【雷安】逆流（试阅）·仿生人AU

·设定参见底特律 变人＆《仿生人会梦见电子羊吗？》

·没看过原著不影响

  是cp31的雷安新刊试阅。

1
在仿生人暴动潮结束的第三年，雷狮和安迷修拥有了自己的家。
这也是他们相识的第三年。
安迷修利落地在院里搭起了烧烤架，他将大大的“party”气球贴在了带花边的遮阳篷上，又在遮阳篷和树上挂了一圈圈彩灯。做完这些，安迷修看了看时间，朋友们快要来了，他跳下梯子，进屋取冰箱里的冰镇饮料，又给雷狮取了两罐啤酒。
雷狮正在新厨房里烤蛋糕，浓郁的香气从烤箱里飘了出来，安迷修不由得驻足张望。
“在给卡米尔烤蛋糕？”
雷狮没有否认：“顺便准备了所有人份。”
“叮”的一声，蛋糕烤好了。安迷修眼尖，看到几排蛋糕旁有一块色泽诱人的面包。

　たくさんある見合い写真にうんざりする。玲王はぱたんと見合い写真を閉じると、アルバムをテーブルの端に寄せた。なるべく視界に入らないよう端へ端へと追いやり、重たい溜息をつく。

　二十歳を超え、プロのサッカー選手として世間に名を轟かせようとも、御影玲王として本来持っている属性はそう簡単に変わらなかった。何処へ行っても"御影コーポレーションの御曹司"という肩書きがついて回る。『そういえば最近、御影コーポレーションのご子息がサッカーで活躍されているとか』『えーっと、ああ！　君は確か御影コーポレーションの……』と、まるで枕詞みたいについてくるそれに、最近では苛立ちすら覚えなくなった。
　もっとプレーを見てくれ。サッカー選手として認識してくれ。

　最悪だ。よりにもよって、バスの後部座席しか空いていない。
　これが一人だったらルンルン気分で三人掛けのシートに座ったかもしれないが、既に先客がいる。それも凪と玲王が。

「…………」
「…………」

　凪の横に座る。その奥の窓側には玲王がいた。いつもの二人なら三人掛けのシートなんて選ばない。だから、何らかの理由でバスに乗り込むのが遅れたのだろう。だとしても最悪だった。凪からの視線が痛い。

「な、なんでしょう……」
「別に」

　ついつい敬語になる。髪を毟られた恐怖からか、頭頂部の毛がぞわぞわと逆立った。小さく体を丸めながら荷物を足元に置く。

『全員、揃いましたね？　それでは出発します』

　アナウンスが流れる。やがて俺たち、日本代表選手を乗せたバスが走り出した。すぐに見慣れた風景が遠ざかっていく。