計画通り😏な虎十二
※ツイート用に書いたのでキャラ名が絵文字のままで、文章も一文一文が短文になってます。
長くなったので結局ポイピクにアップしました。
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あれだけ毎日好き好きアピールしてきた🕛が急に大人しくなった。
ガキに手ェ出す趣味はねえと断り続け早数年。
なぜかパタリと何もアピールしてこなくなった。
性的接触を避け、告白は何十回と、交わし続けたが、こうなると急に気になってしまう。
ある日、外出した先で🕛が知らない男と親しげにしているところを見てしまい(おい、今日は九龍城砦に行くって言ってなかったか?)とモヤッとする🐅。
しかも帰りが遅く、酒の匂いもする。
(気にするな、🕛はもう子供じゃねえ)と自分を落ち着かせて気づかないふりを続ける。
翌日また🕛の帰りは遅かった。
🐅が窓の外に目をやると、昨日の男が🕛の頭を撫でて笑っているのが目に入った。
(なんだアイツは?)とイライラし始める。
事務所に戻ってきた🕛をサングラスの端から覗き込むと、嬉しそうに笑ってる🕛が見えた。
🐅は🕛に背中を向けて聞いた。
「お前、昨日今日と誰んとこ行ってたんだ」🕛は「え、九龍城砦。最近新しいダチができたんだ」
🕛は上機嫌で答える。
楽しそうな様子がなんだか気に入らなくて🐅は返事もせずタバコに火をつけた。
「兄貴?」
🕛は🐅の前に回りこみ顔を覗く。
🐅は不機嫌そうに🕛から目を逸らす。
「ごめんなさい、俺何かした?」
「さっきの奴と随分仲良さそうだったじゃねぇか」
🐅は目を逸らしたまま低い声で呟いた。
すると🕛は驚いたように目を丸くした。
「え???」
🐅は急に恥ずかしくなったのか、🕛の前から退こうとしたが、🕛が両腕を掴んできた。
「アイツは友達だよ?」
「そうか、別に俺には関係ねえ」
「兄貴から聞いてきたんじゃん!」
「おい、離せ」
イラつく🐅とは正反対に、なんだかニヤついている🕛は🐅の腕を離さない。
むしろどんどん🐅に顔を近づけてくる。
「ねえ、もしかして俺が兄貴以外を好きになっちゃったと思った?嫌だった??」
「知るか」
「俺が頭撫でられてるの見たでしょ?心配になった?」
🕛はニヤニヤしながら🐅を見つめてくる。
「お前…俺が見てるのを分かってたのか…?」
「あ、やべぇ」
🕛はバレちゃった、と言いたげな表情で口元を両手で抑えた。
掴む腕が離れた🐅は、🕛の両頬を抓りながら引っ張った。
「いててててて!!」
「おい!俺をおちょくんのもいい加減にしろ!」💢
「痛いよおおお兄貴だいすきいいい」
「うるせえ!!」