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    七虎オイルマ合同誌
    ぽんかん サンプル

    ムテキのせいきょういく 七海建人の恋人である虎杖悠仁は、ひとより少し性に対する知識が偏っている。
     
     
    「近所のニーチャンから譲り受けたエーブイビデオで大きくなった」と豪語する彼がはじめてセックスしようという日に持参したかばんから取り出したのは、極太の蝋燭とボンテージと鞭だった。
    「いつか使うかなとおもってあっためてたんだ」とキラキラ目を輝かせながらそれらをとりだすので、七海はこめかみを押さえた。近所のニーチャンはそういう趣味だったのだろう。
    「いやいや、たしかに、嬢に鞭で叩かれるやつは多かったけど、そういうビデオだけではなかったよ。もっと他にもいろいろあったぜ」
    と、蝋燭やボンテージをその場で捨てた七海に悠仁は言い訳するので、ではほかにどんな、と聴取すると、痴漢ものや、催眠術ものや、新妻寝取られものや、悪徳性感マッサージ店もの、など。エトセトラエトセトラ。だった。
    「もっと…こう……普通のはみたことないんですか」
    「普通……普通ってどんな…?」
     悠仁は首をかしげる。
    「水泳部とかサッカー部のマネージャー輪姦ものとか…?でもおれ輪姦はちょっとだめで…複数でひとりをっていうのがどうもちょっと…女の子ヤダ、ヤメテって言うし、辛くない?」
     彼のこういうところが大好き、と思うがいまそれはどうでもよくて、このまま、このまま彼の偏った性知識のまま、七海の思うようにセックスをすすめてしまったのでは、『なんだこんなもん?』というガッカリで終わってしまう可能性がかなり高いのでは?それだけはなんとしても避けたい七海は、あとから考えればなぜソレを選んだのか首をかしげる選択をしてしまったのであった。
     
    「わかりました、消去法で悪徳性感マッサージものでいきましょう」
     
     エスエムの趣味はないし、痴漢ものは道義的にどうかと思うし、新妻寝取られは個人的にあんまりそそられないし、輪姦ものは論外だった。血気と精気盛んな思春期の恋人の性的好奇心をじゅうぶんに満たし、はじめてなのでちゃんとふたりの思い出に残るようなセックスにしたいし、それからここが重要なところで、悠仁の偏った性知識をなんとか教育しなおす方向にもっていきたい。よし、わかった、それならもう悪徳性感マッサージものだ!(?)
     七海建人もかわいい恋人との初セックスを目の前に吊るされて、つまり、あまりまともではなかった。
    「性感マッサージものといえばこれはマストじゃん」
     と悠仁がやはり得意げにかばんから大容量ローションを出す。それから、とそっとまたかばんから取り出した紙パンツを見て、七海は思わず立ち上がった。
    「!……きみはノラえもんですか」
     悠仁は照れくさそうに鼻をかく。
    「いつか使うかなと思ってこれもあっためてたんだよね…」
     本当にうれしそうな恋人の様子に、七海はぜったいにこのプレイを全うすると決意を新たにした。
    「ナナミンよく知らないかもしれないから事前にブリーフィングしとくけど、性感マッサージもののキーワードはみっつあります」
    「みっつですか」
    「そう。治療、リンパ、デトックス。そのみっつを言っておけばなんか、それっぽくなるから。おれの経験則っていうか、エロ動画視聴経験則によると」
    「なるほど。だいたい、把握しました」
     さすがナナミン!と騒ぐ悠仁に、紙パンツに着替えるように促し、七海はこだわって選んだ無垢材のダイニングテーブルの上にバスタオルを何枚もしきつめ、簡易の施術台をつくる。即席だがまあなんとか。これでマッサージ屋っぽくなる。
    「ナナミン!着替えてきた!」
     わくわくした様子で元気よく紙パンツいちまいの恋人が出てくるので、まあまあ、とそのへんに落ち着かせ、風呂場から自分のバスローブをとってきて、かぶせた。
    「紙パンツ一枚で元気よく出てくる患者がいますか。まずは問診からでしょう」
    「さすがナナミン!わかってるじゃん!」
     七海は自分もそれっぽくなるよう、急いで柔らかいリネンの白シャツに着替え、そのへんにクリップでまとめていた、紙の束とボールペンをもってソファに腰掛けた。悠仁にもソファへ座るようにと促す。
    「では問診をします」
    「はい!虎杖悠仁です!好きなものはナナミンです!最近ムラムラがひどくて来ました!」
    「そうですか、それは大変、ムラムラですか…重症かもしれません」
     カルテに見立てた紙の束にボールペンで大きく『ムラムラ病』と書いて、びゃっ!と丸で囲った。
    「ほうっておけば大変なことになります、すぐ治療をしましょう」
    「もうひとつめのキーワード出ちまったじゃん!なんか流れがすげえ雑じゃね?」
    「ここに時間かける意味、あります?」
     ないね、と頷く悠仁は七海に指示され、バスローブを脱いでダイニングテーブルにつくった施術台にうつ伏せに寝転んだ。紙パンツいっちょうで。
    「ご飯たべるとこでこんなことして、バチあたりそう」
    「わかります、わたしも罪悪感がすごいです。しかし、背に腹はかえられません」
     背に例えられたテーブルは、ぎし、と大きな音をたてた。





    つづきは合同誌であいましょう✌️

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