結婚ささろおまけ　汗を掻いてベタついていた体を洗って湯船に浸かる。今日まで酷使してきた体を更に酷使したのだから疲れて当然だ。進んで背もたれになってくれている簓の胸に遠慮なくもたれかかるとホッとため息が出た。結婚して家を持つ時に、湯船は広い方が良いと簓がごねてくれたことに今となっては感謝だ。
「しんどい？」
「いや。やっと落ち着いてきたとこ」
「そうなん。ほなもうちょっと浸かったらバッチリやな」
　簓の手が腹に回る。そのもう少し下の内側はさっきまで簓に捏ねくり回されていた箇所だ。近くの肌を簓の指が滑るだけで体が疼く。簓はその事に気付いているのかいないのか、言葉を発することなく、首から肩かけての至る所にキスを落としている。風呂に響くリップ音が生々しくて俺も何となく黙ってしまった。

・ささらボケ、ろしょうツッコミ
・劇場でやってるイメージ


さろ「はいどーもーどついたれ本舗いいますー」
ろ「急に暑くなりましたね」
さ「夏ですねー暑すぎて夏バテなりますね」
ろ「涼みたいですよねえ、やっぱりそんな時にはホラーが良いですね」
さ「♪ぶおお〜〜〜ん」
ろ「それホラ貝やな　ホラーが、良いです」
さ「オッすまんすまん」
ろ「ホラー映画とかね、たまに観ますけど　ちょっと感動出来るのが好きですね」
さ「あー、ユウガオが原料って知ってました？」
ろ「それカンピョウやな　感動な？」
さ「オッすまんすまん」
ろ「ホラー映画だけど、主人公とヒロインの恋愛模様が絡んでたりして　どう見ても両思いなんに、ヒロインがなかなか振り向かない！みたいなの良いですね」