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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
    よその子さん多め

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    ちょこ

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    アイドラ小説
    乙輝くんと律輝くんにテスト勉強教える瑪瑙の話

    乙輝と律輝の双子と共に図書室に移動し、教科書や参考書を開いて勉強を教えていた瑪瑙。図書室にいた生徒の一部はあの瑪瑙が?とチラチラとこちらを向いてくる。瑪瑙は普通にしているのだが、どうも相手を萎縮させてしまうのか分からないが、怖がる相手もいる。それには慣れていたが、目の前の2人は自分に怖がる様子もなく、ノートとにらめっこしていた。出来るだけ丁寧に教えているはずだが回答がどれも間違っている、これはどういう事だろうか。
    「おかしいね?そこはいまさっき丁寧に教えたはずだが……?乙輝、そこはここの古文から読み取るんだよ。それの意味はここに書いてあるだろう?律輝、そこはここの公式を使う。この公式はよく使われる。おかしいね?全部教えたはずだよ?」
    「ん〜〜俺の頭毎秒生まれ変わるんですわぁ多分、鶏さんもビックリやなぁ」
    「次は大丈夫ですよぉめのぉ先輩!イケると思うねん!」
    「ふぅん……?」
    ニコリ、と綺麗な笑顔──どこか背中がゾッとするほどの何かを感じ取った乙輝と律輝は震え上がる。瑪瑙はすぅ、と目を少しだけ細めて口を開いた。
    「この僕が教えてるんだ、僕だって暇じゃないよ?……最低でも80点は取る覚悟だよね?さ、勉強の続きをしようか」
    「80点なんてエベレストですわぁ……」
    「めのぉ先輩おっかないやん〜」
    「ほら、喋ってる暇はないよ」
    ペンを持ち直してまたノートを見てうんうんと唸る2人に笑いつつ赤ペンを持って書き込みながら教えていく。回答を書いては間違え、書いては解説を、を繰り返していき時間が過ぎていく。2人はじっと採点する瑪瑙を見ていた。
    「………うん、2人とも合ってる。ここの範囲は大丈夫だろうね」
    「やったぁ〜!めのぉ先輩のおかげや!」
    「アサカ先輩おおきにですわぁ」
    「お、とっ」
    ガタリと立ちあがり2人から抱きつかれて瑪瑙は少し驚いてしまった。ここまでスキンシップされたのはほぼ無いに等しいからだ。本当にこの2人は怖がらないな、と思いつつそっと体を押した。
    「君たちは本当に怖くないんだね?僕の事」
    「え?怖いと思ったことは1度もないでぇ?お勉強の時はおっかない〜は思うけど」
    「なんですか、アサカ先輩って人から怖がられるんですかぁ?それならいいですわ〜、俺らが独占できますし〜」
    「……ふふっ」
    まさか2人からそのような事を言われるとな思っておらず、思わず笑ってしまった。自分を独占したいだなんてこの双子以外言う相手なんて居ないだろう。この双子は自分の斜め上を行く、と笑いつつ2人の顔を見て話す。
    「相変わらず君たちは面白いよ、この僕を独占できる、なんて言うんだ。ほんと君たちは一緒にいるだけで楽しいよ。……さて、また明日ここにくるだろう?まだ80点には届かないからね、死ぬ気で勉強頑張るように」
    『おっかないわ〜!』
    2人のハモリに笑いつつもう時間も遅いということで片付けをしはじめるのであった。
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    ちょこ

    DONEよその子さんお借りしてます
    二次創作
     その日は、雨が降りそうだと言わんばかりの曇天だった。昨日の天気予報では朝から晴れると言っていたはずなのに、いざ当日になったらこの天気だ。凪は頬杖をついて窓の外の風景をぼぅ、と眺めていた。この調子では晴れそうにない、凪はそう思ったあと椅子から立ち上がり、事務所に備え付けであるミニキッチンへと向かう。お湯を沸かせるくらいは出来るミニキッチンにて、お湯を沸かしコーヒーを淹れた後、コーヒーを飲み外を眺めた。
     何でも屋に定休日はない、依頼が来れば仕事の日になるし、来なかったとしても書類作業をする。ある意味気分で休みが決まると言っても過言ではなかった。そして凪は、二階にいる八重の所へ行こうかと考えていた。八重は朝から体調が優れないように見えた。凪から見たら休んだ方がいいなと感じたため、八重を休ませたのだ。当の本人は大丈夫だと言っていたが、それでも休ませた。依頼主が来る様子はない、なら八重のところに行こうと思った。事務所は二階建てのビルになっており、凪の居る一階は何でも屋の事務所で二階は居室スペースだ。コーヒーを飲み終わったマグカップを流しに置いた後、事務所を出る。
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    ちょこ

    DONEダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!
    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
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