弊ドルパロif 死商ス設定前提→スが面接に来ずオが舞台に出れなかった世界線。
オは最初の決意通り諦めて芸能界から身を引こうするが、ラッセルにスカウトされ、TV業界を裏で牛耳ってる半グレ事務所に身を置くことに。裏で問題を起こすタレントを週刊誌に売って干したり、逆に大御所のスキャンダルを別のスキャンダルで上書きしたり、業界の闇に触れる仕事ばかり任され段々オの心は疲弊していく。
そんな中、ラセから新しい仕事をまかされる。それは、ラインハルトをアイドルの頂点から引き摺り落とせ、という仕事だった……。
一方スはオと出会えないとまた限界を迎え道化に逆戻りするので、俳優としては成功するがアイドルとしては、身内の為だけに歌ってる状況。しかしかつての仲間ユリウスから連絡が訪れる。「もう一度4人でユニットを再結成しないか」と。仄暗い喜びと同時に過去のトラウマがフラッシュバックし、スはついにステージで歌えなくなってしまう。
今の仲間達の為にすら歌えず、誰からの期待にも応えられない自己嫌悪で、スは道化の自分と、トラウマに縛られ仲間すら信じられなくなっていく自分とで次第に心は乖離していく。
そんな限界間近のスはある映画でオと共演する事に。初対面なのに何故か話題も価値観も妙に合うオに絆され、気付いたらプライベートでも一緒に過ごすような仲に。いつかオとただの友人になれたらなと思いつつ、今の関係を壊したくないスはオの顔色を伺って過ごすように。そんなオに依存しきったスにオは口火を切る。「ラインハルトさんを助けたくはありませんか」と。オは、ラがスに依存していた事を事前に全て調べていた。そして、スがトラウマ以上にラに深い負い目を感じてる事にも、共に過ごす日々の中で嫌でも気付いてしまった。
最初はスを追い詰める事でラからアクションを起こさせ、スをダシに脅すか、出鱈目なスキャンダルで干そうと考えていたが、オはスと過ごす内に醜い欲が芽生えてしまった。
だからオは決めた。スを光の道へ戻す為、偶像を殺そうと。
オはスに利用される為だけの奴隷になり、引導を渡されるその日まで隣に居続けようと。
その裏で、スはようやく気付く。自分がラに感じていた負い目の理由は、ユニットから勝手に抜けたことでも、アイドルから逃げたことでもない。理想を押し付けられる偶像という名の孤独にラを置き去りにしてしまった事への負い目だと。
だから、スは決めた。ステージ上の偶像を殺し、ラを救ってみせると。
その為に仲間も、友人になれたかもしれない男も、何もかもを利用して、この空っぽな道化も共に葬ろうと。
これは、命を削りただ1人を救う為だけに歌う男と、その男を光に返す為、道を選んだ男の話。
……って感じのもはや謎世界観の㌦パロifでした〜‼️誰か私の代わりにこの人達をハッピーにしてやって下さい。