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    きなせ

    ジャンルF社/軌跡(クロリン、アロヴァン)他Ys、ラクガキや小噺など

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    きなせ

    DOODLE黄昏は無い、けど色々あったりなかったりするif世界のクロリン。
    (内戦から後クロウが不死者になって蘇るのはある世界線)

    オズボーンパッパとちっちゃいリィンを考えていたら迷走した。
    小さくなってしまったリィンを元に戻したいクロウがどたばたする話ともいう。
    There is more than one wish


     
     男とすれ違う生徒達が驚いたように振り返る。
    普段であれば、見知った生徒達だ。軽口を返すくらい気さくなのだが、その男は普段の余裕をかなぐり捨てて、腕の中に抱えたものを落とさないように走るのに必死だった。

     部外者であるはずだが、ほぼ顔パスと言う状態を利用して、ノックもせずに本校舎一階の校長室へ駆け込む。
    「オーレリア!」
    「アームブラストか。挨拶も無く、騒々しい男だ」
     内戦時、貴族連合軍に加担していた時に顔を合わせているとはいえ、どちらかと言えば不死者として蘇った後からは、オーレリアの元で働くリィン込みでの付き合いの方が多い。慌ただしく飛び込んで来たクロウに皮肉を返しながら、オーレリアは書いていた書類から顔を上げる。
    「本日、シュバルツァーは休暇を取っていたはずだが?」
     数日前から本人は隠しているつもりでも、そわそわと落ち着きなくしていたリィンを揶揄ったのを思い出しながら問う。記憶に違いなければ、休暇はこの目の前にいる男と共に過ごすために取っているはずだ。
     ここまで全力疾走してきたのだろう。乱れた髪はそのままに、呼 4909

    きなせ

    DOODLEクロリン(♀)だけど、クロウ不在。創後で、マクバーンとリィンがばったり出くわすお話しです。ダンッと、足を踏み込めば土埃が舞う。
     背後に生徒達を庇いながら、リィンは次々と刀を振り下ろし、技を繰り出す。
    「相変わらずみてぇだなぁ、灰の嬢ちゃん」
     もう、二十歳を超えてそう呼ばれる年齢でも無いのになと思いつつ、闘気の焔を纏った目の前の男を睨みつけた。
     まだ、本気では無い。この男は実力の半分も出していないだろう。
     それでも生徒達に近づけるわけにはいかない。いくらⅦ組の生徒達とはいえ、この子達はユウナ達とは違う。ユウナ達二年生の実習先は此処とは違う。学院長曰くまだ入学したての雛鳥を連れての初めての実習だ。

     そもそも実習先でこの男に出会うなんて予想外だった。自分が付いているときで良かったと、ホッと胸を撫で下ろしたのはほんの前。
     なんとか一人で切り抜けられるだろうかと、一旦距離を置きながら緊張感でピリつく中でタイミングを測る。
    「マクバーンは一人なのか?」
    「んぁ? まぁそんなとこだ」
     結社の目的は解らない。聞いた話によれば、記憶を取り戻して結社を少し離れていたらしいが。
     今は戻っているのか、どうなのか。
     
    「教官……っ」
     戸惑うような、怯えを含んだ声が背後から投げか 1516

    きなせ

    DOODLEフライングバレンタインの続きで、クロリン(♀)久しぶりにリーヴスの街にたどり着き、バイクを停める。
     すれ違う住人達が、ここに来る途中立ち寄った帝都と同じく、何処か浮き足立っている様子に苦笑する。
     時間的にはもう授業も終わり、部活動も生徒たちは片付けに入っている頃だろう。
     先に《バーニーズ》に足を向け、一先ず今日と明日、滞在分の部屋を確保して、第II分校へと向かった。
    「よっ! おつかれさん」
     見知った生徒がクラブハウスから出て来るのを見つけ、声を掛ければ、まるでクロウが来るのを解って居たかのようにアッシュはニヤリと口角を上げる。
    「ハッ。やっぱり来たな、シュバルツァーなら教官室だぜ」
    「はは……まるで俺がリィンにしか用事がないみたいな言い方だな」
    「違わないだろ〜?」
     そもそもが、今まで帰って来るたびリィンの元に一直線かつ、こんな意味深な日だ。他に用事があるなんて抜かそうものなら流石のアッシュもシュバルツァーが不憫になるぜ……なんて思うほど。
    「そーいや、シュバルツァーからチョコ、貰ったんだぜ」
     手作りの。羨ましいだろ? そう言って、包みを取り出しクロウに向かって見せびらかすアッシュ。実際は女子達の共同作らしいが。リィ 1378

    きなせ

    DOODLEフライングバレンタイン小噺。クロリン♀前提のリィン♀と新Ⅶ組の話→バレンタイン当日にクロリンupしたい寮や学院の食堂から漂う甘い香りに、ある者は甘い物が苦手なのか眉を寄せ、またある者は期待にワクワクとした胸の高鳴りを持て余す。

     授業終了のチャイムが鳴り、リィンがアルティナに声をかける。
    「アルティナ、号令を」
    「はい。起立、礼!」
    「あ、そうだ……忘れるところだった」
     教室を出る直前、リィンが忘れ物を思い出し踵を返すと、授業に使うでもなく持っていた紙袋の中から小振りの包みを取り出し、それぞれの名前を呼びつつ手渡す。
    「わっ、教官もしかしてバレンタインのチョコですか?」
     ふわりと漂う香りにユウナが目を輝かせる。
    「うん。ユウナやミュゼ、アルティナとは昨日一緒に作ったから中身はわかっていると思うけど」
    「いえ。まさか私たちの分もあるだなんて。ありがとうございます」
    「ふふふ、リィン教官からの手作りチョコ、嬉しいです」
    「リィン教官、ありがとうございます」
    「へぇ。いかにも、って感じだが……そう言えば今日、クロウパイセン戻ってくるんだったか? もり上がって明日立てない……なんてことになってたりしないようにな」
     めざとく、紙袋の中に残った同じ包みを見つめ、アッシュがニヤリと笑う。
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    きなせ

    DOODLE閃ミュネタからのクロリン(♀)。アンゼリカが暴走しています アンゼリカ・ログナー。
     ログナーと言えば四大名門が一家、帝国北部ノルティア州を統括するログナー侯爵家は帝国では知らぬ者はいない。
     彼女自身、紛うことなき大貴族の令嬢なのだが……。

    「さぁ、次はどの仔猫ちゃんだい?」
    「きゃっ!!」
    「う〜ん!エマくんはC……いや、E?」
     一体なんの暗号だと言わんばかりにアルファベットが飛び交う。
     彼女の通った後にはセクハラをうけ、羞恥に頬を染める女子達の姿。
     可憐な女子達を目の前に、己の欲望の衝動を止める事が出来きず、暴走列車の如く次々と女子に狙いを定めては襲っていく姿に男子達はただ唖然と立ちすくんでいることしか出来なかった。
     唯一ストッパーになりえつつ、下手をすれば自身も餌食になりかねないトワもあまりのアンゼリカの勢いに呆然としている。
     せめても、と男子がバリケードになり守ったはずのアリサもとうとうアンゼリカに捕食され、残るはリィンのみ。
     ワキワキと怪しく指を蠢かせ、ハァハァと高揚に息を荒ぶらせたアンゼリカが「リィンく〜〜ん」と、追い詰め、今まさに捕らえようと手を伸ばしたその時。
    「ゼリカ!!!そこまでだっ!!!!」
     危険人物… 1150
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