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    舌根沈下

    @please_kick_ass

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    舌根沈下

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    こんなシチュでキスしてほしいって話
    オクの一人称視点です

    #プトオク
    ptochu

    wait a minutes「……少しボリュームを下げられないか」

    「ああ?」

    ドロップシップのブースで、ヘッドホンをして大騒ぎでゲーム配信をしていた俺へのコメントの洪水。画面越しの何万人のファンよりも、俺は後ろの気配に気を取られる。手元のスイッチでマイクをミュートして振り返ろうとすると、ゲーミングチェアの横からヌッと手が出てきて手早くインカメラの接続も切られる。すぐ後ろにある気配に顔をあげると少し眉を顰めた神経質な男の唇があった。マウスに置いた手に腕を絡めてぐいと引っ張り、頬や唇へ軽くスタンプする。

    「怖い顔すんなよ、男前が台無しだぜ?」

    「…………」

    配信中とは打って変わって、ごく親密な、猫撫で声。

    俺の配信を止めた主、クリプトは、まだ難しい顔をしたまま、チェアに覆い被さるように両手を置いて俺の唇を追ってぱくんと食べた。

    「ンッ……ふ、ぉ」

    マイクは切ったし、カメラは切られてる。わかってるけど、たった今まで何万人の前でパフォーマンスしていたのに。突然のキスに心臓が跳ねた。衆人環視じゃないが、舞台袖で幕越しに交わっているような背徳感に、えも言われぬ興奮が増す。思わずモニターの配信画面を横目で確認する。大丈夫。wait a minutesの文字が揺れている。その間もコメントは流れ続けている。
    用心深い癖に、この男は突然大胆なことをして俺を混乱させる。でも、そういう所が予測不能で面白い。

    俺の口内の弱いところを知り尽くしている舌が、俺の中で暴れる。ぞくぞくと腰に響いてがたんとチェアが揺れた。膝で股間を圧迫され、びくんと腰が跳ねる。

    「んんふっ……♡」

    やや性急に、強めの刺激を与えられて一気に意識がそちらに傾く。しかしすぐに引き抜かれて、捏ねられた唾液がとろりと垂れるのを、クリプトの指が拭い、そのまま指先で唇を塞いで

    「shhh……」

    吐息まじりに、唇からゆっくりと発せられる音に、目と耳が集中する。それまで爆音で目まぐるしいゲームをして叫んでいた自分の聴覚や視覚を、静かに掴まれた心地がした。

    叱られた猫のように大人しくなってしまった俺を満足そうに見下ろしたクリプトは、当然のように抱き上げて我がブースのソファへと連れ帰り、続きの作業に戻った。

    俺はその後を期待してしまって、仕事が終わるのを静かに待つしか選択肢がなかった。

    配信は中断して、それきりだ。
    アーカイブに残さないようにしないと。
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    💒🌋👍👏❤❤👏👏💋👏👏💖💕💕💕
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    _BeHa_

    DONE雇プト×オク
    裏ではテロリスト組織のシルバ製薬妄想。悪いオクタビオのアースです。
    面接に行った雇われの話の続きです。

    エロ無しキス有り
    ※何でも許せる方向け
    「ここがアンタの住処か。悪くねえな」


     廃車のスクラップ工場付近にポツンとあるトレーラーハウスが俺の現在の家だ。普通の住宅に比べれば小さいが、中に入れば一般的な住居とほぼ変わらない。勿論、外観は洒落た綺麗なものではなく内装にも拘っていないせいで無骨だが、誰かを招く予定もリフォームする気も一切無かった。
     キッチンにトイレにバスルーム。空調も完備していて不便もない。冷蔵庫やレンジなど家電製品も充実し、通常の生活を送るのに全く問題は無く、狭ささえ目を瞑れば快適と言える。ベッドもソファーもあり贅沢なくらいだ。

     彼の言葉が皮肉なのかお世辞なのかは分からないが、オクタビオは朝早くから金持ちにとってはスクラップ紛いに見えそうな俺の住居にやって来た。
     早朝からの来客に眠気まなこを擦りモニターを確認すると、そこに映り込んだ鮮やかなライムグリーンに急速に目が冴え脳が起動した。サングラスにマスク姿の雇い主に驚き携帯端末で予定を確認するが、今日までは完全にオフで間違いはない。
     今日まで、と言うのは、あのイカレた面接に合格した日。流れと勢いに身を任せて、雇い主と高級レストランのテーブルの上でセック 3196

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    MAIKING【4.22更新】Pixivに完成版あげました:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17441332

    あっさり誘拐された口の悪い御曹司タビオを分からせる雇われを覗き見する視力2.0のモブ男(長い)、になる予定のもの。続きはきっとひたすらエロ。推敲前なので誤字脱字等ご容赦ください。ちなみにシルバ製薬CEOとオクの関係はまだ”親父”と”息子”としています。
    雇オク(ハァハァ、逃げ切れたか?)

    今にも肋骨を突き破りそうなほどバクバクと早鐘を打つ心臓を抑え、乱れた呼吸を必死に落ち着かせ耳を澄ませる。踵を鳴らしながら迫ってくる革靴の音はしないか?撃ち切ったマガジンを交換する音は?

    先刻の地獄絵図が脳裏に焼き付き、震えが止まらない。

    (くそっ、なんでこんなことに…)


    簡単な任務のはずだった。シルバ製薬の道楽息子を誘拐し、多額の身代金を要求する。大切な跡取りだ、金はきっと惜しまないはず。そのうえ、標的であるオクタビオ・シルバはボディガードも付けず夜の街をほっつき歩くような呑気な男だとリサーチで分かっている。物騒な輩に狙われている自覚がないのか、あまりに無防備だがそれも俺達にとっては好都合。その事実に油断した我々は、大した身辺調査も行わず計画を実行に移した。
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