モーネとソールの話幼い頃、まだ二人がライバルになる前のこと。家が近くて一緒に遊んでいたことが多かった頃の話。
今では考えられない話だが、笑顔が多く活発だったモーネは、よく木陰で本を読んでるソールの手を取って走り回ったりしていた。
ソールもにこやかな笑顔でモーネに応えていた。
ある日モーネがいつもの場所に行くと数人の争う声がきこえた。近寄ってみると、隙間から金髪がちらりと見えた。ソールだ。
モーネと大して変わらない背丈の男たちがソールを取り囲んでいた。
ここから男たちに掴みかかられるソールをモーネが救います。
モーネは剣術や体術を教えられていたため、力には自信がありました。
何かあったら自分が家族や友達を助けるんだ、とも思っていたため、今回のことは大きな自信に繋がりました。
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