【現パロ】公園の君 男同士集まって話す内容に下世話なものが混じるのは必然でありしょうがないと思う。そう思いながら休み時間、僕は雅とメッセージのやりとりをしながら友らの会話に耳を傾けた。
「その、最近ずっと話してる【公園の君】って誰?」
「何!晋作、知らないのか!」
「ほら、晋作ってば許婚殿にゾッコンだからさ」
「写真すら見せてくれないのはどうかと思うけどな」
「誰がお前たちに雅の写真を見せるか」
「なるほど、雅というのか…」
「おい」
「ははは、冗談だ」
そう言って僕の友たちは笑った。
「ああ、それで【公園の君】のことだったな」
「ああ」
「近くの女子校の制服を着ている僕らと同年代くらいの女の子なんだが…それがまあ美人で!」
「よく公園のベンチに座って読書をしながら誰かを待っているんだ」
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