「トリックオアトリート！」と元気良く言うみーくんに「みーくん、それ何？」と聞き返す恵比寿
みーくんは「お兄ちゃん知らないの？今日はハロウィンって言ってね！お菓子がたくさん貰える日なの！」と嬉しそうに話す
「トリックオアトリートはね、お菓子くれなきゃイタズラするぞって意味なんだって」と続けるみーくんに、「そうなんだね。」と持っていたお菓子を隠しながら恵比寿は言う
「どうしよう…みーくんに渡すお菓子無いみたい…」とわざとらしく無いことをアピールするとみーくんはお菓子が無くて少ししょんぼりとした表情をする
「じゃあいたずらだね…」と何するか真剣に考え始める
恵比寿はどんないたずらされるのか楽しみにしながら待っていると、みーくんは何かを思いついたのかパッと顔を上げ恵比寿に抱きつく
「今日1日このままお兄ちゃんにぎゅーって抱きついたままだよ！」と嬉しそうに言うみーくんとその頭を撫でながら「困ったなぁ…」と言う恵比寿
「じゃあ僕と一緒にお菓子食べよっか」と隠していたものを出すとみーくんはパッと離れて「食べる！」と笑顔を見せる
みーくんが離れたことに少し寂しさを覚えた恵比寿は「あれ？今日は1日中僕にくっついたままじゃなかったの？」と聞くとみーくんは慌てて抱きつき「そうだった！」と言う
このまま食べるのはお行儀が悪いので、恵比寿が座った膝の上にみーくんを座らせる
「みーくんには僕が食べさせてあげるね」と言うと「じゃあお兄ちゃんには僕が食べさせてあげる！」と差し出す
続きが思いつかないのでターンエンド

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本当は公園に遊びに行く予定だったが、外は生憎の雨で公園に遊びに行けない
遊びたい盛りなみーくんは「お兄ちゃんと遊びに行くの楽しみにしてたのに…」と落ち込んでいる
そんなみーくんのために家の中でもできる遊びはないか…と考えた恵比寿は「みーくん、かくれんぼしよっか」と声をかける
しょんぼりしていたみーくんもお兄ちゃんと家の中でも遊べると知ると「やる！」と元気良く返事をする
「じゃあ、僕が鬼をするから今から目を閉じて10数える間にみーくんは隠れてね」と言うとみーくんは「どこに隠れようかな〜」と嬉しそうに隠れ場所を探す
1回目はみーくんを見つけてはいるが見つけられないふりをして探しながら「みーくんどこ…？全然見つけられないよ…」と言うとみーくんは「えへへ！ここでした！」と隠れていた場所から飛び出して恵比寿に抱きついた
「みーくんは隠れるのが上手だね！」と褒めると、えっへん！と言うかのように「でしょ！」と満面の笑みを浮かべるみーくん
「お兄ちゃん、もっかいやろ？今度は僕が探す！」と2回目は逆になる
恵比寿はみーくんが見つけやすいようなところに隠れる
10秒数え終わって探しに来たみーくんが「お兄ちゃんみっけ！」とすぐに見つける
「みーくんは探すのも上手だね」と言われ満更でもなさそうに笑う
「あと1回しよ！今度は僕が隠れる！」と3回目に入る
カーテンの中に隠れたみーくんは「みーくんどこかな〜？」と近付いてくる恵比寿の声に息を潜めた
「ここにはいないなぁ…」と立ち去る音がするとみーくんはくすくすと笑う
すると突然「みーくんみっけ！」とカーテンの上から抱きしめられる
「なんでわかったの！」と聞きながら出てきたみーくんに「部屋から離れようとした時にカーテンが揺れたからかなぁ」と返す
「あちゃー…。笑っちゃったから…」と見つかった理由を真剣に考えるみーくんに「外も晴れたみたいだし、おやつ食べたらお散歩しに行こっか」と言うと「うん！」と楽しそうに返事をする
おやつを食べたあとは長靴を履いて恵比寿と一緒にお散歩に行くが、それはまた別のお話