙だった。
    「丹恒」と名前を呼ぶ声が心に染み込んでいく。温かく、懐かしく、愛おしい声…。


    ずっと聞こえなかった記憶の中の声も、今は鮮明に聴こえる。
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