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    mol81977638

    @mol81977638

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    mol81977638

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    前垢で妄想していたそうさくほしのこのストーリーを数回に分けて書き綴ります。
    ※妄想を垂れ流しているだけなのでこれは小説ではありません

    花に灯を 起 それはまだ、あの亡国にて発見された方舟が再び帆走り始めた頃。
     右も左も分からない幼い星の子たちを助けるために、各地を奔走する星の子が一対おりました。
     常に眉間に皺を寄せる気難しい方をルラキ、感情豊かで自由を求める気まぐれ屋な方をヴィシニと言い、彼らは同じ育て親である師匠のような立派な使命の子になれるよう、ちぐはぐなチームワークながらも日々奮闘しておりました。

     ある日ヴィシニは孤島の神殿地下で焼いていた闇花の中で、ひとつだけなかなか焼けないものを見つけます。
     不審に思った彼はルラキと一緒に焼いてみると…二人分の火でようやく焼け落ちた闇花の根元に、ひどく衰弱した星の子が横たわっていたのです。というよりも、その星の子の胸から闇花が生えていた…と言う方が正しいかもしれません。
     二人は小柄なその星の子を抱え、慌てて崖の上の水辺まで飛び移り、蝶の群れの力を借り星の子に大量の光を注ぎました。
     
     ようやく目を覚ました一枚羽のその子は、健康な瞳の金色とは程遠い虚な青緑色を含ませ、ただぼんやりと池のほとりに座り込みました。
     胸の光も弱々しく、疲弊しているためか呼びかけにも応じず、何故あんな状態だったのか聞き出すことができません。

     これは明らかにただ事ではないと騒ぐヴィシニを尻目に、思慮深いルラキは考えました。師匠ならどう考え行動するか。
     そして彼は「彼女の手を引き各地を巡り光の翼を集めさせ、彼女の光の完全回復を試みる」事を結論付けました。
     この件を師匠に預けようと企んでいたヴィシニも頑固なルラキに言いくるめられ、渋々賛同する事になります。

     こうして、ルラキとヴィシニ、その間に一枚羽の星の子を挟み、3人でこの世界を旅することとなったのです…
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