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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
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    ちょこ

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    パロもの

    よその子さんお借りしてます

    ##パロもの

    脱走  あの出来事から何日かたったある日、レイフの額に当たった怪我も綺麗に治った。あの後ダミア筆頭に四天王らにも叱られた、あの挑戦者は結局重い罰がおりたらしい、なにせチャンピオンを怪我させたからだ、挑戦者のポケモンには罪は無いため、ダミアと相談して保護して心の傷を回復する事にした。
     相当挑戦者から厳しい事をさせられたせいかまだ少し怯えていたがだいぶ自分らにも慣れてくれた。今は自分らのポケモンと遊んでいる光景を見る。

    「……だいぶ慣れてますね、あの子たち」
    「まーな、ポケモン同士気が合うのかもな」
     ゆったりとした時間が流れる、いつもは挑戦者が来る度にこういった時間がなくなるので、レイフが怪我したからか二週間リーグを休みにするという処置をしたのだ。二週間は長すぎるというレイフの意見は却下され、いまその休みの途中なのだ。
     最初の時はダミアとポケモンバトルをしたり、イベントに向けていつもより時間をかけて話し合いができた、が、こう言ってはなんだが、暇である。実家に帰ろうか迷ったが父が嫌味を言ってきそうだったため辞めた。そして考えた結果、とある提案を今からダミアにする事にした。

    「ダミア、提案があるんです。ほら、今度イベントでバトルフロンティアに行くでしょう?」
    「んー、そうだな。それで話し合いしてたもんな」
    「それです、で、提案があるのですが。今から行きません? てか行きましょう」
    「……レイフってたまにそういう所あるよな。まぁ付き合ってやるかー」

     さすがダミアと笑って早速準備を始めた、いつもなら抜け出しては四天王らに怒られていたが、今は休みなので怒られないだろうというレイフの考えだった。どうせならと保護してるポケモン達も連れていくことにした、バトルはまださせれないが、何かいい刺激になってくれたらと思いながら。
    数時間後、チャンピオン二人が来ているということであっという間に人だかりが出来てしまい、それが四天王の耳にも入り現地で怒られるとは知らない二人であった。
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    ちょこ

    DONEよそのこさんお借りしてます
     倒された落武者を見て終わった事を察した、里は刀を仕舞うと、燕志の元へ行く。まだ後ろ姿でしか見れてないが、息が上がっているのか肩が上下ゆっくりと動いているのが分かった。里は小走りで走ると、燕志に声をかけた。
    「えーじ……」
     里の声に気づいたのか、燕志が後ろをむく。怪我をしない日はないのではと言うほど、燕志はよく怪我をする。今もこうして、腕を斬られたのか一部服が血で滲んでおり、そこだけではなく他の所も怪我をしているのが見て分かった。これは看護班の所に連れていった方がいいな、とそう思った矢先に、燕志から唐突に抱き上げられた。
    「え、えーじ下ろして……」
    「……」
    「……えーじ……」
     これが初めてではなかった、落武者との戦闘が終わっても昂っているのか分からないのだが、こうして里の事を抱き上げるのだ。里としては、自分を抱き上げるより治療しに行って欲しいのだが、強く拒絶してはいけない気がして、あまり抵抗出来ないのだ。先程のように、一応下ろしてと言ったが、降ろされたことは無い。そうしているうちに、燕志は里を抱き上げたまま歩き出した。このまま看護班の所へ行くのだろう。
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