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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
    よその子さん多め

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    ちょこ

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    ダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!

    ##げんそー

    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
    「すっげー……俺初めて見た。匂いも既に甘いな」
     ケーキを一口食べたダミアは、その甘さにフォークの進む手が早くなる。
    「……母さんが送ってきたんです」
    「そうなの?」
     食べながら返事をすると、レイフは気まずそうに小声になる。
    「……この前、うっかりダミアの誕生日の事を言ったんです。……そしたら送られてきました」
    「レイフのかーちゃん太っ腹だな!」
    「……そうですね」
     一粒だけで高額なアマロンだ。もちろん、モンブランにもふんだんに使っている。ダミアには言うつもりはないが、恐らくモンブランの分だけでも相当な金額だ。まぁ、オルグレン家にとっては、そんな大差ない金額なのだが。
    「それで、母さんの伝言なんですけど【今度家にいらっしゃい。ダミアくんの誕生日会しましょう】って書いてありました。ダミアがいいなら返事しますけど……」
    「いいぜ!」
    「即答ですね……分かりました、返事しておきます」
     ダミアの即答に笑いつつ、レイフは少し考え込む。一応確認した方がいいかもしれない、とダミアに聞いた。
    「一応聞くんですけど、誕生日会ってケーキと料理を食べて、プレゼントを貰う、ですよね?」
    「それ以外あるのか?」
    「いえ、確認したかったので」
     祝い方は一緒なのか、とレイフは安心した。
    「なら母さんに連絡しますね、忙しくなりますね……料理もプレゼントも沢山準備しなければならないので。早めに連絡しないと……」
     レイフはそう言った。自分も一度実家に帰らないと行けないかもしれない、もしかしたら暫くここを留守にするかもしれない。そんなレイフの様子にダミアが首を傾げながら聞く。
    「え? 俺一人だろ? そんな大掛かりにしなくても……」
    「え? 普通では?」
    「普通じゃないな!」
    「えっ」
    「まぁレイフだしなー」
     ダミアはそう笑いながらモンブランを食べる。レイフは、ダミアの先程の一言に衝撃を受けつつも、いつ頃なら行けれるか、などの話をすることにした。
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    ちょこ

    DONEよその子さんお借りしてます
    二次創作
     その日は、雨が降りそうだと言わんばかりの曇天だった。昨日の天気予報では朝から晴れると言っていたはずなのに、いざ当日になったらこの天気だ。凪は頬杖をついて窓の外の風景をぼぅ、と眺めていた。この調子では晴れそうにない、凪はそう思ったあと椅子から立ち上がり、事務所に備え付けであるミニキッチンへと向かう。お湯を沸かせるくらいは出来るミニキッチンにて、お湯を沸かしコーヒーを淹れた後、コーヒーを飲み外を眺めた。
     何でも屋に定休日はない、依頼が来れば仕事の日になるし、来なかったとしても書類作業をする。ある意味気分で休みが決まると言っても過言ではなかった。そして凪は、二階にいる八重の所へ行こうかと考えていた。八重は朝から体調が優れないように見えた。凪から見たら休んだ方がいいなと感じたため、八重を休ませたのだ。当の本人は大丈夫だと言っていたが、それでも休ませた。依頼主が来る様子はない、なら八重のところに行こうと思った。事務所は二階建てのビルになっており、凪の居る一階は何でも屋の事務所で二階は居室スペースだ。コーヒーを飲み終わったマグカップを流しに置いた後、事務所を出る。
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    ちょこ

    DONEダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!
    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
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